2018年7月9日月曜日

George Dickel No.12


George Dickel No.12
ジョージ・ディッケル No.12
45%

いやはや、何年振りのアメリカンウイスキーになるんでしょうか。1本買ってお家で飲むのは。ざっと振り返っても、このブログを始めてからは初。
(と言いながら記憶力があまりないので嘘だったらすいません笑)

大学生の頃はフォアローゼズやI.W.ハーパーに結構お世話になっていました。しかし、徐々にかつかなり強引にスコッチ党になってしまいましたので、バーボンやテネシーといったアメリカンウイスキーを飲んだ記憶は旅行でアメリカなどに行った時にジャックダニエルやらワイルドターキー、ジムビームを飲んだことくらいしか覚えていない。それくらい飲んでなかった。昨年、東京のバーで飲んだウエストランドを除けば。(とはいえ、ウエストランドはシアトルのシングルモルトなので、いわゆるアメリカンウイスキーのコーンウイスキーとは一線を画すと思いますが・・・)

まー、それくらいしばらくぶり、下手したら10年ぶりくらいのアメリカンウイスキーが我が家にやってきたわけです。

ジョージ・ディッケルを選んだわけは、写真の通り。先月から飲んでいるグレングラッサ・エボリューションに使われている樽が、このジョージ・ディッケルのファースト・フィルだからです。

写真は、ジョージ・ディッケルNo.12とグレングラッサ・エボリューションの2ショット。まさに親子、いや賃貸の前の住人と現住人みたいな間柄です。

同じ樽に使ったウイスキーとはいえ、味わいは非なるものです。全然違う。

ジョージ・ディッケルは、テネシーウイスキー。アメリカの本場・バーボンではなく、テネシーです。テネシーウイスキーには、とっても有名なジャック・ダニエルやジョントルマン・ジャックという銘柄があるそうです。

1870年創業。このNo.12は10年以上の長期熟成の原酒を使用。ボトルには「冷却濾過」「スモールバッチ」「手作り」などと書かれています。個人的に「冷却濾過」をしてない方が好みではありますが、冷却濾過の有無を味わいで理解できるかといえばその域には達していない。そういった違いもわかるようになりたいです。

香り
非常に濃厚で強い。キャラメル、ライチ、マンゴスチン、デラウェア、野いちご、バニラ、インク。軽やかにウッディ。

味わい
ちょっとだけピリピリした後に滑らかシルキーな舌触り。結構ぴとっと口の中に残る。ちょっぴりピーティ。全体的にはバーボンウイスキーなどと変わらないザ・コーンウイスキーって感じ。その中に紅茶みたいなニュアンスもある。

余韻
心地よく甘いバニラ。シナモン。百合の花。ドライでかつスムーズ。

という感じですかね。総じてなかなか美味い。美酒。久しぶりに飲むアメリカンとしては最高。素敵なテネシーです。


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