って、ことで祝日を楽しむため、市内に繰り出しデパートでお買い物。
嫁さんが兼ねてから買いたいといっていたUGGの靴を探しに行ってまいりました。毎回、UGGの靴を見るたびにオーストラリアのブランドなのに、こんなヌクヌクでモコモコで不思議だなー(超偏見)って思っています笑 でも、やっぱり可愛いですよね。見てたら男物もあるみたいで。買ってみようかな、自分のも。
そういえば、2週間ほど前に、仕事の接待で2件目に行ったお店で、「鶴」というウイスキーを飲みました。ボトルを生で見るのも初めての代物。しかし、その存在は以前から知っていました。というのもこの「鶴」。ニッカ・ウヰスキーが以前販売していたブレンデッドウイスキーで、いまは製造されていないんですよね。代わりといっては変ですが、いまはTHE NIKKAというブランドが販売されてます。これがまた旨いんですよ。
その「鶴」。画像は勝手にAmazonから拝借させてもらいました。
ニッカウヰスキーの余市蒸留所と宮城峡蒸留所の両モルトとグレーンをブレンドしたブレンデッドです。これがうまくないわけがない。飲んだ印象としては、余市の力強いピートよりも宮城峡のスウィートで飲みやすい感が前に出ていて、後ろにかすかに余市が見える、そんな感じだった。飲みすぎてあんまり覚えていないのが残念www
そんな伝説のウイスキーを飲んでしまった12月でした。まさか、鶴を飲める日がくるなんて。我が社に心から感謝。サラリーマン万歳!!鶴の他にも、シーバスリーガルの18年とか、響12年とかいろいろ楽しませてもらった、素敵な夜でした。
P.S.今週のウイスキー
Balblair 2003
バルブレア2003(12年)
創業1790年。現存するスコットランドの蒸留所の中で2番目に古い蒸留所。北ハイランド。蒸留年を表記したヴィンテージを展開している珍しいシングルモルト。瓶詰めが2015年とあるので、12年もので間違いない(はず)。背が低くて丸みがあるボトル。草的な模様が面白い。ナチュラルカラーで、ノンチルフィルターってのも売り。香りは濃い桃とか杏。ドライでありながらスウィートな飲み口。たっぷりな果実味と軽めのピート。桃味のバニラアイスって感じですかね。余韻も果実感に溢れていて素敵。それでいてダラッとしないのは、ドライさ故。例えるなら、会心の一撃を食らったって感じ。わかりづらい笑
ウイスキーの記事をネットで調べていると、カラーリングとフィルタリングのことはよく目にするところ。実際、ブレンデッドウイスキー大手メーカーのものは、ほぼ間違いなくカラメル色素でのカラーリングを行なっていると考えて間違いないらしい。これは、どのボトルも均一な色味にしたいという狙いかららしい。それとフィルタリングは、オンザロックで飲んだりする際、氷で冷やされたウイスキーが白濁したりするのを防ぐためのものらしい。個人的にはそれらを真っ向から間違っているとか、やるべきでないと否定もできないけど、せめてやってるのか、やってないのかを明記してほしいよね。だって原材料のところにカラメル色素って真面目に買いているブランドは、ほんの少数。
過去に買いたフェチャーケアン フィオールhttp://d-ksmt.blogspot.jp/2017/01/blog-post_20.htmlと、オールド・セント・アンドリュースhttp://d-ksmt.blogspot.jp/2014/12/blog-post_21.htmlぐらいで、ほかに明記しているものをここまで見たことがない。見落としている可能性もあるけど。大手のブレンデッドウイスキーの原材料を見ると「モルト・グレーン」としかほとんど書かれていない。
カラメル色素は、種類によっては発ガン性があることも指摘されている添加物(参考https://hapimono.com/caramel-color/)。それが含まれていても飲むか飲まないのかは消費者の自由として、作り手には明記する義務を課したいよね。ほんと。別にだからって嫌いになったりしないしさ。
そしてチル・フィルター。僕は個人的にそんなフィルターいらないって思うけど、多分世の中的には必要。だって、初めてウイスキー飲もうってときにオンザロックとかハイボールで白濁してたら気持ち悪いって思うでしょう。だから、チルフィルターに関しては、やってて当たり前で、やっていないところはノンチルフィルターを大々的に謳ってほしいと思うのです。呑兵衛としてはノンチルフィルター大歓迎。もし、白濁してもどうでもいいもの。それは製品の特性上云々でどうにでもなる範囲でしょう。健康被害に繋がるわけでもないし。
まー、でもこんな話はウイスキーに限った話でなく、日本の原材料表記の緩さは本当にどうにかしてほしいものです。微量とはいえ、体内に異物を入れること。それも知らず知らずのうちに。明かされることもなく。それはあってはいけないことだと思います。あくまで正直な商売をしてほしい。そのうえで、何を食べるか食べないか、消費者が自分で考えて決定すべきこと。それを情報操作されるのは甚だおかしい話だと思うわけです。それでは。