響ブロッサムハーモニー2022
Hibiki Blossom Harmony 2022
ジャパニーズ・ブレンデッド
サントリースピリッツ
43%
サントリースピリッツが製造するブレンデッドウイスキー「響」。まさにジャパニーズ・ウイスキーの至高、頂にあるブランドだと思います。大学生の頃から大好きなブランドの一つ。
その頃から「ブレンデッドなら響、シングルモルトなら余市」と言い続けて13年ほどの時間が流れたわけです。
響ブランドの数多ある受賞歴の説明はここでは省かせていただきます。
2013年某日、奈良県天理市にあるBar H2さんで響21年を飲ませていただいた時の衝撃は本当にいまだに忘れられません。自分の口の中にオーケストラがいて、シンフォニーを奏でたんですからね。
響21年に関しては2019年に東京都葛飾区にあるBar Robroy西葛西店さんでもいただきました。この時は、思いのほか固い印象を受けたのですが、試しに1滴水を落としてみると一気に花開きまして。私が勝手に言っている「ドロップ・アップ(1滴加水)」の起源になりました。
また、現在はなくなってしまった「響12年」も昔はスタンダード品でした。
響12年 |
我が家に最後にやってきたのは2015年1月。
japanese"おいしい"はここにあると思います。最近は自分の中でも「マッサンブーム」でだいぶニッカ贔屓になっていますが、サントリーさんのこれはやっぱ特別。誰が飲んでもそれこそ旨いでしょう。なんだかよくわからないけれど、心があったまるウイスキーです。体が求めていたものって感もある。今でも響 21年を奈良のバーで飲んだときのあの感動は忘れられない。段々とサントリーさんのウイスキーは値段が上がってますので、僕が30歳になって「響30年」を飲もうというころにはいったいいくらになっていることやら。いや、後4年も先の話だし、もしかしたら逆に値下げになっているかも・・・と甘い期待もしながら。そうです。30歳になったら響30年でお祝いをするんです。「響30年、俺も30年」とね。しかし、響35年には金銭的に手が届きそうにないので、35歳のお祝いは特になしだな笑
当時は、今のようにウイスキーの価格が高騰するとは考えていませんでした。「響35年」どころか、「響30年」も一般庶民には手が出せない価格になってしまいました。というか、当時の価格を知っていると余計に手が出ない・・・。
でも、34歳になった今、「響ブロッサムハーモニー2022」という限定品を手にすることが出来たのは、有難い祝福だと思いながらいただいております。本当にありがとうございます。
パッケージの一つ一つに意味が込められていて素晴らしい。お祝いの食事に用いられる"祝い膳"に着想を得た特別なデザインを取り入れています。古来、縁起がよいとされる八角形の皿に、長寿を意味する「松皮菱」と桜や花菖蒲など縁起のよい花々を描き、端正かつ華やかな意匠に仕上げました。
上記の内容は同封されているメッセージカードから。サントリーチーフブレンダーである福與伸二氏のメッセージやテイスティングノートもとても素敵。その内容は敢えて伏せておきます。
香り
花、桜、金木犀、青リンゴ、アプリコット、樽
味
スムーズ、穏やか、洋梨、ハチミツ、ヘーゼルナッツ、桜餅、あんこ、胡椒
余韻
非常に長く心地よい、瑞々しい新緑
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより円やか、果実味が増す。味も洋梨感が強まり甘味は少し抑えられてスッキリした印象に。後半にかけてのスパイスが強まる。余韻は相変わらず長い。水の音が聞こえる森の中。
全体的な骨格は響のままに、桜樽由来の独特な花、桜餅のニュアンスが楽しめる非常にユニークな一本。ついつい心が躍ってしまいますね。素敵な夜。
Amazonや楽天市場にも出ているんですね。。。値段が〇倍になってるけど汗
それでは皆さん、良い夜を。
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