最近つくづく思うのは、自分が「やったこと」でしか何も進まないし、変わらないということ。どんだけ「思って」いても「考えて」いても、行動できていない限り、それらはただの机上の空論でしかない。そしてそれらは、悲しいくらい無意味に近い。そこに価値を見出してくれる人が、価値観が通じる人なんだろうな。
でも、やっぱり体験に勝るものはない。
百聞は一見に如かず。
百見は一験に如かず。
つくづくそう思う師走。いかがお過ごしでしょうか?笑
早いもので2016年も残す所、あと11日。今週末にはクリスマスが控えているわけで。
と、いうことで、今週のウイスキーは、いよいよ2016年最後の1本。2016のラストを飾るのは、とってもピーティーなスペイサイドのシングルモルト・オールドバラントルーアン。
今週のウイスキー
OLD BALLANTRUAN the peated malt speyside glenlivet (Tomintoul)
オールドバラントルーアン(トミントール)
フェノール値88ppmの麦芽を使用。スモーキーでピーティーなガツンとしたインパクトの強い1本。これがレモングラスのようなリッチで繊細なスウィートさを楽しませてくれるトミントール蒸留所からリリースされているという事実が最大の驚き。バラントルーアンというのは、トミントール蒸留所の仕込み水となっている泉があるバラントルーアン山に由来しているそうな。バラントルーアン山は蒸留所の背後にあるんだとか。それにしてもフェノール値88ppmってのはいいね。世界で一番ピーティーなウイスキーって言われる「オクトモア スコティッシュバーレイ」のフェノール値は167ppmだそうです。それはやばいね笑
ついついフェノール値の話ばかりしてしまいましたが、このオールドバラントルーアンさんは、しっかり美味しい代物です。ピーティーな香りのなかに柑橘系の甘さを感じます。味としてはスモーキーやピーティーの中に、桃みたいなジュワーっとした色気のある甘みがあるなー。さすがはトミントール。いい仕事してますね。余韻はひたすら長い。いい夜だ。
ってことで、今年のウイスキーもこのバラントルーアンさんで終了。1年振り返って、ウイスキー of the year 2016 を決めないとなー。これがなかなか難しい。
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