ラベル 野鳥 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 野鳥 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年3月5日日曜日

バードウォッチング:ライファー「ヘラサギ」

こんばんは。ウイスキー以外の記事を書くのが久しぶりすぎて、なんだか動悸が止まりません笑

振り返ってみたところ、昨年9月のライブに関する記事以来のようです。

さらに、鳥の話題については、昨年4月のクイナ以来。

それほど、最近はウイスキーの話しかしていなかったようです。なんて仕事熱心なんだ笑

そうそう。昨年4月のクイナといえば、そのクイナを見たポイントに昨日息子と二人で自転車で行ってみたのですが、なんと葦原が枯れて(伐採された??)しまっており、クイナが来てくれるような環境ではなくなっておりました。とほほ。今年も来ているかなーと淡い期待を抱いていたのですが残念。

さて気を取り直して。本日は、日本野鳥の会・広島県支部の探鳥会に参加してきました。一人で鳥を探すことの限界を感じて、遂に入会したのが3年ほど前。その後は半年に一回くらいのゆるーいペースで探鳥会に参加させてもらっています。今日はアクセスが良いと言うこともあったのか、46名の大所帯で鳥見でした。

ウミアイサ♂(右奥はカンムリカイツブリ、ウミアイサ♀)

このポイントは、毎冬ウミアイサが多いのですが今年は特に多いようで。満潮の時間だったため、ほとんどのカモが寝ていましたが、河口付近のウミアイサは何羽か活発に動いておりました。カモ類でありながら、先端の鋭い嘴をもつアイサ類はいつ見ても美しい。これは完全な好みです笑

チョウゲンボウ♂

開始から30分ほど経過した時間で突如現れたチョウゲンボウ。近くの電線に止まっていたのはものの1分もありませんでしたが、その後川を挟んだ向こう岸にあるビル屋上のアンテナに留り、バーダーたちの足と時間を止めてしまいました。やはり猛禽類は緊張感ありますね。一瞬が非常に大切。目の前に現れた瞬間に出くわすことができて幸運でした。ありがとうございました。

クロガモ♀

スズガモを主として、河口から海側のエリアでも多くのカモたちが眠っておりました。特に沖にいたカンムリカイツブリの群れは300羽を超えていたそうです。中には夏羽になりかけている個体がいたり、ディスプレイを行う個体がいたりと、なかなか騒がしくなっておりました。

そんな中で、バーダーたちを長いこと立ち止まらせたのがクロガモ。2年ほど前に広島市の違う川の河口で10羽ほどの群れを観察したことがありました(その時はライファーでした)が、今日は1羽限りでした。頻りに潜水して餌をとっているようでした。毎年来てほしいものです。

しかし、それにしてもクロガモは遠かった・・・。下の写真のマガモのような距離で見れたらなーと笑

マガモ♂

そして、この日のハイライトはなんといってもライファーであるヘラサギ

ヘラサギ若鳥

同上

今年1月3日にこの池に飛来してから約2ヶ月間いてくれたとのこと。一度飛翔してまた同じ池に降り立ちました。その際、翼の端が黒いことが確認でき、若鳥と同定。

英名の"Spoonbill"そのもの。スプーンの形をした嘴は本当に独特でした。そしてサギ類に比べて首が太く、胸周りが丸みを帯びている印象で、その違いもとても面白かったですね。飛翔時に首を伸ばして飛ぶ姿も優雅。

と言うことで探鳥会で観察された鳥は以下の通り。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ、イソシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、トビ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、オオジュリン 計41種




それでは皆さん、良い夜を。

D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2023年1月4日水曜日

あけましておめでとうございます

2023年、あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくおねがいいたします


クリスマスからのインフルエンザがようやく落ち着いてきまして、残すは喉の違和感のみとなりました。体重が4kgも減ってしまい、目標の70kgオーバーがとても遠くなってしまいました。しかし、懲りずにまた体重を増やすべく頑張っていきたいと思います。

さて、写真は今日のお昼くらいに撮影したスズガモ。手前にはホシハジロ、奥にはカンムリカイツブリが写っております。なんとか気力を振り絞って2023年初の鳥見に行ってきました。広島市佐伯区と西区の間を流れる八幡川河口の様子です。

ここは例年、スズガモやホシハジロ、ウミアイサといった海ガモ類と淡水ガモ類が多く越冬するエリアで、近年はヒシクイも飛来。今シーズンはマガンも来ていたようですが、今日は確認できず。昨年結構集まっていたトモエガモも今日は見かけませんでした。

しかし、近所の御手洗川河口のカモは減少傾向なので、こちらの八幡川河口がメインのフィールドになりそうな今日この頃です。河口から少し入ったエリアにはセグロカモメやウミネコを中心にカモメ類が集まりますしね。

と言いつつ、昨年以上に今年はウイスキーばかりの投稿になりそうですが、今年も一年よろしくお願いいたします。


それでは皆さん、良い夜を。

D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年4月7日木曜日

バードウォッチング クイナ登場

クイナ

お花見の後、時間で言うと15〜16時の時間帯で毎度お馴染みの御手洗川河口で鳥見。

この時間帯はちょうど干潮で、多くの人が潮干狩りを楽しみ、また近くの貯水池周辺で満開を迎えたソメイヨシノを花見しておりました。

カモ類はヒドリガモがほとんどで少しだけコガモも貯水池側にいました。意外だったのはヨシガモがいたこと。ヒドリガモコガモ同様にヨシガモも渡っていくのが遅い種類なんでしょうかね?

4月の花見シーズンになりカモはだいぶ少なくなったので、逆にヨシガモが発見しやすかった。個人的に非常に好きなカモなので、これは美味しいことです。

ヨシガモ(1羽ヒドリガモ)

冬鳥でいくと、ズグロカモメが1羽だけ確認できました。まだ、頭は黒くなっておりません。どうやら、まだ若い個体のようです。第1回冬羽から第1回夏羽への移行期間ってところなんでしょうか。

ズグロカモメ

旅鳥であるシギチが入っていないものかと思ったのですが、イソシギが数羽確認できただけでした。まだまだ、シギチのシーズンはこれからってことなんでしょう。

イソシギ

そして御手洗川河口から少しだけ御手洗川を奥に入ったあたりで、なんと芦原からひょこひょこっとクイナが出てきました!以下の写真は砂の中からゴカイを引っ張り出して食べている様子。

クイナ(以下同)




クイナに出会うのは小学生以来。しかも小学生の時は、遠くの方でちょっぴり見えたくらいで、ほとんど記憶に残っていませんでした。今回は距離にして15mほどの位置でのんびりとお食事をしている様子を15分以上観察させてくれました。クイナってもっと警戒心強いんじゃないのか??

クイナは、学名Rallus aquaticus、英名Water rail、漢字では水鶏と書きます。水の鶏という表現がしっくりきました。動き方がほんとニワトリにそっくり。ツル目クイナ科。全長は29cmで、日本における分布は北海道・本州中部以北で夏鳥、本州中部以南で冬鳥。


非常にのんびり屋さんでしたので動画撮影まで出来ました。三脚がなかったため手ぶれ注意でご覧ください。ずっと忙しそうにお食事をされている様子です。来年もまた会えると良いなー。

と言うことで、1時間ほどの鳥見でしたが見れた鳥の種類は以下の通り。
ヨシガモ、ヒドリガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、クイナ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ。計25種。

それでは、良い夜を。




D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年3月22日火曜日

バードウォッチング 広島県の鳥「アビ」をついに観察!!

広島県の鳥「アビ」。

日本には冬鳥として訪れる大型の海鳥。広島県の鳥には昭和39年(1964年)7月13日に制定されたそうです。呉市の豊島(とよしま)周辺の海が『アビ渡来群游海面』として、国の天然記念物に指定されています。

アビを利用したアビ漁についてはwikipediaに詳しいです。
瀬戸内海に浮かぶ斎島(呉市旧豊田郡豊浜町)では、アビ類(正確にはほとんどがシロエリオオハム)を目印にした「鳥持網代」(とりもちあじろ)または「鳥付網代」(とりつきあじろ)と呼ばれる漁場での漁「イカリ漁」が古くから行われていた。アビ漁は江戸時代の元禄あるいは寛永に始まったといわれ、かつては芸予諸島の竹原市忠海沖から防予諸島の屋代島(周防大島)沖まで広範囲に行われていた。アビの群れが好物のイカナゴを取り囲むようにして攻撃すると、追い込まれたイカナゴの群れは海中に潜る。これを狙ってマダイやスズキがやってきたところを一本釣りするというものである。それゆえこの地域ではアビを大切に保護してきた。この地域は「アビ渡来群游海面」として1931年(昭和6年)国の天然記念物に指定され、1964年には広島県の県鳥に指定されている。

しかし、約300年続いた広島のアビ漁も過去の話となった。限度を越えた大量の海砂採取で海底が荒れ、イカナゴが棲む生態系が破壊されたこと、高速船の運行でアビ類の生息が脅かされたことが、減少の原因と考えられている。1986年(昭和61年)を最後にアビ漁は途絶え、今では瀬戸内海でアビ類をみることさえまれである。古文書には万を数えるほどの記録のあるアビ類も、豊浜町では60羽ほどの飛来があるのみである。豊浜町の隣島の上蒲刈島でも、海岸からアビ類を観察できる。

なお、現在は条例で海砂採取の制限をかける自治体が増えてきたが、すでに遅しの感があり、個体数の回復は絶望的と見られている。
まさにここに書かれている通りで、「すでに遅しの感」は半端ないです。実際、江戸時代に数万羽、1960年代でも数千羽が飛来したというこの海域。昨日うかがった話では今シーズンは40羽ほどとのことでした。どうにもならんのですかね・・・。

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/tayousei/hogokuiki-abi.html

こちらが特別保護指定区域とされている海域。斎島(いつきしま)周辺の海域を中心に大崎下島から下蒲刈島までのエリアが指定されています。12月1日〜4月30日までこの海域にレジャー船などは立ち入り禁止となります。

実はこの7年で3回ほど、この時期に単独で探しに行っておりました。そして悉く出会うことはなかった。なので今回は日本野鳥の会広島支部が主催している探鳥会に参加して探すことにしました。

それが昨日行われたわけですが、この地でずっとアビ観察をしている先生や案内役の先生のご指導のもとようやく観察することができました。いやーーー、あれは自力では無理ですわ。遠くの海上にぽつん。ですからね。全部で8羽見れたわけですが、これはめっちゃ困難。

今回みれた8羽はシロエリオオハムGavia pacifica。先生曰く、ここにやってくるアビ類の99%はシロエリオオハムだそうです。他にオオハムG. arcticaアビG. stellataも飛来することがあるそうですが。それなのに県の鳥がアビとなっているのは、「アビ類の総称としてそうなっている」というわけではなく、国の天然記念物に指定する時に訪れた国の機関の方が「シロエリオオハムをアビと間違えた」からだそうです。

これが事実なら、なんて残念なんでしょう笑

広島県の鳥は「シロエリオオハム」が正解なんですね。

夏羽の写真を並べてみると、結構違いますね。

シロエリオオハム

アビ

ちなみに3月と言うのはアビ類にとって換羽の時期で、風切羽がごっそり抜けて一時的に飛ぶことができなくなる時期だそうです。なんとも原始的でかつ危険な換羽の方法。だからこそ船の往来が多くなると危険を感じて近寄らなくなるのかもしれません。



そしてこれがカメラでなんとか姿を捉えることができた証拠写真(にもならないほどの胡麻粒)。いやーーーー遠いwww

広島県民の皆様、是非皆様のアビ(シロエリオオハム)に対する関心が高まり、環境保全への動きに繋がればと思っております。末長くアビ達がやってきてくれる海で有りますように。


それでは、良い夜を。

D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年3月2日水曜日

春が来た。そしてコンパスボックスが飲みたい

早いもので3月。一気に春めいてきました。神社の梅が見事に咲き誇って、メジロがたくさん蜜を吸いに集まる。素晴らしい春の景色です。

「梅に鶯(うぐいす)」という言葉がありますが、どうやらこの言葉はメジロの間違いではないかと思われます。ウグイスって肉食ですしね。

思い出すのは昨年の4月ごろに実家の母から電話があり、「勤務先の隣にある公園の桜にたくさんウグイスが集まっている」とのこと。「あー・・・」と思いながら、「チーチー鳴いてたやろ?」と言うと、「そうそう」と言うので、メジロであることが確定したという出来事でした。

ウグイスの地鳴きは「チャッチャッ」であり、かつ「集まる」と言うのは見たことがない。基本的に単独行動。囀りの「ホーホケキョ」が聴けるのはそろそろですかね?待ち遠しいものです。


さて、表題の通り、コンパスボックスのウイスキーが飲みたくて仕方がなくなってきたと言うだけの話www


オフィシャルサイトを見て、まだ飲んだことのない"Hedonism"(ヘドニズム)"Orchard House"(オーチャード・ハウス)"Phenomenology"(フェノメノロジー)あたりが今飲みたいところですね。

過去にも色々コンパスボックスさんのは飲んできましたが、一つ一つおしゃれで美味。印象的なボトルが多いイメージです。

コンパスボックス社は2000年創業。アメリカ人のジョン・グレイザー氏がオーナー。"Whisky Maker"(ウイスキー・メーカー)というあたりが他のインディペンデント・ボトラーズ会社と一線を画すユニークな会社です。その名の通り、シングルモルトやシングルカスクをリリースするのではなく、オリジナルのブレンドをしてリリースしています。

特に、それらのレシピをウェブ上で公開しているのも特徴的(一部非公開のものもあります)。

ま、ただ単にそんなコンパスボックスのウイスキーが飲みたくなったというだけの記事でした・・・。春ボケですかねー笑

それでは、良い夜を。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コンパスボックス ヘドニズム 43度 箱付 700ml
価格:8415円(税込、送料別) (2022/3/2時点)



D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年2月13日日曜日

バードウォッチング 古川

昨日は快晴でしたね。今日は打って変わって弱い雨が降り続いております。

昨日、広島市の太田川支流である古川と太田川が合流する地点で鳥見を行いました。

お目当ては冬の芦原に訪れるフクロウがいないものかと探しましたが見当たらず。

しかし、思いがけず小鳥パラダイスだったので十分に楽しました。

ホオジロ♂

このあたりの原っぱにはホオジロやアオジが多数。特にホオジロは顔の前を行ったり来たりして可愛らしい姿をよく見せてくれました。

アオジ♂

こちらがアオジ。ホオジロもアオジも♂は見やすい位置に留まってくれます。♀はあまり原っぱの中から出てこないです。鳴き声で存在はめちゃくちゃわかりますが。

ジョウビタキ♀

河原を歩いていると、3mくらいの距離でじっと動かないジョウビタキ♀(通称ジョビ子)を発見。何かに緊張している様子で、じっと動かない。どうやらその正体は私ではない。おかげで5分間ほどずっと撮影会をさせてくれました。この距離でこの時間ってのは、恋が始まりますね笑

モズ♀

こちらがジョビ子に緊張感をもたらした犯人。モズは小鳥ですが、自分と同大の鳥も襲う猛禽類。タカやハヤブサのような屈強な脚ではありませんが、首の筋力が以上に発達しているそうです。凄いことです。

でもこのモズ娘のおかげでジョビ子との5分間があったわけです。感謝。

ベニマシコ♂

小鳥を撮影している私を見て、通りがかりの女性が近くでよくカワセミを見るという情報をくれました。

残念ながら青い鳥はこの日は見れませんでしたが、代わりにピンクの小鳥に出会いました。それがベニマシコ。番で行動してましたが、こちらもホオジロなどと同じくなかなか♀は藪の中から出てこないですね。

と言うことで、今回のバードウォッチングで観察できた鳥は以下の通り。
(古川と太田川を含む)

コガモ、オカヨシガモ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、モズ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、アオジ。計32種。

それでは、良い夜を。


D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年1月31日月曜日

バードウォッチング 極楽寺山

昨日は久しぶりにMFの一つである極楽寺山へ。
いつもとは違う場所を見てみようと、宮島SAの裏側からの登山道を散策してみることに。この登山道が思いのほかキツかった笑

山頂近くにある極楽寺まで約80分ほどの道のり。私は途中で鳥を探すためにじっとしたりしながら登ったので100分ほどかかりましたが。細い道が続くので結構堪えました。

実は今回の目的はアオバトを探すことだったのですが、今回も何の手がかりも掴めず。。。この山麓に生息していることは間違い無いんですが、鳴き声すら聴くことが出来ませんでした。

そんな中、小鳥たちは可愛らしく歓迎してくれまして。

メジロ

エナガ
ヤマガラ 隠していたナッツを穿り出す

コゲラ♂ 雄の証である赤い羽がしっかり見える

カラ類の混群は時間を忘れさせてくれる、非常に楽しいものです。シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、コゲラ、エナガが混じってました。特にメジロとエナガ、コゲラが多かったのが印象的。

そして今回人生初のアリスイに出会いました。と言っても声を聴いただけなんですが・・・。すごく近くの木で鳴いていたのに姿を確認することが出来ず。これはリベンジあるのみです。次の動画はYOUTUBEから。アリスイとその鳴き声です。


アリスイJynx torquillaは、全長17.5cmのキツツキ目キツツキ科アリスイ属に分類される小鳥。北海道や東北地方では夏鳥、以南の地域では冬鳥で、名前の通りアリを好んで食べるそうです。いやー、見てみたいねー。次回はアリスイ探しですね。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

フィールドガイド日本の野鳥増補改訂新版 [ 高野伸二 ]
価格:3960円(税込、送料無料) (2022/1/31時点)



D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

2022年1月3日月曜日

高知でコハクチョウ

1月2日、高知市の千松公園、二の池、そして南国市の石土池という3ヶ所をぐるっと回って鳥見。

全て師匠との思い出の地で、非常に懐かしい思いで野鳥観察をしてきました。

千松公園
千松公園は、ヤマシギが越冬にやってくるということで有名なポイントでしたが、20年も経てば様変わりしてまして・・・。以前は松林の地面部分は草がボウボウで腰の高さくらいまであったわけです。そこにヤマシギが隠れているという構図だったんですが、現在はキャンプ場として利用されていて、草もしっかり刈り込まれておりヤマシギは全く見当たりませんでした。

残念ではありましたが、この千松公園のある種崎海水浴場は、高知市唯一の海水浴場であり、またアカメが釣れるポイントということで結構知名度が上がっているようで。そういった意味ではキャンプ場として整備されるのも致し方ないのかなー。

ビンズイ

そんな千松公園でたくさん観察させてくれたのがビンズイ。スズメ目セキレイ科タヒバリ属。スズメ同の小鳥で松林でよく見かける鳥です。地面を歩き回って餌を探している様子が可愛らしい。


二の池
二の池は、旧春野町に位置する池で、仁淀川河口のすぐ東にあります。20年前に師匠とよく足を運んでいた頃は、珍鳥の訪れる屈指のポイントでクロツラヘラサギツクシガモツリスガラを観にいったことを覚えています。

しかし、父親からも聞かされていたんですが、二の池は全く景色が変わってしまっていました。工事で使用するための土砂を業者が入れて高々と積み上がっていました。そして池のサイズは3分の1ほどに小さくなっており、カモが泳ぐことができるスペースも恐ろしく減ってしまっていました。葦原は相変わらずだだっ広くオオジュリンを観察することができましたが。

オオジュリン♀
しかし、葦原部分も池の水がほぼ死んでいるような状態で・・・。二の池が消滅してしまうのは時間の問題のような気がします。ということで行政の指導、及び環境問題の解決を切に願います。

ノスリ
二の池周辺ではノスリが2個体見れました。上の写真の個体は背面部の褐色が濃く見える個体でした。

ノスリ 別個体
こちらのノスリは少し白っぽい印象。そういえばこのノスリムクドリと横並びに留まっていました。ムクドリってノスリとか怖くないのかな??


石土池
石土池は高知市と南国市の境界付近にある十市という地区にある池。20年前はクビワキンキロというアメリカ産の珍しいカモが数年連続で入ったことで賑わいました。

ブラックバス釣りでも有名なポイント。この日はマガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、オオバン、バン、カワセミといったレギュラーメンバーが観察できました。

それにしても今年はオオバンが多い。この傾向は広島でも感じます。逆にオナガガモハシビロガモが少ない気がする・・・。

と、にわかにマガモカルガモたちが騒ぎ出した!人が近づいたのかなーって思って眺めていると、カモたちのすぐ上を成鳥のオオタカ♀が飛んでいきました。そして池の隣にある林に。突然の出来事と飛ぶスピードの速さにフォーカスが合わず写真が撮れませんでした涙

しかしどうやらカモたちは無事だったようで。それからカモたちの中に、違和感を覚えるほど大きい鳥が。

コハクチョウ若鳥

それがこのコハクチョウ若鳥。まさか高知で白鳥に会えるなんて。調べてみると、高知新聞で2021年12月に記事になっていた個体で間違いなさそう。

たまたま見れてラッキーでした。


D:KSMT(クスモトダイスケ)のブログ、応援よろしくお願いします!


ウイスキーランキング

にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村

D:KSMT official web site
https://kusumo10dice.wixsite.com/d-ksmt