2025年12月12日金曜日

畑:二条大麦の種まきと大根の収穫

気づけば早くも師走。恐ろしい時間の流れ。

随分とまたブログ更新に時間が経ってしまったので、ちょっと時系列に並べますと・・・

11/16 二条大麦の種まき
昨年種まきをして今夏に収穫した二条大麦の種たちをまきました。


今回はより原始的な種まきをしようと思い、ゴッホも描いている「種をまく人」に倣って、地面に蒔いた種に土を被せず、上から足で踏んで土と接触させるというやり方を行ってみました。

https://wasabi-nomal.com/blogs/others/seed


12/7 二条大麦の麦踏、大根の収穫
それから色々あって畑にいけず3週間。大麦たちはしっかり芽が出ているか確認。




発芽しておりまして、可愛らしい芽がたくさん。しかし蒔いた種からすると発芽率は約20%と言ったところでしょうか。まだまだ乏しい。と言うことで改めて土との接触を図るために麦踏み(?)を行ったというところです。吉和のあたりはすでに雪が降ったりと寒さが一層強くなっておりますが、ここ湯来町もそろそろ本格的に寒くなってくるかな、と言うことで今週も畑に行って様子を見ないとですね。




そんな中、今年は例年以上に収穫できたのが大根。とても順調によく育っております。そろそろ全部取らないと糖が経つかな。不思議な形の大根も多数www


キクイモも今年はよく出来ています。掘れば掘るだけ出てくる。ので夢中になって取っていたらすぐに籠がいっぱいに。。。

キクイモって美味しいですよね。じゃがいもとかとはまた違って。と言うか植物的には全然違うものですしね。キク科の可愛らしい花が咲いて、アゲハ蝶が蜜を吸っている様子を夏場はよく見かけます。

キクイモの花 ※2024年9月撮影

そして収穫はまだ先になりそうですが、ほうれん草とキャベツ、グリーンピースも順調に育っております。





それにしても、植物って結構かわいいですよね。それぞれ葉っぱの形とか育ち方とか全然違いますし。育ってくれた時の達成感とかも半端ない(ほとんど手入れしてないけど笑)。

と言うことで、何はともあれ順調な植物たちに感謝。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年11月16日日曜日

バードウォッチング:宮古島

仕事で訪れた沖縄県宮古島市。台風の影響で雨の日が続きましたが、最終日は奇跡的に晴れました。ありがとうございます。

その晴れ間を狙って、早朝に鳥見に出かけました。

キンバト♂

宮古島市熱帯植物園から、大野の森にて日の出とともに野鳥観察スタート。と、徒歩20分ほどで早速出迎えてくれたのが上の写真のキンバト。暗い場所に出てきて採餌をしていて、ISO感度ガッツリ高めの粗い写真で申し訳ないですが、ライファーです。

33cmほどあるキジバトやアオバトとは違い25cmとかなり小柄なハト。英名Emerald Doveと言うだけあってかなり豪華な羽色。

枯葉の下をカサカサ探っておりました。今回見たいと思っていた鳥の一つだったので、これは非常に有り難かったですね。

ズグロミゾゴイ

キンバトの後方30mくらいの位置に立ち尽くす割と大きな茶色い鳥を発見。と思ってファインダーを覗くとズグロミゾゴイでした。これまたライファーで、この森で見たかった鳥の一つ。こんな簡単に会えるのか、とびっくりしました。

特にこの雄と思われる個体は、警戒心が弱い、と言うか見張り役?なのか、散策路のど真ん中に突っ立っていて、5mくらいまで近づかないと逃げてくれないといった具合でした。これでは森の奥に進みたくても進めない。近づいても飛んで逃げることはせず、スタスタと薮の中に歩いて逃げると言う具合で。

この森には結構な数のズグロミゾゴイが生息しているようで、この個体以外にも5羽は確認できました。結構静かにフワフワ飛んでいくのですが、風切羽の白が目立つと言うのが印象的でした。

イワミセキレイ

それからもう少し森を奥へと歩いていくと、小鳥が目の前に現れまして。ピントが全く合っていないのでわかりづらいですが、イワミセキレイです。なんだかんだでライファー。森に入ってわずか30分足らずでライファー3種類とは恐ろしい。

全長15-15.5cmというだけあって、「小さいセキレイ」と言うイメージでした。白と黒の帯状に見える翼の模様がなんとも美しい。

ヤエヤマオオコウモリ

鳥ではありませんが、宮古島の夜に発見して感動していたヤエヤマオオコウモリクビワオオコウモリの亜種)が寝ぐらにしていることらしい大木に出くわしまして、10羽ほどがギャーギャー言っている様子を観察しました。英名Ryukyu flying foxと言うだけあり、顔がキツネとかキツネザルに似ている、ような気がしました。

調べてみると全長はハトより小さいようですが、近くを飛んでいるのをみると結構大きく見えます。重量級みたいな。

野生化したマクジャク

それからしばらくは、なかなか新たな鳥を発見することができなかったのですが、びっくりしたのは野生化したマクジャクが3羽ほどいたことでした。建物の上を走って、その後飛び去って行きました。キジよりはるかに大きく近くで見ると本当に驚くくらいのヘビー級です。

残念ながらもう一つのターゲットであったオオクイナをみることはできませんでしたが、とても良い環境でしたね。また行きたい。

ズアカアオバト

森を出て駐車場に戻ると、真上の電線にズアカアオバトが。先島諸島に生息している亜種チュウダイズアカアオバトかと思われます。

以前、基亜種ズアカアオバトは与論島で見たことがありますが、その時と同じようになんとも観察しやすいところに留まってくれているものですね。


その後、もう一つ目星をつけていた池間島の湿原へ移動しました。ここはムラサキサギが繁殖する日本最北端の地だそうで。

ツミ

この湿原にある展望台に行きましたが、ここから水鳥を探すのはなかなか骨が折れると言うか、根性がいると言うか・・・。

オカヨシガモコガモカワウなどは観察できました。しかし、じっとして動かないであろうムラサキサギリュウキュウヨシゴイを探すのは至難の業。見渡す限りの湿地帯。

その湿地帯の上を飛び去っていくツミを発見。沖縄県はツミがよくいるイメージがありましたが、池間島でも同じようですね。結構見受けられました。

そんな中、メスの個体をなんとか写真に収めることができたのが上の写真。

アマツバメ

そんな中、上空を数羽のアマツバメが飛んでおりました。台風の風の影響でうまく前に進めず、空中でほぼ静止しているような状態が続いていたので写真に撮ることができました。普段は早すぎてなかなか難しい。

彼らは飛ぶのが恐ろしく速いのでツミに対しては全く警戒しておりませんでした。

サシバ

この池でのライファーを諦めて、帰路についた道中、サシバを数羽発見。宮古島市の市の鳥に指定されているサシバは冬鳥としてこの宮古島にも訪れて親しまれています。


と言うことで今回はライファー3種類の鳥見となりました。ありがたい。と言うか、また何回も行きたい島ですね。まだ行けてない鳥見スポットがありますし、宮古島と周辺の島で年間300種類見れるというポテンシャルがエグい。これは鳥屋の楽園なのか!!??

落ち着いて今回見ることができた鳥をまとめます。
オカヨシガモ、ハシビロガモ、コガモ、スズガモ、カイツブリ、リュウキュウキジバト(キジバトの亜種)、キンバト、ズアカアオバト、カワウ、ズグロミゾゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、アマツバメ、ミサゴ、ツミ、サシバ、リュウキュウハシブトガラス(ハシブトガラスの亜種)、リュウキュウツバメ、リュウキュウヒヨドリ(ヒヨドリの亜種)、リュウキュウメジロ(メジロの亜種)、セッカ、イソヒヨドリ、スズメ、イワミセキレイ、キセキレイ

カゴぬけ(外来種)
マクジャク

合計30種(うち1種=カゴぬけ) ※ライファー3種


https://amzn.to/4oIc3kz


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年11月14日金曜日

Laphroaig Oak Select


Laphroaig Oak Select
ラフロイグ オーク・セレクト

スコッチ・シングルモルト(アイラ)
Alc.40%

ブログを始めて以来の9年間で最低のブログ更新頻度です。申し訳ございません・・・。

忙しさにかまけて、完全にサボっておりました笑

なんと、今回のラフロイグは8月に高知へ帰省した際にリカオー 御座店さんにて購入したボトルです。文字通り酒が足りなくなって、シラフの時に自転車で購入しに行きました笑


と言うことで、今更私がこのラフロイグについて何を喋ることがあろうか、と言う感じではありますが、なんとか綴ってみようと思います。

詳しい説明は、いつもお世話になっている武川蒸留酒販売さんに頼みます。

5つの異なる樽から厳選したシングルモルトをブレンドし、バランスのとれた複雑な風味を持つまろやかなスコッチ。
オロロソシェリーバット、1stフィルexバーボンクォーターカスク、PXシェリーホグスヘッドで熟成された様々な熟成レベルのウイスキーを選び、ヴァージンアメリカンオークバレルで仕上げています。
あぁ、とてもわかりやすい笑

それにしても、いつからラフロイグはこんなにバーボン以外の樽を使う蒸留所になったんでしょうか。ポリシーはどこへ行ったんだ??

いや、美味しいからまぁいいか笑



ピート+ブラックベリーな入門編
香り
ピート、潮、ベーコン、薬草、木の苔、泡盛、ブラックベリー、ドライプルーン

スモーク、ジャムが乗ったビスケット、ドライフルーツ、革、ビター

余韻
思いのほか長い、スモーク、シトラス

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは穏やかに夜を包み込むイメージ。口に含むと少し思いタール感のある泥炭。余韻はタバコ感が増す

評価 B
これがノンヴィンテージとか、なかなかえぐい笑


スモーキーなのにこのとっつき易さ。是非試してもらいたいアイラですね。カリラみたいな。



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2025年10月26日日曜日

The Sexton


The Sexton
ザ・セクストン

アイリッシュ・シングルモルト
Alc.40%
バッチNo.L4 206 IC 002 15:19
輸入:アサヒビール

こちらがアサヒビールのオフィシャルサイト。

アイルランド産麦芽100%使用し、銅製のポットスチルで3回蒸溜。オロロソシェリー樽で4年熟成したシングルモルト。ダークチョコレートやはちみつの香り、味わいにはいちじくやレーズン、ナツメグを感じます。
蒸留所不詳、らしいですが・・・現存する世界最古の蒸留所を謳うアイリッシュ・ブッシュミルズ蒸留所のシングルモルト。

蒸留所不詳と言いながら"County Antrim"(アントリム州)とか書いてるし。隠す気あるのか?笑 同社が同じアントリム州に2023年に開業したコーズウェイ蒸留所なども同州にありますが、熟成年数のことを考えると、ブッシュミルズ蒸留所で製造されたと考えて間違いなさそうです。

テキーラで有名なメキシコのホセ・クエルボ社がオーナー企業と言うことから、この骸骨のデザインになっている、と思い込むのは無理がありますかね?笑


個人的に、骸骨のデザインなどを家に置いておきたくないので普段は購入しないのですが・・・。骸骨デザインのSmoke Head(スモークヘッド)も我が家の敷居を跨いだことはありません笑

今回はアサヒビールさんとの友情(?)から特別ゲスト的にやってきた次第です。飲み切り次第、多分バイバイします笑

ザ・セクストンはアイリッシュの慣例に倣い銅製のポットスチルにて3回蒸留がなされています。


アイルランド産の大麦麦芽を100%使用し、オロロソシェリー樽で4年熟成させた代物。思うにノンヴィンテージとしては、ブッシュミルズの上位互換と言いますか、ブッシュミルズの中でも特化した限定品みたいなイメージなのかなと。

とりあえず、骸骨嫌いの私にとっては、やはりいただけないパッケージではあります笑


重ためなオイルとドライレーズン
香り
やや重ためのドライフルーツ、レーズン、ビスケット

ドライで乾燥しきった干し葡萄、ナッツ、スパイス、モルティ

余韻
熟年数年を考えると長い、ほんのりとタンニン、甘酸っぱい

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはシェリー感が強調され、味わいはよりドライですっきり。余韻はやや煙っぽさをまとう

評価 B
骸骨は苦手だが、これはうまい笑
と言うか、なんとも個性的。あまり似通った製品が思い浮かばないバランス。
これは一回は飲んでおくべきボトルです。



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2025年10月16日木曜日

Jameson IPA Edition


Jameson IPA Edition
ジェムソン IPA エディション

アイリッシュ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:ペルノリカールジャパン

今年、我が家には置いておかなくてはいけない、つまり「常備していなくてはいけない」状態になったブランドが2つある。それはスコッチのザ・フェイマスグラウスとアイリッシュのジェムソン

これはウイスキー歴16年(20歳の頃から)の私にとっての今のところの一旦の結論である笑

スコッチの現地人気No.1であるザ・フェイマスグラウスは「ウイスキー界の至れり尽くせり」であり、アイリッシュの雄・ジェムソンは詰まるところ「ウイスキーにおける経口補水液」である。

はい、ここテストに出ますwww

それほど個人的に思い入れのある、というか非常にお世話になっている銘柄であるジェムソン。今更、ジェムソンの成り立ちを説明する気にはなれないので、気になる方は調べてください笑

このフィニッシングで使われているIPAビール樽というのは、"Eight D Brewing"で製造されたIPAビールのものだそうです。

すいません、あまりにもビールに興味がなさすぎて見てもよくわかりません笑


ただ、IPA(インディアン・ペール・エール)と言うビールの樽を使って熟成されたウイスキーは特にアイリッシュでは多くの銘柄が知られており、スコッチのシングルモルトではグレンフィディックのIPAは美味しかったなぁという記憶がございます。


今回のジェムソンIPAエディションは、同銘柄の「カスクメイツ」第2弾としてリリースされたもので、第1弾「スタウトエディション」と同じく、アイルランドのクラフトブルワリー・Franciscan Well(フランシスカン・ウェル)とのコラボレーションによるリリースで、IPA(インディア・ペールエール)でシーズニングされたビアバレルでフィニッシュしたウイスキー。ラベルには「爽やかな柑橘、軽いホップ、フローラルなアロマ」と書かれています。


私はビールに対して明るくなく、かつその味が苦手であったりするので、IPAフィニッシュとかビアカスクフィニッシュなるウイスキーにはネガティブな意見を持つことが多いのですが、このジェムソンIPAエディションはなかなか絶妙。

軽やかなホップと柑橘+焼き菓子
香り
オレンジの皮、ハーブ、麦、クルミ、ナツメグ

軽やかなホップ、レモンの皮、オレンジジャムのついたビスケット、焼き菓子

余韻
軽やかで爽やか、エールビール、桃

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはかなり穏やかで静かに。味はミントのようなハーブ系と洋梨。余韻はエールビールからセメダイン。

評価 B
元々非常に穏やかなジェムソンに軽やかなホップが乗っかっている、そんなイメージですね。ストレートで飲むとまるでエールビールです。なかなか素敵な一本ですね。ビール嫌いの私でも美味しくいただけました笑

これはスタウトエディションよりも美味しいと思います。いや、マジで。

https://amzn.to/3IY9Odu

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