2020年7月30日木曜日

クロサギ

梅雨の終わりがようやく見え始めた今日この頃。
5月に家族で釣りを始めてから、ほぼ毎週末釣りをしているわけですが、先週末に近くの港で釣りをしていると久しぶりにクロサギEgretta sacraに出会いました。


写真は2014年12月に呉市で撮影したもの。呉市の沿岸部では、訪れる度にほぼ毎回と言ってよい確率でお目にしたものです。が、廿日市市で見たのは今回が初めて。朝5時ごろから干潮のなか、穴釣りをしていると近くの岩場に降り立ちました。

名前の通り黒い羽が特徴的なサギです。私は勝手に、この鳥に会えると縁起が良いと思っています笑

英語でPacific Reef Heron(太平洋岩礁のサギ)というだけあって、海でお目にかかるサギです。クロサギには黒色型と白色型があり、白色型は真っ白になるのでややこしいですが、真っ白だけどクロサギなんですよねー。

一般的に「シラサギ」と言われるコサギE. garzettaも河口や沿岸部まで出てきますし身体のサイズもかなり近いですが、クロサギの方がより足が太くて短く、コサギのようにうろちょろしない、などの違いがあります。

クロサギはちょこちょこ歩き回らず、すぐ飛んでいくイメージがあります。


上の写真は最初の写真と同個体。首をすぼめたとき、コサギよりもずんぐりむっくりに見えます。飛ぶ時もコサギよりも低いところをふわーって感じで飛んでいきます。ので、白色型であってもすぐに分かる。はず笑

ここまで偉そうに言っておきながら、実はいまだに白色型を見たことがない笑
日本の野鳥650によると「南西諸島以南では白色型が増える」とのこと。沖縄に行った際は是非白いクロサギを狙ってみたいものですね。

 

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