2021年9月22日水曜日

Belgian Owl Identité


Belgian Owl Identité
ベルジャン・オウル・イダンティテ

ベルジャン・シングルモルト
1stフィル・バーボン・カスク
カラーリングフリー(ノンカラーリング)
ノンチルフィルタード
46%
輸入:えぞ麦酒

人生初のベルギー産ウイスキー。その名もベルジャン・オウル(ベルギーのフクロウ)。その名の通り、フクロウの絵が書かれています。おそらくトラフズクAsio otusワシミミズクBubo buboでしょう。

トラフズク wikipediaから

ワシミミズク wikipediaから

イラストに描かれている目の周りの白い部分がトラフズクに似ている気がするので、トラフズクに一票。

こちらがオフィシャルサイト。

ベルギーのThe Owl Distillery(ザ・オウル・ディスティラリー)が製造元。原料の大麦もベルギー産100%というこだわり。ノンピート。熟成期間は36ヶ月(3年)




The Owl Distillery
住所:Hameau de Goreux 7, 4347 Fexhe-le-Haut-Clocher
創業:2004年
It all started when Etienne Bouillon, Master Distiller, wanted to diversify and develop the local agricultural industry through the creation of an excellent quality Belgian Single Malt Whisky using barley grown in Hesbaye, based on controlled agriculture. 
それはすべて、マスター・ディスティラーのエティエンヌ・ブイヨンが、管理された農業に基づいて、ヘスベイで栽培された大麦を使用して高品質のベルギー・シングル・モルト・ウイスキーを作成することにより、地元の農業産業を多様化および発展させたいと考えたときに始まりました。
そして、2011年にヨーロピアン・シングル・カスク・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、そこから輝かしい多くの受賞を経験しています。

まだまだ歴史の浅い蒸留所の一つではありますが、日本における新興蒸留所に比べると創業は早く、数々の受賞歴もあり、自他ともに認めるお墨付きのウイスキーと言うところでしょうか。

蒸留所があるのはリエージュという街の近く。フランス語圏であるリエージュ州に属しているということで間違いないでしょう。

それにしてもベルギーってオランダ語圏、フランス語圏、ドイツ語圏があってなかなか小難しい国なんですね。。。オフィシャルサイトも英語、フランス語、オランダ語に対応していますし。




バナナ+りんごでマスカット
香り
強い大麦、バニラ、バナナ、アプリコット

シナモン、スパイシー、蜂蜜、バニラアイス、りんご(ふじ)

余韻
マスカット系の甘さ、軽やかなウッド、黒糖

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは力強さが弱まり、バナナやアプリコットといった果実感が増す。味はシナモンが強まるがスパイシーさは収まりスッキリした印象に。余韻は相変わらず甘く軽やか。


なかなか素敵。3年ものとして考えると完成度が非常に高い。




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