2022年2月5日土曜日

The Glenturret Provenance Decanter By Laliqueが発売されます

下記サイトから引用

節分の恵方巻きを食べていた頃、とんでもないニュースが飛び込んできました。

ザ・グレンタレット プロヴェナンス・デカンタ バイ・ラリックなるプレミアムなウイスキーが発売されるっていうやつ。33年もの。同い年かと思ったら1987年蒸留、2020年瓶詰。2年先輩でした笑

全世界で限定320本、日本にはそのうち3本だそうです。2月9日(水)発売。アルコール度数は43.7%。輸入会社は都光。値段は税別200万円。んー、全く手が出ない笑

是非、こちらのサイトから詳細をご確認ください。なかなか勉強になります。

こちらは英語サイト。

こちらのサイトもわかりやすい。

個人的に一番びっくりしたのは、グレンタレット蒸留所のオーナーがエドリントン・グループではなくなっていたと言う事実。これは完全に勉強不足でした。

スコットランド最古を誇るグレンタレット蒸留所は、1775年創業。密造酒時代を入れると1717年にはウイスキーを製造していたと言う記録も残っているそうです。

蒸留所は1923年から1959年まで閉鎖を経験しています。ジェームズ・フェアリーが1957年に買収し再開。フェアリー氏が1980年に設けたビジターセンターは当時非常に画期的なものだったそうです(グレンフィディック蒸留所に次いで2番目)。

また、蒸留所で有名なのはウイスキー・キャットのタウザー(1963-1987年)。雌猫。彼女が23年11ヶ月の生涯で28,899匹のネズミを捕まえたことがギネスにも認定されています。

1990年にハイランド・ディスティラーズ(現エドリントン傘下)が蒸溜所を買収。2002年にはエドリントンが220万英ポンドを投じ、蒸留所内に「フェイマスグラウス・エクスペリエンス」を建設。私のご贔屓にしているザ・フェイマス・グラウス・シリーズの主要モルトとして、重宝されていたこの蒸留所を手放したのは2019年3月のこと。

エドリントン・グループはグレンタレット蒸留所以外にも所有していたグレンゴイン蒸留所、グレングラッサ蒸留所、タムデュー蒸留所も売却。またブレンデッド・ブランドのカティーサークも売却。今では、マッカラン蒸留所、ハイランドパーク蒸留所、グレンロセス蒸留所、そしてブレンデッド・ブランドのザ・フェイマス・グラウスを(スコッチ・ウイスキーに限れば)所有しているのみ。

そしてグレンタレット蒸留所の買取先がフランスのライフスタイル企業であるラリック。クリスタル製品で有名なブランドだそうです。

上の写真同

見るからに美しく高級そうなグラスのボトルです。

https://bar-proshop.com/product.php?id=1548

これは「グレンタレット・トリプル・ウッド」と言うラリックにオーナーが変わってから出されたレギュラー・アイテムですが、確かにボトル・デザインが他のスコッチでは見かけないものになっている気がします。オーナーが変わったらやっぱり見せ方も変わりますねー。




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