Springbank Cask Strength
Aged 12 Years
スプリングバンク・カスクストレングス12年
スコッチ・シングルモルト(キャンベルタウン)
瓶詰:2021年9月8日
ボトルNo.21 / 133
55.9%
輸入:ウィスク・イー
スプリングバンクといえば、今やシングルモルトの中で人気No.1と言っても過言ではない銘柄。
こちらがオフィシャルサイト。
そしてこちらが、ウィスク・イーさんによる紹介ページ。
スプリングバンク蒸留所は、1828年創業。レイド家によって創業されましたが、すぐに現在のオーナーであるミッチェル家(J,&A,ミッチェル社)が買収。製麦(モルティング)施設と瓶詰(ボトリング)設備を持ち、全工程を行うことができる独立系の生産者。
また、同資本のインディペンデント・ボトラーであるウィリアム・ケイデンヘッド(1842年創業のスコッチ最古のボトラー会社。1972年からJ,&A,ミッチェル社が経営)のボトリングもスプリングバンク蒸留所で行っている。
フロアモルティングの自家製麦芽比率はなんと100%!!
乾燥に使うピートはキャンベルタウン郊外のマクリハニッシュとスペイサイド・トミントールで採取されたものを使用。仕込み水はクロスヒル湖の水。
蒸留器はストレートヘッド型が3基。初留ではガス直火焚きとスチーム加熱を併用。
蒸留所では以下3つの銘柄のシングルモルトを製造している。
スプリングバンク
2回半蒸留。ミディアムピート(12~15ppm)。生産量は全体の約7割。
ロングロウ
2回蒸留。ヘビリーピート(50ppm)。生産量は全体の約1割。
香り
リッチでフローラル、ラベンダー、スミレ、アプリコット、紅茶、ハーブティー、ミント、苔
味
穏やかで濃厚なピート、土っぽい、モルティ、ダークチョコレート、ソルティ、ドライ、力強いがしつこくないヒリヒリ、アーモンド
余韻
非常に長く複雑、甘い含み香を感じさせながらドライでしっかりまとまっている
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより土っぽい感じに。味はゼスティさが強まり塩辛い印象が強烈に続く。余韻は相変わらず長い。複雑さは和らぐ。相変わらずドライ。
ということで、これはとんでもないものに出会ってしまった感じですね。特にドロップ・アップしてから一気に拡がった印象がありました。加水が吉ということでしょう。
今まで、あまりスプリングバンクを意識してきませんでしたが、これは凄い。大人気な理由が窺えました。ハマるわ。
Amazonや楽天市場には見当たらなかったので、武川蒸留酒販売さんの2018年ボトルですが、リンクを貼っておきます。
それでは皆さん、良い夜を。
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