2019年1月14日月曜日

Black Bush


Black Bush
ブラックブッシュ
アイリッシュ・ブレンデッド
40%

世界最古を謳うザ・オールド・ブッシュミルズ蒸留所。創業1608年。
土屋守氏の「シングルモルトウィスキー大全」では以下のように説明されています。

2008年に創業400年祭が行なわれたが、これは現在の蒸留所の開業年を必ずしも意味しない。1608年はイングランド国王ジェームズ1世(スコットランド王ジェームズ6世)から、アントリムの領主、サー・トーマス・フィリップスに蒸留免許が与えられた年で、現在の蒸留所の正式オープンは1784年である。もちろん同地で400年以上も前からウィスキーづくりが行なわれていたのは、事実ではあるが。

懐かしいなー、そう言えばブッシュミルズ400年記念のボトルを2014年に飲んでいました。https://d-ksmt.blogspot.com/2014/10/sunny-sound.html


まー、毎回思うんですがブッシュミルズさんは本当に素晴らしいウイスキーを作る蒸留所だと思います。なんてったって飲みやすい!

もう少しブッシュミルズ蒸留所についての説明を続けたいと思います。
アサヒビールさんのブランド紹介ページを見つけました。
https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/liquorworld/brand/bushmills/

アイルランド島の北端、冷たい海に面したイギリス領北アイルランド・アントリム州。この地に立つブッシュミルズ蒸溜所は、1608年創業とも言われるアイリッシュウイスキー最古の蒸溜所のひとつです。

アイリッシュウイスキーの伝統的な製法である3回蒸溜を守り、モルト原酒の原料には100%アイルランド産のノンピート麦芽を使用することで、軽やかでスムースな口当たりを実現。それでいてモルトの味わいがしっかりと感じられるのが特徴です。

アイルランドで1850年代に麦芽税が施行されると、多くの蒸溜所では未発芽大麦を使用するようになりましたが、ブッシュミルズは大麦麦芽(モルト)にこだわり続けています。

そうなんです。僕も昨年たまたまgoogle mapで暇つぶしに蒸留所を地図上で色々調べていたときに知ったのですが、ブッシュミルズ蒸留所って北アイルランドにあるんですよね。つまり、アイルランドではなくイギリスなんです!いやー、本当にびっくりした。

そしてスコットランド風の建物でありながら、アイリッシュ伝統の3回蒸留
スムーズな口当たりはここに秘訣があるのだと、勝手に思っています。


今回のBlack Bush ブラックブッシュは、ロロソシェリー樽とバーボン樽で最長7年長期熟成させたモルト原酒を80%以上使用し、少量生産のグレーンウイスキーとブレンド。シェリー樽熟成由来の熟した果実の香りと重厚な味わいが特徴」とのこと。https://sp.asahibeer.co.jp/products/detail.psp.html?SITE=whisky_brandy&CATEGORY=irish&BRAND=bushmills&ID=47804

テイスティングノートを綴っていきます。

香り。
スパニッシュ感抜群の陽気なシェリー酒。秋の落ち葉。柑橘系のサングリア。モルティ。ニスっぽい感じもあり。

味わい。
なかなかスパイシー。ゼスティ。ぶどう由来のフルーティな甘み。シュークリームの中のクリーム。甘みの少ない蜂蜜。口当たりの滑らかさが抜群。

余韻。
程よい心地よさ。さらっとしている。

総じてさすがはブッシュミルズさんって感じですね。やはり最大の特徴は口当たりの滑らかさですかね。素敵。


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