2021年9月10日金曜日

Teeling Small Batch 2020


Teeling Small Batch 2020
ティーリング スモール・バッチ2020

アイリッシュ・ブレンデッド
ラム・カスク・フィニッシュ
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
ボトリング:2020年2月
46%
輸入:アクサス

2015年、アイルランドの首都・ダブリンのリバティー地区に建てられた蒸留所。ダブリンでウイスキー造りが行われるのは40年ぶりのことだったそうで。ボトルにも"The Spirit of Dublin"と書かれています。シンボルマークは不死鳥。


ちなみにダブリンの人口は54万人。愛媛県の松山市より少し多いってところです。良い規模感。

シンボルの不死鳥は、キャップにも刻印されています。

こちらがティーリングウイスキーのオフィシャルサイト。

ティーリングウイスキー社はもともとクーリー蒸留所の元オーナーであるジョン・ティーリング氏の2人息子がアイリッシュ初のボトラーズ事業を立ち上げた会社だそうです。

以下、ボトルに書かれている説明文です。
Since 1972 the Teeling family have been crafting Irish whiskey. The Teelings are renowned for their vision in doing things differently and their whiskeys embody this entrepreneurial spirit. This small batch bottlings consists of hand selected casks which are given a further 6 months maturation in ex-rum barrels imparting an extra sweet and smooth flavour unique to Irish whiskey. By bottling at 46% with no chill filtration completes an Irish whiskey of true character. Teeling whiskey - dare to be different. 
1972年以来、ティーリング家はアイリッシュウイスキーを作り続けてきました。ティーリングは、物事を異なる方法で行うというビジョンで有名であり、ウイスキーはこの起業家精神を体現しています。この小ロットの瓶詰めは、厳選された樽で構成されており、ラム酒バレルでさらに6か月熟成させ、アイリッシュウイスキー特有の甘く滑らかな風味を与えます。冷却ろ過なしで46%で瓶詰めすることにより、本物のアイリッシュウイスキーが完成します。ティーリング・ウイスキーは、他とはあえて違います。
ティーリングウイスキーには、このスモールバッチ(ブレンデッド)の他に、ポットスチルウイスキー、シングルモルト、シングルグレーンがあります。ポットスチルウイスキーは個人的に好みなだけに、特に飲んでみたいです。

ちなみに、オフィシャルサイトによると、スモールバッチ2018がサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SWSC)2019でダブルゴールドに輝いたそうです。


淡麗辛口、まるでラガービール
香り
密、野の花、パン、キャラメル

バニラ、ウッディ、シナモン、かなりスパイシー

余韻
スパイシーで軽快、鼻の中を駆け抜けていく、爽やかで長い、その後スッキリ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはバーボン樽の感じが強くなる。少しパイナップル。口に含むとスパイシーが爆発。華やかさも増す。けど、やっぱりスパイシーが強烈。シゲキックスみたい笑
余韻はだいぶ短くなる。

なかなか辛口、淡麗って感じですね。キリッと爽快。夏に冷やして飲みたい。まるでラガービール。

IPA樽フィニッシュとかではなく、ラム樽フィニッシュなんですけどね。ビールっぽい味がするってわけではないんですが、ビールっぽい印象が強い。よし、冷凍庫に冷やして飲もう。最近のマイブーム笑 皆さんも、色々な飲み方で楽しんでください。それでは。

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