2019年11月29日金曜日

WHITE WALKER by Johnnie Walker



WHITE WALKER by Johnnie Walker
ホワイトウォーカー・バイ・ジョニーウォーカー
スコッチ・ブレンデッド
41.7%

GAME OF THRONESとのコラボ商品
アメリカのテレビドラマ制作会社HBOが2011年から放送した大ヒットドラマ"GAME OF THRONES"(以下GOT)。今年放送された第8シーズンで惜しまれながらも終焉をむかえたこのドラマの1ファンとしてやっと手に入れることができた今回のホワイトウォーカー・バイ・ジョニーウォーカー 。

GAME OF THRONESについては、以下wikipediaをご参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA


GOTに出てくる雪国の屍人「ホワイトウォーカー」の名をそのまま商品化してしまうとは。さすがはジョニーウォーカーです。キーモルトはクライヌリッシュとカーデュだそうです。

このホワイトウォーカー・バイ・ジョニーウォーカー は、冷凍庫でキンキンに冷やして飲むことを推奨しています。以前飲んだザ・フェイマス・グラウスの「スノー・グラウス」(ブレンデッド・グレーン・ウイスキー)もまた、冷やして飲むことをオススメしてましたが、「冷凍庫で冷やせ」と言われたのは今回が初めてのような気がする。

そもそもウイスキーって冷凍庫で冷やして良いものなのか?って疑問が湧きました笑


ウイスキーは冷凍庫で冷やして楽しめる
念のため調べてみたところ、ウイスキーが凍るのは-24℃くらいだそうです。一般家庭の冷蔵庫の冷凍室は-18℃くらいなのでウイスキーが凍りつくことはないとのこと。
たのしいお酒.jp https://tanoshiiosake.jp/4727

それは心強い。ということで早速このホワイトウォーカーさんを冷凍室にぶち込みました笑


すると、ボトルの側面にイカした文字が!


WINTER IS HERE


出ました!これがGOT本家のホワイトウォーカーさんたちの標語"WINTER IS HERE"です。北部の主・スターク家の"WINTER IS COMING"も渋いけど、この"WINTER IS HERE"は、より鬼気迫るものがありますよね。今でも場面場面が思い出されます。



こちらはボトルを上から撮影したもの。キャップにもちゃんとGOTの文字が。


冷凍したウイスキーはトロトロ
恥ずかしながら今まで知らなかったんですが、冷凍したウイスキーをグラスに注いでみると、なんだか液体の動きが遅い。トロトロしてます。喉越しもトロトロしている気もするし。これはこれでなんだか楽しい。未知ゾーン笑


ウッディでドライ
さて本題。肝心なウイスキー自体のテイスティングはというと。ここは敢えて、冷凍からさめた常温に近い状態のものを書いていきたいと思います。トロトロの状態は美味しいんですが、香りとかわかりづらい面もあるので。

香り
カラメル、樽、ウッディ、ブドウ、シナモン、黄色い花、パイナップル


スッキリした柑橘、グッとくるウッディ、ちょっぴりスパイシー、後味が結構ドライ、ジョニーウォーカーシリーズの中ではレッドに近いかな?

余韻
ドライで胡椒的なエッセンス、爽やかに鼻から抜けていく

冷凍
ちなみに冷凍状態で飲むと、香りや味は甘さが際立ちます。余韻も爽やかさが増し、スパイシーさが薄れる。

GOTとジョニーウォーカー のコラボ商品は他にも出ているので、これまた飲んでみたいです。GOTファンかつジョニーウォーカー ファンとしては必ずおさえておきたいアイテムかも。






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2019年11月24日日曜日

小方祐馬(プレパラート) 街角ライブ in アリスガーデン

今日は小方祐馬(プレパラート) 街角ライブ in アリスガーデンにアコースティックギターで参加してきました。今日は珍しくリーダー・小方くんと2人でのライブということで、いつもとまた雰囲気の違うプレパラートだったかと思います。

セットリストは以下。
01.rails
02.雨水の調べ
03.KAZEの唄
04.Breeze
05.閼伽の水
06.終着駅
07.Karst Load
08.friends
09.なつみかん
10.風の便り

こちらのセットリストを1部・2部と繰り返して演奏させてもらいました。

個人的に1年ぶりのアリスガーデン。やっぱりアリスガーデンはいいね。広島を感じる。さすが広島のへそ。若い人とか観光客とか多いしね。ステージ横のクレープ屋さんから発せられる素敵な香りでお腹がぐーぐー鳴りそうでしたが笑



1部終了後に撮影した様子。Twitterでも突っ込まれましたが、小方くんがなんだか寂しそうですね。笑ってないし笑


今回のライブ、アコースティックギターをラインで繋いで音を出すのではなく、コンデンサーマイクをホール部分に取り付けて音を拾うということを小方くん発案で実施しました。

iPadで録音した音を聴いてみてますが、普段のラインの音よりも格段に良い。というのも以前からラインで繋いだ音ってバキバキしてて悩みの種だったんです。

アコギをエレアコ化したくて、ピアゾ式のピックアップを導入する手術をしたのが7年ほど前になりますか。一人で弾き語りプロジェクトを始めるためにしたんですが、スピーカーから出るアコギの音に違和感がずっとあり・・・。フィンガーノイズとか恐ろしいくらい拾われるし(技術不足www)、音自体も思ってる音と違いすぎて。やはり「エレキ感」が否めず。なかなか納得のいく音って難しいなーって考えていました。先月のプレパラート定期演奏会後、小方くんに相談してみたところ、「コンデンサーマイクで拾ってみては?」というアドバイスをもらってネットでも色々調べてみたんですが、とりあえず今回は小方くんが持っている楽器に取り付けられるコンパクトなコンデンサーマイクを貸していただける運びとなり演奏した次第です。

それがえらい音が違う。本当にアコギで自分が出している、聴いている音がそのまま出ています。当たり前と言えば当たり前なんですがね笑


フレット間を移動する際の指を滑らした音とか、細かいところまでそのまんま拾ってくれていて非常に良いです。やはりマイクだなーって改めて感じたのでありました。

これは自分でも買ってみるしかないなー。やはり音は妥協したらいかんね。

本日、アリスガーデンで見ていただいた皆さん、たまたまではあったでしょうがありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!


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2019年11月23日土曜日

COLDPLAY Everyday Life


昨日11月22日、日本では「いい夫婦の日」と言われるこの日。実に4年ぶりの待ちに待ったCOLDPLAYのニューアルバムがリリースされました。その名も"Everyday Life"。「日々の生活」ですかね?

Sunrise
1. Sunrise
2. Church
3. Trouble In Town
4. BrokEn
5. Daddy
6. WOTW / POTP
7. Arabesque
8. When I Need A Friend

Sunset
1. Guns
2. Orphans
3. Èkó
4. Cry Cry Cry
5. Old Friends
6. بنی آدم
7. Champion Of The World
8. Everyday Life

Bonus Track
1.Flags

日本盤のボーナストラックを含む全17曲。なかなかボリューミーです。昨日の夜からまだ2周くらいしか聴いてないですが、本当素晴らしい。前回の"A head Full Of Dreams"の明るいポップチューンなのも好きでしたが、今回のディープでエレガントな雰囲気、その中に光るエッジの効いたロックサウンド。と言ったら良いんですかね?

まだまだ聴き込めてないので、感想を書くには至りません。
是非、皆さんのお耳で聴いてみて感じてほしいと思います。
昨日ヨルダンでのライブがYOUTUBEで生放送されていました。そちらをどうぞ。



どうやら、環境のことを考慮して今回のアルバムではワールドツアーを開催しないらしいです。残念ではありますが今後の彼らにさらに期待したいと思います。


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2019年11月21日木曜日

日曜日は、小方祐馬(プレパラート)ライブです!

11月24日(日)
15:00-17:00 街角ライブ in アリスガーデン

にて、小方祐馬(プレパラート)でライブです。今回はなんとリーダー小方氏と私D:KSMT(クスモトダイスケ)がまさかの2人で演奏します。もちろんプレパラートの音楽をね笑

最近、広島も一気に寒くなってきました。寒さに負けずに広島のへそと言われるアリスガーデンにて頑張りたいと思います。

https://praparat.net/portfolio/live-20191124/

今年、私がプレパラートで演奏させてもらう最後のライブですね。まさか2人とは笑


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2019年11月18日月曜日

Adelphi's Glenborrodale Batch Release No.6


Adelphi's Glenborrodale Batch Release No.6
アデルフィ グレンボロデール8年 バッチ6
46%
ノンチルフィルタード
ノンカラーリング
(スコッチ・ブレンデッドモルト)

アデルフィ社のオフィサルサイトは以下。
http://www.adelphiselection.com/

アデルフィ社は1826年創立のインディペンデント・ボトラーズ。創立当時は、アデルフィ蒸留所というウイスキーの蒸留所だったそうです。冷却濾過やカラーリングを一切しないことがモットーだそうです。

武川蒸留酒販売さんによる説明。
https://mukawa-spirit.com/?pid=141627876
モルト好きの方には高品質インディペンデントボトラーとして名高く、またその小さいラベルがトレードマークでもある「アデルフィ」。同社の歴史は古く、1826年にアデルフィ蒸留所として、スコットランドのグラスゴーで創業しました。
<テイスティングノート>
香りはレーズンと僅かな硫黄、甘いモルト、草原、ボディはソフトで甘いチョコレートクッキー、フィニッシュはライトなクローブで、長くないが綺麗にフェイドアウト。
ボトルに実際に書かれているテイスティングノート。
Summer Scottish breakfast with buttered oatcakes and heather honey; dark cherry, white peach and kiwi fruit compote; and hazelnut spread on well-toasted drop scones.
いつものごとく適当に訳します。
バターの塗られたオークケーキとヘザーハニーといった夏のスコットランドの朝食。ダークチェリー、白桃、キウイフルーツのコンポート。そしてよく焼けたドロップスコーンにヘーゼルナッツが拡がる。

・・・「夏のスコットランドの朝食」ってあたりがわからない笑
ちなみに、リフィルのシェリーカスクで熟成されているらしい。


フルーティなトースト
香り
ダークなシェリー、レーズン、クライゲラヒみたいな硫黄感、奥行きのある上品なオーク、バター、トースト、ナッツ


キウイフルーツを彷彿とさせる酸味の効いたフルーツ、桃、さくらんぼ、マスカット、ビスケット、パンの耳、オーク

余韻
軽やかだが豊潤

ドロップ・アップ(水を1滴垂らす)
瑞々しいフルーツ、ビターチョコレートが顔を出す。甘さよりも苦味が増す

非常に複雑で面白いブレンデッドモルト。奥深さを感じさせてくれる一本かと思います。恐るべし。





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2019年11月17日日曜日

ウイスキー用ドロッパー Glass Whisky Water Dropper Angel top by Angels' Share Glass

1週間以上にわたりブログ更新できておりませんでした。体調不良やら何やらであっという間に11月も中旬。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

この期間に我が家にウイスキーを楽しむための新しいアイテムがやってきました。その名も「ドロッパー」


スコットランドにあるANGEL'S SHARE GLASSさんが、1点1点手作りで作っているガラス細工。ウイスキーに1滴水を垂らす、自称「ドロップ・アップ」をするためのアイテムです。こんな商品があるとは。世界は本当に広いですね。知り合いに話したら、「マニアックすぎる」と笑われました笑

商品自体が分かりづらいと思いますので、Amazon.co.ukから。
Amazon.co.ukから
official web siteから
ANGEL'S SHARE GLASSさんの公式サイトは以下。
https://www.angelsshareglass.com/

ドロッパーのトップ部分は3種類。ポットスチル、エンジェル、アザミ。今回私が買ったのはエンジェルです。


想像していたよりも全体のサイズが大きくて少し驚きました。が、使ってみると非常にしっくりくるサイズ。使いやすい。ちなみに、下の写真のように、専用ケースに入っていて、保管にも便利。


具体的な使い方はYOUTUBEにも上がっている以下の動画をご参照ください。


極論、「ウイスキーに水を加える」それ以外の何者でもありません笑

しかし、こういう細かいところにこそ、真剣に取り組みたいものです。それでこそ、「大人の遊び」です。とか言ってみます。

Amazon.co.ukのページをリンク貼っておきます。
https://www.amazon.co.uk/Glass-Whisky-Water-Dropper-Angels/dp/B07PWDTNLZ?ref_=ast_bbp_dp

£20前後ですが、送料が£12前後かかったので、結局のところ£33.82かかりました。日本円で4,700円くらい。

ということで「お得な買い物」とは言えないかもですが、こうやって海外の商品も簡単に購入することができるというのは素敵な時代だなーって改めて思います。到着に1週間以上かかりましたが・・・。

日本国内でも取り扱われて普及することを望みます。なんたって、とっても可愛いですから。


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2019年11月6日水曜日

ジョビオ

ジョウビタキ♂ 2019年11月、廿日市にて
久しぶりに鳥の話。先日、家の前で可愛くさえずっている声が聞こえた。聴き慣れないが美しいその声の持ち主は冬鳥のジョウビタキ Phoenicurus auroreus ♂(通称ジョビオ、♀のことをジョビコという)。


YOUTUBEにも一応あがってました。早口でやや細めの声。可愛いですよね。冬鳥ですので、普段は「ヒッヒ、カカッ」といった地鳴きばかりですが、暖かい日には上機嫌に歌ってたりします。

冬の風物詩でもあるジョウビタキは、♂♀ともに縄張りを持つので、3月くらいまで同じ個体を観察することができます。去年もそういえば♂が近所にいました。が、もっと若い個体だった気がする。その子が1年経って大人になって帰ってきたのかな?

ちなみに♀はこんな感じ。

ジョウビタキ♀ 2015年2月、岡山市にて
♂に比べると地味な色合いですが、背中・腹部分から尾羽にかけてのオレンジが特徴的。すでにカモも渡ってきてますね。そろそろ本格的にバードウォッチングに行きたい。


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2019年11月4日月曜日

MacArthur's


MacArthur's
マッカーサーズ
40%
(スコッチ・ブレンデッド)

ジェームス・マッカーサー社によるブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。
インターナショナル・ビヴァレッジ社による紹介サイトは以下。
http://www.interbevgroup.com/brands-spirits-macarthurs.php

The Clan MacArthur, which gives our Select Scotch Whisky its name, is one of Scotland's oldest and most respected. From the banks of the majestic Loch Awe on Scotland's west coast the MacArthur's stood for their freedom alongside Robert the Bruce at Bannockburn and Bonnie Prince Charlie at Culloden and have left their mark on the history of their land. Today, a new kind of MacArthur Clan is growing. Like-minded people around the world are discovering our wonderful whisky. 
我々の選ばれたスコッチ・ウイスキーにその名前を与えたマッカーサー氏族は、スコットランドで最も古く、最も尊敬される氏族の一つ。スコットランドの西海岸にある雄大な畏敬の念を抱かれるローモンド湖のほとりから、マッカーサーはバノックバーンのロバート・ザ・ブルースとカロデンのボニー・プリンス・チャーリーと共に、彼らの自由を支持し、彼らの土地の歴史に足跡を残しました。今日、新しい種類のマッカーサー一族が成長している。世界中の志を同じくする人々が、私たちの素晴らしいウイスキーを発見している。 
The MacArthur's blend is appreciated by those connoisseurs who enjoy a medium bodied, uncomplicated whisky. It is a softly aromatic blend with a smooth, mellow palate and a fresh lingering finish. Carefully selected regional malts and superior grain whiskies have been expertly blended to create this robust and full flavoured Scotch which has become a firm favourite with consumers around the world. 
マッカーサー・ブレンド(・スコッチ・ウイスキー)は、ミディアムボディでシンプルなウイスキーを楽しむ愛好家に高く評価されている。それは滑らかでまろやかな口当たりと新鮮な余韻の長い後味を持つ柔らかく芳香のブレンド。厳選された地域のモルトウイスキーと優れたグレーンウイスキーを巧みにブレンドし、世界中の消費者に好まれているこの堅牢で風味豊かなスコッチを作った。
適当な和訳と共に笑 この紹介文、難しい汗

ジェームズ・マッカーサー社の設立は1877年。インディペンデント・ボトラーズとして活躍しているようで、オフィシャルサイトでは、シングルモルトの紹介がされています。
http://www.james-macarthur.co.uk/


シトラスやフルーティー、軽やかなミディアムボディ
香り
フルーティー、シトラス、バニラ、フローラル


バター飴、熟した果実、スパイシー

余韻
強いウッディ感が鼻から抜けていく

ドロップ・アップ(1滴水を垂らす)
フローラルが強く感じられる。味にウッディさが強くプラスされる。余韻も舌にタンニンっぽいヌメっとした感触が残る。

全体的に軽やかな印象。だが「ライト」ではなくあくまで「ミディアム」。「ライトよりのミディアム」ってところ笑

カクテルのことはよく分かりませんが、カクテルに使うのも面白そう。ジョニーウォーカーのレッドとかに近いのかなー、って勝手に感じてますが・・・。はてさて。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
【あす楽】マッカーサーズ 正規品 40度 700ml
価格:1070円(税込、送料別) (2019/11/4時点)


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2019年11月3日日曜日

Glenallachie Distillery Edition



Glenallachie Distillery Edition
グレンアラヒー ディスティラリー・エディション
(スコッチ・シングルモルト)
40%

グレンアラヒーのオフィシャルサイト。
https://theglenallachie.com/


そいえば、今年に入ってですかね?グレンアラヒーのロゴマークがこんな感じになりましたよね。なんかファンタジー映画みたいですよね笑

ということは、今回のディスティラリー・エディションは昨年以前のリリースと見て間違いないですよね?この落ち着いた雰囲気も好きです。

武川蒸留酒販売さんによると、こういうことらしい。
https://mukawa-spirit.com/?pid=138938534
英国のみで流通していたグレンアラヒー蒸留所のオフィシャルボトル。
蒸留所の所有権がペルノ・リカール社から、元ベンロマック蒸留所のオーナーであるビリー・ウォーカー氏が率いるグレンアラヒ ディスティラーズカンパニーに売却された2017年に、ペルノ・リカール社からリリースされました。
現在のコアレンジにはない、ノン・エイジ・ステートメントです。
<テイスティングノート>
色:アンバーゴールド
香り:キャラメリゼされたリンゴ、ナシ、蜂蜜、ブラウンシュガー、砕いたビスケット
味わい:クリーミー、柑橘のヒント、バニラ、オーク
フィニッシュ:長く続くフルーティーなエステル香

まさかイギリスのみで販売されていたパッケージとは。2017年に変わったのか。なるほど。

グレンアラヒーは、スペイサイドのアベラワーにあります。ベンリネス山の麓に位置し、仕込み水はベンリネス山近くの泉のものを利用しているそうです。創業は1967年。

とあるバーで大好きな「ダルウィニー」を注文したところ、似たものということで出していただいたのが「グレンアラヒー」だった。たしかシグナトリー・ヴィンテージのボトルだった。似ているとは正直思わなかったけど、グレンアラヒーも確かに穏やか。しかし、スペイサイドらしい華やかさというか、フルーティさが際立った美酒だと思われました。


紛れもない美酒、果実味の強いバーボンバレル
そして今回のディスティラリー・エディション。

香り
リンゴ、蜜、パンの耳、ドライ


バニラ、ウッディ、かすかに苦味のある濃い蜂蜜、滑らかな舌触り(シルキーではなくクリーミー)

余韻
フルーツ、ウッディ、さらっとしてるが長い

ドロップ・アップ(水を1滴垂らす)
まろやかさが増す。よりウッディな感じが強まる。心地よくスモーク感も加わる。ピートというよりは樽由来のものか。

総じて美酒。果実味の強いバーボンバレルって感じ。素敵なお酒です。これは是非お試しあれ。



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2019年11月2日土曜日

Longrow Peated


Longrow Peated
ロングロウ・ピーテッド
46%
(スコッチ・シングルモルト)

昔はスペイサイドよりも反映したというキャンベルタウンという町でユニークなウイスキーを作り続けているスプリングバンク蒸留所

創業は1828年。伝統の製法を頑なに守り続け、フロアモルティングによる製麦からボトリングまでの全工程を敷地内で100%行っているスコットランドで唯一の蒸留所。

キャンベルタウンのスプリングバンク蒸留所では、スプリングバンクヘーゼルバーンロングロウというまったくタイプの異なる3つのシングルモルトウイスキーが蒸留されている。

3種の主な違いは以下のとおり。

スプリングバンク:全生産量の7割、フェノール値8ppm、2.5回蒸留
ヘーゼルバーン :全生産量の2割、フェノール値0ppm、3回蒸留
ロングロウ   :全生産量の1割、フェノール値50ppm、2回蒸留

今回飲んでいるロングロウ・ピーテッドは、その特徴についてオフィシャルサイトで次のように紹介されている。http://springbank.scot/whisky/longrow/peated/
Longrow Peated
Longrow Peated offers those who enjoy a heavily peated whisky the chance to enjoy a lingering smoky taste that travels through the senses like the smoke billows from a kiln.
Nose:
Very creamy, vanilla custard. The smoke develops and toasted marshmallows, herbs and rich fruits appear over time.
Palate:
Incredibly well balanced – rich and creamy with a slight medicinal hint. The smoke is always present and washes over the palate in waves.
Finish:
The gentle smoke lingers and lingers.

適当に和訳。
ロングロウ・ピーテッドロングロウ・ピーテッドは、ヘビリー・ピーテッド・ウイスキーを楽しむ人に、長引くスモーキーな味を楽しむ機会を提供する。それは窯から出る煙の波のような感覚を介した旅行。
香り:とてもクリーミー、バニラカスタード。その煙は長い時間をかけてトーストしたマシュマロ、ハーブ、豊かな果物へと発展していく。
味:信じがたいほどの素晴らしいバランス。少しミディシナルなエッセンスがありリッチでクリーミー。スモーキーは常に存在し、口蓋の上を波で洗う。
フィニッシュ(余韻):優しいスモークが余韻として続く。

と、非常に面白い紹介文。確かに複雑で一筋縄ではいかないスモーキーなウイスキーって感じ。以下は私の勝手なテイスティングノート。


抜群にスモーク、かつデリケート
香り
ピート、スモーク、水気を含んだ土、石炭、バニラ、草、フルーティ


クリーミー、塩、スモーク、ウッディ、スパイス

余韻
ヘビーすぎないライトなスモーク、薫製、ウッディさが際立つ

という感じ。非常にデリケートな印象を受ける。そしてとてもスモーキー。"Smoke"という表現がこんなに似合うウイスキーもまた珍しい。スモーキー・ジョー以上にスモークな感じがする。個人的には。いつまでも飲んでいられる、そんな素敵な1本。




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2019年11月1日金曜日

1770 Glasgow 2019 Release Limited Edition


1770 Glasgow 2019 Release Limited Edition
1770 グラスゴー 2019リリース・リミテッド・エディション
ノンチルフィルタード
46%
(ローランド・シングルモルト)

1stフィルのエクストラ・バーボンカスク熟成、ヴァージンオーク樽で後熟されたグラスゴー蒸留所のシングルモルト・ウイスキー。

「1770」のブランド名は、史上初めてグラスゴーに設立されたウイスキー蒸溜所であるダンダスヒル蒸溜所(Dundashill Distillery、1902年に閉鎖)の創業年に由来しているとのこと。

グラスゴー蒸留所のオフィシャルサイトはこちら。
https://glasgowdistillery.com/

"Contact"のところのこのポットスチルの写真を見るに、中国醸造さんの桜尾蒸留所と同じでは?とふと思いました。

グラスゴー蒸留所サイトから
桜尾蒸留所

んー、写真を見比べるとポットスチル上部分の形状に違いがあるなー。金属感は一緒だけど。

グラスゴー蒸留所は、ウイスキーの他にジンやウォッカも作っているらしい。桜尾蒸留所もジン作ってますよねー。共通点を意地でも探す笑
2019 AWARDS:
GOLD – San Francisco World Spirits Competition
GOLD – International Spirits Challenge
GOLD – International Whisky Competition
GOLD – Scotch Whisky Masters
2019リリースは、いろいろな受賞歴があるようです。ISCやIWCでもゴールドに輝いているんですね。とても注目度の高いウイスキーであることが窺えます。

1770 2019リリースのボトルには次のように特徴が書かれています。

Red Berries, Pear,Toffee, Vanilla, Marzipan, Biscuit, Honey, Pineapple, Hints of Pepper, Liquorice.
(翻訳)
レッドベリー、ナシ、トフィー、バニラ、マジパン、ビスケット、蜂蜜、パイナップル、微かに胡椒、甘草。

ローランド感溢れる複雑さと甘み
香り
ラズベリー、梨、柿、トフィー、ビスケット、蜂蜜


シナモン、胡椒、バニラ、杏仁、ドライ

余韻
杏仁っぽさが強い草っぽいドライさ、ブレッド、干しぶどう


ドロップ・アップ(水を1滴垂らす)すると、アロエっぽい草の感じが強まる。草原の気分。ミツバチが頭の上をブンブンと行き交う感じ。うむ、素晴らしい。行ったこともないけど、ローランドの草原ってこんな感じなのかな笑

今後が楽しみですね、グラスゴー蒸留所の。これはルーキー of the yearかなー。ごめんね嘉之介www







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