The Ultimate Bunnahabhain Staoisha 2013
ザ・ウルティメイト ブナハーブン ストイーシャ2013
スコッチ・シングルモルト(アイラ)
蒸留:2013年9月6日
瓶詰:2022年3月
熟成年数:8年
カスクタイプ:リチャー・ホグスヘッド
カスクNo.900077
ボトルNo.250
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
Alc.46%
オランダのインディペンデント・ボトラーズであるThe Ultimate Whisky Company(以下ザ・ウルティメイト社)からのボトル。
こちらがオフィシャルサイト。
「ストイーシャ」とはブナハーブン蒸留所のピーテッドタイプ。以前は「モアンヌ」などと呼ばれていたシリーズで、個人的な大好物の一つ。柑橘系の味わいで、私は「エナジードリンク」を感じるのがこの「モアンヌ」。
参考までに。
ということもあって、今回「ストイーシャ」に手を出してみた次第です。
あれ、箱とか付いてたのかな?あれ??
What is "Dechar"?
"Dechar / Rechar Hogshead"という表記は初めてみましたね。"Dechar"とは、樽内の焦付きを削り落とすことだそうです。その後、リチャー(再度焦がす)という加工をしたホグスヘッド樽ということですね。
つまり、「リチャー」だけだと、「デチャー」はせずにバーボン樽やホグスヘッド樽を再度焦がしたという解釈ですが、敢えて「最初のチャー処理された部分を削ぎ落としてますよ」ということになるわけです。
流行りの"STR樽"がS=樽内側の表面を削ぎ落とす、T=トースト 遠赤外線加熱処理、R=リチャー 再度直火で焦がすという意味ですが、この"S"と"R"を行った樽が"Dechar / Rechar"ということなのでしょう。おそらく。
湿気を伴う古紙
香り
ライム、カシス、ドライフルーツ、芝生、タバコ、紅茶、煙、カモミール
味
ピート、バター、麦芽、じゃがいも、コケ
余韻
程よく長い、若干カビ臭い、柑橘の皮
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはやや落ち着き、少し湿った古紙。味は樽感やチャー処理された焦げ感が増す。余韻はピトッと舌に張り付きながらより長めに。徐々にヒリヒリ。
得点 84点
香りの印象度は非常に良い、というか幅広くて面白い。ただし若さから来るものなのか不明ですが「カビ」や「コケ」を思わせるニュアンスが個人的なネガティブ。それでいて、「古紙」というニュアンスが、これまであまり感じたことのない部分で趣があるような気がします笑
なんだか、現行のOBの当たり障りのない感じに飽き飽きしてしまった時に飲むと面白い気がします。ん?どっちに対してもとんがってますかね笑
それでは皆さん、良い夜を。
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