2025年9月28日日曜日

Johnnie Walker Black Ruby


Johnnie Walker Black Ruby
ジョニーウォーカー ブラックルビー

スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:麒麟麦酒


今年4月1日に新発売されたジョニーウォーカーの新商品。ブラックラベルのスピンオフ的な商品だと思ってたのですが、ダブルブラックみたいにレギュラー扱いなんですよね。これは失礼しました。

しかもこの商品は展示会で3月にフライングさせていただいて4月に即効でボトルを購入したのですが、ブログに綴るのが今日まで至ってしまったのは誠に不足の致すところであります。猛省。

ということで、いろいろな人がすでに口にされているであろう商品を改めて私なりに評価しておきたいと思います。

と言っても「展示会で試飲した上でボトルを購入している」という時点で「美味しい」ことは確約されています。言うまでもないですね笑

改めて麒麟麦酒さんの紹介ページです。




「ブラックラベル」からモルトを厳選し、赤ワイン樽、シェリー樽(ペドロヒメネス、オロロソ)、バーボン樽で熟成したことにより「ブラックラベル」の甘味やフルーティーさを引き出し、蜂蜜のような濃厚さを引き立てる現代的な味わいを実現しました。また、ディアジオ社で最も先進的な蒸留所「ローズアイル」の甘味があり、リッチで、滑らかなモルトが含まれていることも特長の一つです。

日が沈み、心躍る、心地よい夜のはじまりを楽しんでいただくことをイメージして「ブラックルビー」はつくられています。様々なお客様に日常の飲み方を更に楽しんでいただけるスコッチウイスキーです。
と言うことで、ジョニーウォーカーシリーズの最近発売された物の中でもこれはとても優秀なボトルの一つだと思います。

展示会で最初に感じた印象は「ブラックベリー」でした。定番のブラックラベルと飲み比べをさせてもらいましたが、ブラックラベルに比べてスモーキーは抑え目で、ベリー系の甘味が強い印象。これはある意味で、ブラックラベルだけでなくジョニーウォーカーシリーズの他のボトルでは味わえない甘味なのではないかと個人的には感じました。

そのため即購入に至ったわけです。すぐに買った割にはブログへアップするのが遅くなってしまったのは不足の致すところです笑


フルーティーでスモーキー、ジョニーウォーカーの新たな金字塔
香り
オレンジ、マンゴー、パッションフルーツ、プラム、ラズベリー、カシス、ブラックベリー、バラ、チョコレート、紅茶、アーモンド

スモーキー、革、麦芽、泥炭、蜂蜜、キャラメル、バニラ、シナモン

余韻
スモーキー、ベリー系のアロマ、支配的なオーク

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはオーキーに。味わいはスモーキーな中にベリー、オレンジ、マンゴーなどのフルーツが互い違いに顔を出し賑やか。余韻は案外ドライ。

評価 B
これはブレンデッドウイスキーであるジョニーウォーカーシリーズにおける新たな金字塔ですね。ダブルブラックよりも好きです笑

ワイン樽やシェリー樽の使い方がとても上手だと思います。非常に美味しい。ブラックラベルに比べると本当にスモークは控えめというか抑えめで、「本当にこれブラックラベルなのか?」と疑心暗鬼になりそうですが、それ以上にフルーティーな甘味が強く、どんどん前に出てきてくれるので間違いなく買いです。

すでに欠品になっていたりもするらしいので、やはり売れているわけで今更私が言うまでもありませんが笑

もしまだ購入していない、と言う方は是非すぐに購入して味わうべきです。
https://amzn.to/4gOJOxF


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年9月27日土曜日

バードウォッチング:沖縄県豊海城市

仕事で訪れた沖縄。約8年ぶり、人生2度目の訪問。時期的に台風が心配されましたが、天候に恵まれ無事に沖縄で仕事と、ちょっとした野鳥観察を楽しむことができました。

時間がかなり限られていたので豊海城市にある鳥見スポットを3箇所ほど回ってみました。

コチドリ

まずは早朝に訪れた池の横にあった野球場でコチドリ親子を観察。沖縄ならではのリュウキュウメジロシロガシラリュウキュウキジバトなどを見ることができました。

リュウキュウキジバト

そして写真には撮れてませんが、マングローブ横の枯葉をガサガサと歩く生き物に遭遇。猫でもいるのかなと思ってしゃがんで探してみると、その物音は非常に近くほとんど足元から聞こえてくる。ちょっと怖くなって(笑)足元を見てみると、私の拳くらいはある大きなヤドカリが!

オカヤドカリの1種

とてもわかりづらい写真ですが、真ん中で丸まっているのがそれです。種類は特定できませんがオカヤドカリの1種。ヤドカリが落ち葉の上を歩いているとあんなにガサガサ言うんですねぇ。


ポイントを変えてとある有名な池へ。周囲500mほどの小さな池ですが、鳥見ポイントとしてはかなり有名な場所のようです。

着くや否や、鳥がいるのなんの。

アオアシシギとアカアシシギの群れ

アカアシシギ

アオアシシギ

アオアシシギがこんなにたくさん群れ(20羽ほど)でいるのはあまりみたことがなかったので、さすが沖縄だなと思って、他の種類はいないかなと観ていると、なんとアカアシシギを発見!全部で5羽ほど。実はアカアシシギはこれまで縁がなくてライファーとなりました。脚が本当に赤くて、アオアシシギに比べるとサイズが小さく可愛らしいシギです。

クロツラヘラサギ

そして、この池には5羽ほどクロツラヘラサギもいました。至極当然って雰囲気で佇んでおり、かつ距離も30mほどしかなく「動物園かよ!」と思いましたね笑

他にもセイタカシギバンコガモアオサギなどを観察。

セイタカシギ

バン

沖縄では前回もバンを観察できたのですが、沖縄ってバンが多いんですかね?


その後もう1ヶ所、別の鳥見ポイントへ向かいましたが、こちらではイソシギオオサギくらいを観察したあたりでタイムアップ。仕事へと向かいました。

イソシギ

ということで、今回はかなり限られた時間での鳥見でしたが、さすがは沖縄。雰囲気も独特でしたが、野鳥パラダイスですね。また行きたいなぁ。

今回確認できた鳥は以下の通り。
コガモ、リュウキュウキジバト※、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロツラヘラサギ、バン、コチドリ、セイタカシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、イソシギ、カワセミ✳︎、リュウキュウハシブトガラス※、シロガシラ、リュウキュウヒヨドリ※、リュウキュウメジロ※、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ
計20種
※=亜種
✳︎=声のみ確認


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年9月24日水曜日

畑:ごぼうの収穫


今月、7日と15日に畑に行った内容をダイジェスト版でお届けします。

7日:ごぼう収穫


きんぴらごぼう好きの私にとって、夢のごぼう収穫でした。昨年、生姜を植えた畝でごぼうを育成。市販されているようなサイズは望めませんでしたが、なかなか量は収穫でき、家で嫁さんが筑前煮にしてくれました。なんと美味しいことよ。



お義母さんからごぼうの種も頂いたので、来年もごぼうを植えてみようと思います。


この日は他にプチトマトやオクラも収穫できました。オクラはまだまだ花が付いており、もう少し収穫できそうです。今週一気に寒くなったのが懸念材料ですが・・・。



里芋も夏の雑草フィーバーをくぐり抜け、何とか成長中。昨年のような採れ高は期待できませんが、無事に成長してくれることを祈るばかりです。



15日:大根種まき、キャベツ苗植え
あろうことか、この日は写真撮影するのを忘れていたようです笑

大根の種をまき、キャベツの苗を植えました。キャベツは近所のオーガニック専門ショップで「ご自由にどうぞ」と置かれていた苗を8株ほど頂いて植えてみました。無事に大きくなってくれたら良いですねぇ。

そんな畑情報でした。二条大麦の第2期種まきは11月の予定です。乞うご期待。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年9月23日火曜日

Loch Lomond Single Grain


Loch Lomond Single Grain 
ロッホ・ローモンド シングル・グレーン

スコッチ・シングルグレーン(ハイランド)
コフィースチル
大麦麦芽100%
ノンピーテッド
熟成:アメリカンオーク・カスク
ノンチルフィルタード
Alc.46%
輸入:アクサス


中国のヒルハウス・キャピタルマネジメント社がオーナーとなっている同蒸留所は連続式蒸留器と単式蒸留器が同じ建物内にある数少ない蒸留所の一つ。

ゴルフの全英オープンの公式ボトルとしても有名。

そんなロッホローモンド蒸留所で作られるモルト100%のグレーンウイスキーで、同社が持っているオリジナリティ溢れるローモンド型スチルではなく、コフィースチルで蒸留された原酒をアメリカンオーク樽で熟成させたもの。


風呂上がりのビスケット+ゼスティ
香り
風呂上がり、ビスケット、革、バニラ

キャラメル、バニラ、ハチミツ、桃

余韻
若干スパイシー、ドライでありながら滑らか、ウッディ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはかなり落ち着き主張がなくなるが、ナッティなニュアンスが増す。舌触りは滑らか。味わいは相変わらずバニラ+フルーツ。余韻はスパイスが増す。


評価 C
やや個性強めのグレーンという感じでしょうか。ゼスティなニュアンスが個人的には気になるポイントですが、アルコール度数がやや高めということを考えると仕方ないのかもしれません。

ニッカも「カフェ・モルト」なるモルトをカフェスティルで蒸留したグレーンウイスキーを販売してますよね。

2018年に飲んだきりですが、印象度でいうとニッカの方が上かなぁ。もう少し複雑さが欲しいな、なんて欲を言えばキリがないですがそんな印象です。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年9月6日土曜日

Fable Aged 8 Years Batch 3 "The Captains Daughter"


Fable Aged 8 Years Batch 3 
"The Captains Daughter"
フェイブル8年 バッチ3「船長の娘」

スコッチ・ブレンデッドモルト
By Pendulum Spirits Limited
瓶詰:2022年7月11日
本数:9000本
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46.5%
輸入:ガイアフロー

"Fable"=「寓話」という名のスコッチ・シリーズ。

日本では「ザ・ファブル」なる漫画もありますね。これまた非常に面白い。

坂本慎太郎の4th アルバム"Like A Fable"(物語のように)も素敵なアルバムです。



なんてったってこのラベルが良いですよね。こんなデザインのアニメーションを見たことあるような無いような。

日本の輸入元であるガイアフローさんによる紹介ページを見てみます。
フェイブルは、スコットランドのインディペンデント・シングルカスク & ブレンデッド・モルトウイスキー・ボトラーです。単にウイスキーをボトリングするだけでなくFABLE(寓話)という名の通り、スコットランドの伝説を、アートを通じて蘇らせます。ユニークな味わいと魅力的なキャラクターを備えたシングルモルトをご紹介します。

原酒は、スコットランドの数多の蒸留所から独自に調達して熟成。厳選した樽をシングルモルトとしてボトリングさせるほか、ブレンデッドモルトも手がけています。シングルカスクウイスキーは、すべてカスクストレングス、ナチュラルカラー、ノンチルフィルターでボトリング。数量限定で、全てのボトルにカスクナンバーとリリース本数が記載されています。

高い品質のスピリッツを、クリエイティビティへの情熱を共にボトリングすることが、フェイブルだけの魅力と言えるでしょう。
今回いただいている「船長の娘」がリリースされたのは2023年6月。
スコットランド沿岸を航海する船、トリトン号。
ある月のない真っ暗な夜、荷物を積んで帰路についていたトリトン号は、突然座礁してしまった。…悪天候のせいではなく、邪悪な洞窟の妖精によって。
このイタズラ好きの妖精たちは、安らかに錨泊中の船を模した偽物を使い、浜辺から船を難破させていたのだ。

トリトン号は岩場で真二つになり、船長の娘であるグレースがただ一人、生き残った。
ようやく漂着した洞窟の中、湿った岩に付着するフジツボや、隙間から流れ込む雨水で、哀れに薄汚れたグレースは生き延びた。坑道のダンジョンに迷い込んだような、儚い存在だった。

ある日、グレースは、かすかに響くバグパイプの音を聞き取った。それはまるで涼しい渓谷に輝く太陽のようだった。
その音色をたどっていくと、船長の娘は、(今は亡き)忠実な猟犬を呼び出そうとしていたクランヤード湾のバグパイプ吹きの男と出くわした。
ふたつの哀れな魂は引き寄せ合うように結ばれ、やがて本当の親子のように親密になった。

こうして二人は日々を過ごしていたが、ある日、男が出口を探していると、グレースが意地悪な妖精に捕まってしまった。洞窟に戻ってきた妖精たちが、その邪悪な本性を発揮させて、グレースを自分たちの仲間に変身させてしまったのだ。

男はグレースの失踪に心を痛めた。彼女はあの漆黒の洞窟の中の唯一の光明、辛い日々を分かち合う仲間だったのだ。グレースの消息が分からなくなった男は、落胆した。さらにその上、邪悪な妖精たちから身を隠さなければならなかった。

こうして彼の運命は封じ込められ、名高いバグパイパーでもあった男は、もう二度と愛する音楽を奏でることはなかった。

ラベル裏に書かれていることから読み取れるのは、この物語は"The Ghost Piper of Clanyard Bay"(クランヤード湾の亡霊バグパイパー)というお話から着想された、その続編的なものだそうです。


ちなみにクランヤード湾というのは、ローランド西部に位置する半島にある湾。この"The Ghost Piper of Clanyard Bay"(クランヤード湾の亡霊バグパイパー)という名前でフェイブル・シリーズの第1弾シングルモルトが2022年に発売されています。これまた気になりますね。

という感じで、ゲゲゲの鬼太郎で育った私に取っては非常に興味をそそられるこのシリーズ。多分、今後も色々買い漁ると思います笑


ちなみに、ガイアフローさんが貼り付けたシールが、どうも二重になってまして。「原材料:グレーン、モルト」と書かれたシールの上に「原材料:モルト」のシールを貼り直したみたいです。うーん、これはオタク的には「剥がしてから貼り直せば良くない?」とツッコミを入れたいところですが・・・伏せます笑


さて、そんな些細などうでも良いことは置いておいて、肝心の味はと言いますと・・・。

若いがおっとりしたフルーツ系
香り
蜂蜜、りんご、洋梨、モルティ

草原、ビスケット、バニラ、キャラメル、アーモンド、麦の甘み、少し若い印象

余韻
焦がしたシュガーがやや長め、まろやかな舌触りとフィニッシュ

ドロップ・アップ(1滴加水)
若さが取れて少し落ち着いた感じ。タンニンみたいな口当たりが残る。

評価 B
ウイスキー界隈で「若い」というのはネガティブな言葉になってしまいますが、若いけどしっかりした味わいのあるボトルです。りんごを中心としたこのフルーティさは素敵ですね。このシリーズを色々集めてみたくなっております。いや、確実に色々買います笑

と、しれっとブログを更新しましたが、実は8月は1件も更新が出来ておらず汗
忙しさにかまけておりました。反省いたします。。。

ブログに挙げたい、いやこれまでのことを考えるとアップしなければいけないボトルが10本ほど溜まっておりまして・・・。

しれっと再始動です。今後ともよろしくお願いいたします。


それでは皆さん、良い夜を。

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