2019年1月23日水曜日

Kingsbury Gold "Mhain Baraille" 1993



Kingsbury Gold "Mhain Baraille" 1993
キングスバリー ゴールド メイン・バライル 1993
スコッチ・ブレンデッド
43.1%
ノンチルフィルタード
ノーカラーリング
樽番号 7
(この樽からは、446本限定リリース)

キングスバリー社
スコットランド・アバディーンにて設立されたインディペンデント・ボトラー。1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、その後ロンドンに事務所を構え、専門的な蒸留酒を取り扱っている。

以下、武川蒸留酒販売さんから引用。https://mukawa-spirit.com/?pid=138186109

キングスバリー社の通称ゴールドと呼ばれる「カスクストレングス」シリーズは、特に際立った個性をもった樽のみが厳選され樽出しにてボトリングされる渾身の作品達で、同社の最高品質を誇ります。

「メイン バライル(Mhain Baraille)」というゲール語でONLY BARREL、つまり「シングルカスク」を 意味する「衝撃の長期熟成ブレンデッドウイスキー」がリリース。
主要原酒に、「マッカラン」、「グレンリベット」、「グレンロセス」、「ハイランドパーク」、「ブナハーブン」という人気蒸留所ばかりのモルトが70%も使用され、「シングルビンテージ・シングルカスク」の「オロロソ・シェリー樽熟成」ブレンデッドウイスキーという何とも贅沢で、またまた類い稀なる素晴らしい内容となっております。 

ボトルに書かれたテイスティングノート。
AMBER, SHERRY, LUSCIOUS, TOFFEE, SPICE, RICH, WONDERFUL.
(琥珀色、シェリー、甘美、トフィー、スパイス、リッチ、素晴らしい。)

なんじゃこりゃ笑 素晴らしいって言い切っちゃってるあたりが心地いいね。

しかし、それはまったく嘘ではなく、非常に上品な素晴らしい、完成度の高い一本。

香り
べっこう飴、シェリー、焦がした木(薪)

シェリー、トフィー、バターキャラメル、スパイシーでありウッディ、木片

余韻
鼻から抜ける煙感(決してピーティさやスモーキーさは感じない)、少し官能的、舌の上に残るタンニンっぽさ、心臓が落ち着く心地よさ

といった感じに思われます。

まー、テイスティング以上に、見た目。液体の赤茶色の濃ゆいこと。これで無着色ですからね。色の濃さで例えてみるなら、グレンドロナック18年(アラダイス)を彷彿とさせるものがあります。

30歳の良い記念になりました。ありがとうございます。


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