全曲ブルース、全曲カバーという圧巻のアルバム。全部カバーってのは斬新すぎてびっくりしました。エリック・クラプトンも2曲ほど参加している、すべて1発録りで3日でレコーディング終了という、なんともクレイジーなアルバム。聴くほどに味わいが増していきそうなそんな素敵なアルバムです。早くロッキンチェアが欲しい。
それにしてもこの人たち何歳になったんですか?相変わらずカッコいいってどういうこと?って感じですわ、ほんま。The Rolling Stonesを聴き出したのは高校1年生の頃。中学生の頃からどっぷりはまっていたTHE HIGH-LOWSの甲本ヒロト氏の超おすすめということもあり、自然にCDに手が伸びた。当時、デビュー40周年を記念した『FORTY LICKS』なるベスト・アルバムが発売されたばかりで、TSUTAYAさんでそれを買ったのが始まり。知っている曲も多数あり、彼らの音楽にはまっていくのに時間はあまりかからなかったですね。高校時代、一緒にバンドでライブをやっていたT氏は名古屋だったか大阪だったかツアーを観に行ってたっけな。元気かねー?そんなThe Rolling Stonesのアルバムは、今の所10枚近く家にはストックがあります。毎週日曜日には彼らのCDを1枚流すってのが我が家の掟みたいになっているわけです。
中でも個人的に大好きなアルバムは、1978年に発表された『Some Girls』っていうアルバム。「Miss You」から始まり「Shattered」で終わる全10曲。この世界観がたまらないわけです。半端ない。まー、そんな感じです。
P.S.ウイスキーについて
Glencullen aged 10 years
グレンカラン10年
シカゴ近辺にあるスーパー、ジュエルオスコ Jewel Osonoで購入した謎のスペイサイドモルト。ネットで調べても得体が知れない。結構印象的なシェリーっ気が強いシングルモルト。かすかにスモーキーな要素も。日本では販売していないものらしい。一体何者なのか。干し柿みたいな後味がなんだかいい感じ。飲めば飲むほど、なかなか渋みが強いものだという印象が増す。柑橘・グレープフルーツ的なニュアンスもあり、楽しめる1本。日本ではなぜ売られていないのか、また蒸留所はいったいどこなのか、謎多きミステリアスな1本ですが、これまた面白いですね。