2019年1月12日土曜日

Blue Hanger 11th Limited Release(Berry Bros. & Rudd)


Blue Hanger 11th Limited Release
ブルーハンガー11th リミテッドリリース
スコッチ・ブレンデッドモルト
瓶詰2014年
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
45.6%
ベリーブラザーズ&ラッド社

コンパスボックスのダブル・シングルで幕を開けました2019年。2019年の2本目は、昨年の私D:KSMTが勝手に選ぶウイスキー of the yearで金賞に輝いたブルーハンガー・シリーズから。https://d-ksmt.blogspot.com/2018/12/of-year-2018.html

昨年の9thとは違い、今回は11thです。
おなじシリーズとはいえ、毎回ブレンドされている原酒なども違うということで、9thと11thの違いを楽しむことができます。

まず、ベリー・ブラザーズ&ラッド社について。

ベリー・ブラザーズ&ラッドは、英国最古のワイン&スピリッツ商であり、創業以来300年以上もの間、同じ店舗で営業を続けています。その歴史は、ボーン未亡人によって、ロンドンのセント・ジェームス宮殿の向かい、セント・ジェームス街3番地にて始まりました。食品、異国の香辛料、紅茶やコーヒーの販売に始まり、ファインワインやスコッチウィスキーを手がけるに至りました。

ベリー・ブラザーズ&ラッドが初めて英国王室にワインをお届けしたのは、ジョージ3世時代にさかのぼり、そして今に続いています。最初の王室御用達指定を賜ったのは、1903年のエドワード7世の頃で、現在は、エリザベス女王陛下とチャールズ皇太子殿下からそれぞれ御用達指定を受けています。

歴史や伝統的なサービス・品質の維持を大切にしつつ、ベリー・ブラザーズ&ラッドは常に革新的であり続けたいと思っています。その一例として、1994年には、初のオンラインワインショップであるwww.bbr.comを開設し、このサイトは、イギリスの代表的なワインサイトとして認められ、過去8年間の間に、栄誉あるインターナショナル・ワイン・チャレンジのウェブサイト・オブ・ザ・イヤー賞を7回受賞しました。

新たな市場への挑戦も続けており、香港のショップの他、日本にもオフィスを構えています。また、新たな試みとして、2006年には、ベリー・ブラザーズ&ラッドのファクトリーアウトレットをベイジングストークにオープンし、ワイン愛好家の皆様にご好評を頂いています。

歴史あるセント・ジェームス街3番地のセラーでは、生産者を招いた食事会やワインテースティングを開催し、また、ウィリアム3世とメアリー2世時代の美しい別邸'ピカリングプレイス'を、お客様のプライベートな空間として提供しています。

経営は、現在も、ベリー家およびラッド家の子孫たちにより行われ、英国最古のワイン&スピリッツ商としての伝統と品質の継承に努めています。
http://www.bbr.co.jp/fs/berrybros/c/who-we-are


続いてブルーハンガーシリーズについて。

18世紀当時BBRの上得意だったウィリアム・“ブルー”・ハンガー卿に因んで名づけられた同社のプレミアム・ブレンデッドモルトです。リリースごとに異なった様々な原酒で構成されており、同社の保有する長期熟成原酒を惜しみなく使用しています。
https://www.musashiya-net.co.jp/products/detail.php?product_id=11125

はー、ウィリアム・ブルー・ハンガー卿、うらやましい笑
こんな素敵なブレンデッドモルトウイスキーを作ってもらえるなんて。


この11thリミテッド・リリースには、長熟1990年のブナハーブン、トップノッチといわれるオルトモアの1997、シェリー樽の熟成のグレンゴイン2000などを使用しているとのこと。(引用元は上記の武蔵屋さん同)

受賞歴を見てみると、WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2018のブレンデッドウイスキー・リミテッドリリース部門でスコッチ1位に輝いております。(世界1位はイチローズ Malt&Grain Limited Edition~Japanese Blended Whisky~/日本)。

詳しくは、WWA公式サイトをどうぞ。
http://www.worldwhiskiesawards.com/winner/whisky/2018/worlds-best-japanese-blended-limited-release-world-whiskies-awards-2018


さて、テイスティングノートを書き進めたいと思います。

まずは香り。
シェリーとピートが前に出ている。キャラメルとかバニラ、ウッディな感じも。なんとなくセクシーさもある(まさかグレンロセス??)。

続いて味わい。
タンニンっぽいぬたっとした感じが舌の上をゆっくり滑ってくる。苦味の強いチョコレート。ピート。鮭の燻製(つまり少し塩っぽさがある)。かすかに白桃。

余韻。
ぬたっと感のおかげで抜けは良くない。が、エレガントな余韻が長く続く。少しピリッとスパイシーな感じもある。心地よいピートが鼻から抜けていく。

という感じで、9thリミテッド・リリースとは、全然違う1本です。根の部分は似ている気もするけれど。個人的には9thの方が好みかな。しかし、さすがはベリー・ブラザーズ&ラッド。味わい深いウイスキーを提供してくれますね。


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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
ブルーハンガー 11th 45.6度 700ml
価格:11880円(税込、送料別) (2019/1/12時点)

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