Arran Private Cask for Whisk-e Ltd. 2014 / 3115 7 Years Old
アラン プライベート・カスク・フォー・ウィスクイー 2014 / 3115 7年
スコッチ・シングルモルト(アイランズ)
カスクNo.2014 / 3115
麦芽:ピーテッド50ppm
樽タイプ:2nd フィル・シェリー・ホグスヘッド
蒸留:2014年11月4日
瓶詰:2022年7月6日
ボトルNo.252 / 335
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.60.5%
輸入:ウィスク・イー
シングルカスクを購入するのはいつ以来ですかね?はて?
岡山のWhisky Loversさんで購入させていただきました。
間違いないので即決www
他にもバーボン樽熟成のシングルカスクとかもありましたが、ヘビリー・ピーテッドの2ndフィル・シェリーというのがどうしても気になりまして。
てか、アラン蒸留所(現在:ロックランザ蒸留所の最近のボトリングで外れが見当たらないので確信めいたものはありましたね。
こちらがロックランザ蒸留所含め新しく稼働しているラグ蒸留所の2蒸留所をアイル・オブ・アラン・ディスティラーズのオフィシャルサイトです。
ロックランザ蒸留所(旧名:アラン蒸留所)が設立されたのが1995年。もう、30年くらい前になるんですね。これは驚き。2007年くらいからウイスキーを飲み始めた私にとってもアランと言えば「新参者」という立ち位置でした。2005年創業のキルホーマン蒸留所とともに、当時新興蒸留所として扱われていたのが懐かしく感じます。
仕事で度々訪れた福岡のバーでアランは「まだ若い」という評価をされていたのがつい10年ほど前の話。そう考えると、私も歳をとりました笑
日本だけでなく、スコットランドやイングランド、ウェールズ、アイルランドなど各国で新興蒸留所が乱立している昨今。アランを「新参者」と言うことは最早できないでしょう。そして、そうさせないくらいアランはしっかりした味わいのウイスキーを輩出してきました。
アラン島の北側で操業したロックランザ蒸留所は、もともとピーテッド麦芽の仕込みも行っていましたが、現在は南側で同社が操業したラグ蒸留所でのみピーテッド麦芽の仕込みを行うことにしているようで、今後ロックランザのピーテッドタイプを楽しむことは難しくなるでしょう。
アラン島内でのブレンデッドモルトとかも出てくるだろうな。それはそれで非常に楽しみです。とか言ってる側から出ているのかも笑
ピーティでナッティ+オレンジ
香り
煙、燻された魚、ろうそく、革、泥炭、潮、ナッティ、貝汁、出汁
味
ピーティ、ナッツ、オレンジのジャム、レモン
余韻
非常に長い、優しい甘みが拡がる、満足感が半端ない
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りは図工室。のりやニス。そして煙。味わいはより柔らかくフルーティ、オレンジの果実味。余韻は相変わらず長く少しヒリヒリとアルコールの感じが強まる。余韻はミンティな爽やかさも
得点 96点
ウイスキーの旨みをさまざまな角度から感じさせてくれる逸品。ただし、アルコール度数が高いことからか、アルコールのヒリヒリは否めないものがあります。これがなければ98点はいってましたね。オールディーズなウイスキーの美味さを現在に伝える素敵な仕上がり。ただしまだ若い。そんな感じですかね。加水が吉。
直接同じものではないですが、アランのシェリーカスクものをリンク貼っておきます。ご参考までに見ていただけば幸いです。
それでは皆さん、良い夜を。

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