Oban The Distillers Edition 2022
オーバン ザ・ディスティラーズ・エディション2022
スコッチ・シングルモルト(ハイランド)
Alc.43%
リフィルのアメリカンオーク樽で熟成後、モンティーリャ・フィノ樽でフィニッシング。
モンティーリャ・フィノ(Montilla Fino)とは、シェリー酒で有名なヘレスの近くにあるモンティーリャ・モリレスでフィノ種(ブドウの品種)を使って製造される白ワイン。
シェリー酒同様に「ソレラシステム」での熟成を行うけれど、酒精強化は行わないそうです。
シェリー酒の「アモンティリャード」は元々ここモンティーリャで生まれた製法だそうで、その意味も「モンティーリャ化した」と言う意味だそうです。と言うのも、内陸に位置するモンティーリャからワインをヘレスの港に運んでいる道中で酸化熟成が進み、偶然生まれたお酒が「アモンティリャード」。
・・・なかなか深いですね。
さて、オーバン自体久しぶりにいただく気がします。好きな蒸留所の一つではあるのですが、最近飲んでなかったですねぇ。反省。
ドライ 白ぶどう 焦げたカステラの底 ザラメ ふんわり
長い余韻 スパイス 後に口の上にタンニン感
枯れ草 おこげ 少し塩っぱい ベリー系のドライフルーツ
思いつく限りをメモしてみましたが、こんな感じでしたね。
それにしてもディアジオ社から毎年発表されるザ・ディスティラーズ・エディションは面白いですね。普段のOBでは行わない実験的な原酒などが出てきて、オタク心をくすぐります。
・・・まんまとハマっています笑
それでは皆さん、良い夜を。
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