2021年3月27日土曜日

Evan Williams

 
Evan Williams
エヴァン・ウィリアムス

バーボン
43%
輸入:ウィック

ケンタッキー、最初の蒸留者
武川蒸留酒販売さんによる説明
エヴァンウィリアムスは、世界第4位の販売量を誇るバーボン・ウィスキーです。ケンタッキー・ストレート・バーボン・ウィスキーとしては、第2位のビッグブランドです。1783年にケンタッキー州ルイヴィルで、ライムストーン(石灰岩)から湧き出る水を発見し、最初にトウモロコシを原料としたウィスキーを造ったとされる人物、エヴァン・ウィリアムスにちなんで名前がつけられています。

エヴァンウィリアムス・ブラックラベルは世界でNO.2の販売量を誇るケンタッキ-・ストレート・バーボン。 焦がしたホワイト・オーク樽で熟成されたすっきりとした後味が特徴。
エヴァン・ウィリアムスのオフィシャルサイトを発見。

"Genuine Sour Mash"=「純正サワーマッシュ」を用いたまさに純度100%のバーボン。バーボン中のバーボンってことで認識あってますかね??

ちなみに「サワーマッシュ」については、以下wikipediaをご参照ください。
しばしば間違って考えられているが、サワー・マッシュはウイスキーの風味の一種ではない。ウイスキーがサワー・マッシュ過程にあるとき、古い、または「酸敗した(sour)」マッシュ EN の一部(上澄み液)が、新しいマッシュに加えられる(古いマッシュはまた、使い終わって古くなったグレインが家畜の飼料原料として利用されるため、「飼料マッシュ」とも呼ばれる)。マッシュ過程(マッシング、EN)は、実質的なウイスキーの製造原料であるグレインを麦芽と共に湯に混ぜ、糖化させるプロセスである。

通常、複数種類の穀物のグレイン(穀粒)を細かく砕いたもの(挽き割り)を湯に混合して、どろどろの液状物質を造る。蒸留酒製造業やビール製造業で「マッシュ」と呼ぶのは、この液状物質のことである。バーボンの場合は、原料グレインとしてコーンつまりトウモロコシを主として使い、各種の穀粒(大麦や小麦等)と共に湯に混ぜてマッシュを造る。 
(中略) 
サワー・マッシュ・プロセスは、リカーの品質を改善し一貫性ある安定したものにするため行われ、これによって、すべてのボトルの味わいが、可能な限りに同じものへと近づく。サワー・マッシュを使うことで導入される酸は、ウイスキーを変質させる可能性を持つ細菌の繁殖をコントロールする。サワー・マッシュは、バーボン・ウイスキーやテネシー・ウイスキー EN においては一般的である。サワー・マッシュ・ウイスキーのよく知られた例は、ジャック・ダニエルズ EN やジム・ビームである。
ふむふむ。ちなみにwikipediaの上記ページでも書かれているんですが、サワーマッシュを開発したのはジェイムズ・C・クロウ氏で、現存するバーボン「オールド・クロウ」ってのは、氏の名前を残しているブランドってことであってますかね??

いやー、バーボンもっと勉強しないとやばいね汗

最近は意図的に毎月1本はバーボンを飲む(買い忘れている時もある・・・)ようにしています。圧倒的にスコッチやアイリッシュ好きとはいえ、やはり知らないわけにはいかないですよね。バーボンも奥が深く、また種類も豊富。そして比較的安価で手に入るブランドが多い。

これは、ある意味でジャパニーズ・ウイスキーの行く末の指標にもなると思うんですよねー。っていうのも、ジャパニーズの価格高騰しすぎじゃないですか。でもそんなインフレ現象がずっと続くわけではないので。もともとスコッチに倣ってウイスキー作りが始まっているのは理解しているつもりですが、ずっとスコッチを追いかけても違う気がするので。まー、私があれこれ悩まんでもジャパニーズはジャパニーズなりの歴史を刻んでいくことでしょうし、あまりベラベラ語りたいわけでもないのでこの辺にしておきます。


さて、テイスティング。

優れたバランス感覚、
加水するとフルーティーな甘み
香り
重厚感、複雑、チャーされた樽、バニラ、蜂蜜、フローラル、海外のグリーンティー

ウッディ、バランス感覚の優れた苦さと甘さ、ちょっぴり舌先に残るスパイス感

余韻
長すぎず短すぎず、すっきり、心地よくスモーク

ロック
香りがフルーティーになり甘みを感じる。イチゴみたいな酸味を伴う甘さって感じ。口に含むとウッディさは形を崩し、甘さが強調される。スパイス感も薄れる。それでいて甘すぎない。


ということで、非常に美味。特に加水、ロックすると吉。バランスの取れた傑作かと。世界的に人気の高い銘柄である理由がわかる気がした、そんな春の夜でした。





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