さて、2月に入っても体調はあまり良くならず・・・。またブログの更新が遠のいてしまいました。申し訳ないです。
今回は、巷でにわかに賑わいを見せている「ブリティッシュ・シングルモルト」について。
Bankhall
バンクホール
イングリッシュ・シングルモルト
Alc.40%
輸入:都商会
ボトルには"British Single Malt"と書かれていますが、分かりづらいのでイングランドとして扱わせていただきます。
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Google Map |
リバプールよりも北にあるブラックプールにあるバンクホール蒸留所。
こちらがオフィシャルサイト。
2019年創業、2020年に生産開始。オーナー会社はヘイルウッド・インターナショナル社で、どうやらバーボンタイプのウイスキーを作ることもできる設備のようです。
このシングルモルトは、バーボン樽とアメリカン・バージン・オーク(新樽)で熟成させた原酒をヴァッティング。「バニラとトフィーの豊かな香りが特徴」とオフィシャルサイトでも説明されています。
特筆すべきなのはその価格でしょう。武川蒸留酒販売さんでも税込2,450円(2/15現在)と、シングルモルトウイスキーとしては破格。
10年前くらいは、グレンリベット12年やグレンフィディック12年はこれくらいの価格だったよなぁって、思い返すとゾッとしますね笑
本場スコットランドやアイルランドにほど近いイングランドやウェールズも近年は新興蒸留所ブームのようです。
先日刷新された「ウイスキーコニサー資格認定試験教本 中巻 スコッチ編 2025」では、イングランドで32ヶ所、ウェールズで5ヶ所の蒸留所が紹介されています。その中でもこのバンクホールは群を抜いてお求めやすい価格のように思われます。
ライトでバニラとオーク 若々しさが著しい
香り
ライト、ビスケット、トースト、草原
味
バニラ、麦、オーク、バター飴、若干スパイシー
余韻
フレッシュ、ベタっとした甘みが舌に残る、若々しい
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより柔らかくなり分かりづらい。味はスパイシーさが落ち着きバニラやバターを優しく感じられる。余韻はベタつきが少し軽くなりキャラメルのニュアンスとアルコール感が強まる
評価 E
これは単純に私個人の見解なのですが、本当に若い。若々しさの塊。もう少し熟成を待って飲んでみたいですね。ニスみたいなニュアンスはローランドモルトに似ている特徴かなぁとも思ったり思わなかったり。2000円台という価格を考えるとコスパは良い一本なのかなと思いますが、日本で爆売れしているアイリッシュのバス⚫︎ーと比べてしまうと、どうかな??
色々な取り組みをしている蒸留所なので、今後期待してみたいと思います。
それでは皆さん、良い夜を。

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