Kilkerran Heavily Peated Batch8
キルケラン ヘビリィ・ピーテッド バッチ8
スコッチ・シングルモルト(キャンベルタウン)
カスクストレングス
Alc.58.4%
輸入:ウィスク・イー
キャンベルタウン・グレンガイル蒸留所で製造されるシングルモルト。グレンガイル蒸留所は元々1872年創業。創業者はスプリングバンクの共同経営者であったウィリアム・ミッチェル。1925年に閉鎖。
2004年にスプリングバンクの現オーナー、ヘドレー・ライト氏が再建。スプリングバンク蒸留所の北側にあり、スプリングバンク蒸留所のメンバーが、スプリングバンク蒸留所の休業期にグレンガイル蒸留所の仕込みを行っているそう。
スプリングバンク蒸留所同様に、昔ながらのフロアモルティングで製麦したモルトを100%使用。
「グレンガイル」というブランド名は、キャンベルタウンのもう一つの生き残り蒸留所であるグレンスコシア蒸留所によって登録されているため、シングルモルトはこの「キルケラン」という名前を使用。
「キルケラン」とは、キャンベルタウンの旧名。地元出身の聖人に由来する「セント・ケアランの教会」という意味。ラベルに描かれている絵も、この教会の塔だそうです。
ちょうど今年で20周年ということで、この3月末に色々イベントがあるそうです。
詳しくは、インスタグラムをチェックしてみてください。
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ちなみに地図で見ると上記のような位置になります。
さて、今回飲んでいるのは「ヘビリー・ピーテッド バッチ8」。
ヘビリーピーテッド麦芽(フェノール値:84ppm)を使用した"Peat In Progress"(ピート・イン・プログレス)シリーズの第8弾です。
カスクタイプはバーボン樽90%、シェリー樽10%のヴァッティング。
ピート&りんご、かなりゼスティ
香り
ピート、モルティ、ビスケット、りんご、ドライフルーツ、木の苔、干し草
味
スモーキー、りんご、梨、紅茶、ドライ、ゼスティ
余韻
舌の上がかなりヒリヒリ、程よく長い、焚き火、後半にかけてフルーティーな甘みが増す
ドロップ・アップ(1滴加水)
ピートの泥臭さが増す、土。それでいてりんごっぽさも強調される。味はあまり形が崩れない。相変わらずゼスティでヒリヒリする。熱したりんご感。余韻はだいぶ短くなり甘みが増す。
得点 86点
スプリングバンク蒸留所のピーテッド・スタイルである「ロングロウ」とか結構好きなんですが、それとはまた違った味わいですね。似て非なるものという感じ。
味わいは非常に好きな部類なんですが、この「ゼスティ」さ、「ヒリヒリ感」がもう少し落ち着いてくれたらなぁ、と思います。
もしかするとハイボールとかがちょうど良いのかも知れませんね。
ということでハイボールにしてみました。
うむ。これは美味しいですね笑
ハイボール(約1:4)にするとシェリー感が結構出てくる印象。ヒリヒリは全くなくなり、ヘビリーなピートもよい具合でピーテッドぶりを存在感出してくれてます(ん?日本語が難しい笑)。
ということでハイボールは完全に吉。おすすめの飲み方はハイボールです。ぜひお試しあれ。
それでは皆さん、良い夜を。
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