Black Bottle Aged 10 Years
ブラック・ボトル10年
スコッチ・ブレンデッド
ゴードン・グラハム社
40%
輸入:アクサス
ワールドリカー・ブルータスさんによると次のように説明されています。
ブラックボトル10年に使用されるシングルモルトのうち95%はアイラモルト、残りはレダイグがブレンドされアメリカンオーク樽で熟成。
また、六本木鈴酒店さんでは次のように説明されています。
アイラ島を代表する7つの蒸溜所のモルトウイスキーをブレンドした、他のブレンデッドスコッチとは一線を画すユニークなウイスキーです。アイラ島のモルトウイスキーの特徴であるピート香を感じる一方、ふくよかでスムースでかすかな甘さを感じさせます。その個性的な味わいは1879年に紅茶のブレンドを生業としていたグラハム家によって生み出されました。『ウイスキーマガジン』の中で取り上げられた293種類のウィスキーで評価の高かった47のウィスキーを選び、8つのジャンルに分けテイスティングして、なんと『ブレンデッド』部門で、見事、第1位の座に輝いたのが、この「ブラック・ボトル」です。 ピート・チックなスモーキーさと、ドライフルーツのような香り。 甘さとスパイシーさのとても素晴らしいバランスが印象的。
2020年にリリースされたブラック・ボトル10年。
なんというか、上記の説明文を読んでもわかるように。てか、こんな説明文読む前からそう思ってるんですが、これはなかなか素晴らしい、というか革命的なブレンデッドですよ。
アイラモルト由来の潮っぽいピートを中心にしたブレンデッド。口に含むと、後から押し寄せてくる。まるで波のような感覚がたまりません。本当にグレーン混ざってんのか??ってくらいに強い。そんなピートの波の中に、桃のようなフルーティなニュアンスが散りばめられていて癖になりそうです。ぶっちゃけ、これが4000円以内で買えるんだったら、これで全てOKじゃない?ってくらいの出来栄えかと笑
何度か口にしてやっとグレーンの麦らしさというか、穏やかな感じを捉えることができました。恐るべしゴードン・グラハム。
しかも度数40度。ここまで最初から最後まで存分に楽しませてくれるのに!?
香り
シトラス→レモン、青リンゴ、ミント、バター、泥炭、土、コケ、海藻、ヨウ素、オーク、燻製
味
薬草、ラズベリー、シナモン、ピート、スモーキー、青リンゴ、アプリコット、コーヒー、タバコ
余韻
スパイシー、胡椒、長い、コーヒービーン、爽やかなシトラス系
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりクリーミー。味わいはスパイシーが強まる。木の皮を食ってる感じ。余韻はより心地よい。感慨深いですね。
んーーーーー。今年のコスパ最高はこれか!?決して安いわけではないけどね。
ちなみに、ボトルに合わせて真っ黒のグレンケアン・グラスで頂いています。ただ、黒いってだけですが笑
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