2022年2月25日金曜日

今月のウイスキー・トピック

早いもので2月ももうすぐ終わろうとしております。一年で最も短い月ということもありますが、本当に早いものですね。

数日間、サボっていたブログを更新いたします。

今回は今月気になったウイスキーのニュースをまとめてみたいと思います。

1.WWA 2022 結果発表される!
世界でも屈指のウイスキー・コンペティションであるWorld Whisky Award 2022の結果が発表されました。

先日の記事でスコットランドについての結果は書かせていただきました。

そして、今回はジャパニーズ・ウイスキー部門の結果が出たそうで。
こちらの記事で詳しく書かれています。

それぞれのカテゴリー・ウィナーは以下の通り。
Blended:
厚岸ブレンデッドウイスキー処暑

Blended Limited Edition:
イチローズモルト&グレーン リミテッドエディション 2022

Blended Malt No Age:
山桜 ブレンデッドモルト 安積 

Blended Malt 12 Years & Under:
忍 10年 ピュアモルトウィスキー ミズナラ

New Make & Young Spirit:
山桜ニューポット 安積ピーテッド

Single Cask Single Malt:
山桜 シングルカスクウィスキー安積

Single Malt:
嘉之助シングルモルト 蒸留所限定

Small Batch Single Malt:
シングルモルト長濱 シェリーカスク Batch 0208

なかなかいろんなカテゴリーが設けられているんですね。ジャパニーズ仕様にしてくれているのかな?

やはり一番注目度が高かったのは「シングルモルト」部門かと思われます。だって、こんだけ日本中で新しい蒸留所が操業しているんですから。海外原酒を使わずに、糖化からボトリングまでを完全に日本の蒸留所で行ったウイスキーの中で競争されたわけです。

その中で頂点に輝いた「嘉之介シングルモルト蒸留所限定」は是非飲んでみたいですねー。

「厚岸ブレンデッドウイスキー処暑」は仕事柄飲ませていただきましたが、んーーー。。。パンチはあるんですが、ずっと同じパンチを繰り返されているって感じ。良くも悪くもずっと同じ味。同じ印象。ただ香りは時間が経つとだいぶまろやかに落ち着きます。

これはなかなか衝撃的なニュースでした。AIが95%、ウイスキーの匂いだけで銘柄を当ててしまうというもの。将来的にはウイスキーのアロマ分析もAIで完結できる日が来るでしょうし、なんならAIがマスターブレンダーなんていう蒸留所が出てくる日も近いでしょう。

職人技と言われるプロの技が、どんどん文字化され電子化され・・・そして再現されて行く。これを良しとする人もいれば悪しとする人もいるでしょう。人間のクリエイティブな要素は一体どのように活用されるんでしょうか?人間の見せ所ですね。

3.Glen Grant 60 Years Old発売

シングルモルト スコッチウイスキー「グレングラント 60年」 が360本限定発売。今月ニュースになった「ザ・グレンタレット プロヴェナンス・デカンタ バイ・ラリック発売」に次ぐビッグニュース。

税別300万円かー。手が出ません笑

最近は株の代わりにウイスキーを買うという人も一般的に拡まっているそうですが、そんな方は是非どうぞ。

と書きながら、私はそういうウイスキーの使われ方に非常に嫌悪感を抱いていることはひと言綴っておきます。

ウイスキーを作りもしない、楽しみもしない。そんな人たちの財産を増やすためにウイスキーを使わないでほしい。すいません、これが個人的なウイスキー・フリークの意見です。

ま、別に自由なんですが。

むむ、なんか後味悪いですが気を取り直して。
それでは、良い夜を。


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