The Irishman Founder's Reserve
ジ・アイリッシュマン ファウンダーズ・リザーブ
アイリッシュ
スモールバッチ
40%
輸入:ウィック
Bernard Walsh氏によるユニークなブレンド
武川蒸留酒さんのわかりやすい説明。
ホット・アイリッシュマン社は1999年にバーナード・ウォルシュとローズマリー・ウォルシュによって立ち上げられた。ファウンダーズリザーヴは、創設者のバーナード・ウォルシュのブレンドによってつくられるオールド・アイリッシュ・ポットスティル・ウィスキー。ともに3回蒸留でバーボン樽熟成のシングルモルト(70%)とシングル・ポット・スティル(30%)をブレンド。ロンドンのインターナショナル・スピリッツ・チャレンジでゴールド・メダルを受賞の他多くの大会でメダルを受賞。また、ジム・マーレイのウィスキー・バイブルでアイリッシュ・ウィスキーの中では最高の93点を獲得しています。香りは、スパイス、ブラックペッパー、シナモン、ピーチ、少しバニラとグリーンアップル。味わいは、スパイス、モルト、ダークチョコレート、バーボン樽、キャラメル。
ケースには、サンフランシスコ・スピリッツ・コンペティション、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)、インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)でそれぞれ金賞を受賞したことが謳われています。
シングルモルトとシングルポットスチルのブレンドというのが斬新で、それでいて綺麗。そんな印象を受けます。
Walsh Whiskeyのオフィシャルサイトは以下。
なるほど。以前飲んだライターズ・ティアーはこの会社の製品だったんだなー。あれも素晴らしく美味しかった。
アイリッシュのシャンパンとは
そうか。シングルモルトとシングルポットスチルのブレンドが「アイリッシュのシャンパン」か。なるほど。これは妙な思い違いをしておりました。てっきりシングルポットスチル=アイリッシュのシャンパンかと。そうではなく、それとシングルモルトのブレンドか。ということは、今回のThe Irishmanは正真正銘の「アイリッシュのシャンパン」ということか。
しかしシャンパンという面でいえば、ライターズ・ティアーの方が上かなと思います。あくまでも個人的な感想ですが、ライターズ・ティアーの方が甘みやすっきりした感じが強かったと思います。
それに比べてジ・アイリッシュマンはコクがあると言うか、少し深みが増してスパークリングな感じは少ない。
うむ。ライターズ・ティアーに比べると、やはりドライさは少し少なくよりまったりできる味わいなんじゃないかと思われます。
3回蒸留から生まれる美学
アイリッシュ・ウイスキーといえば「3回蒸留」。スコッチでもオーヘントッシャンは3回蒸留をやってますし、モートラックは2.81回蒸留とかいう小難しい方程式の蒸留を行ってますが。それでもスコッチでは2回蒸留が一般的で、スコッチに倣ったジャパニーズもほとんどが2回蒸留なわけです。ふむふむ。
3回蒸留は、一般的によりマイルドになる傾向が謳われています。なるほど、回数が増えれば増えるほど、原料の尖った部分は削れていくというわけです。それを象徴するのはアイリッシュのブッシュミルズですかね。飲めばすぐにわかるそのマイルドさ。
オイリーでざらざら、
存在感の強いアイリッシュ
香り
オイリー、バニラ、青リンゴ、少しドライ、ホットケーキ
味
ざらざらしたテクスチャ、スパイス、キャラメル、チャーされたバーボン樽
余韻
バーボンを飲んだあとのような感じ、フルーツ感の強いチョコレート
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはよりオイリーで青リンゴ。ドライ感は薄れる。モルティでかつバーボンが強まり、モルトウイスキーとバーボンを混ぜたような感じ。余韻はウッディさが強まる。
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