時節はシギチの秋の渡り真っ只中と言うことで昼間の干潮を目掛けて、まずはMFの一つである八幡川河口へ。
これが思いの外、シギチがいない・・・。ウミネコたちが500羽ほどと写真真ん中のセグロカモメが確認できたくらい。写真の真っ黒い鳥はカワウです。
かつ9月に入っても相変わらずの恐ろしい暑さに鳥たちも口を開けていると言う始末。これはバードウォッチングどころじゃないですね・・・。
こちらがセグロカモメ。おそらく雌。
周りのウミネコに比べて一回りも二回りも大きい体が非常によく目立ちます。が、この日確認できたウミネコ以外のカモメ類はこの1羽のみ。どこか痛めているのか、ウミネコたちと行動を共にしているようなしていないような。
目的のシギチはシロチドリが1羽確認できましたが、結構遠かった・・・。
これは遠くて詳しくはわかりませんでしたが、おそらく魚か何かの死骸を漁っているトビをハシブトガラスたちが囲っている様子。
そして警戒心があまりないカワウが1羽、足元を必死に潜水しながら小魚を漁っておりました。瞬膜って改めて見ると怖い笑
その後、八幡川よりも廿日市市の御手洗川の方がシギチが熱いと言う情報をいただき、夕方御手洗川へ。
確かにこちらの方が八幡川よりシギチの数が多く、かつ近くで観察できました。上の写真はハマシギ。10羽弱ほどですが、本当に足元をうろちょろとしてずっと長い間観察させていただきました。
こちらはハマシギの水浴び風景。考えてみると、初めてお目にかかる光景でした。じゃぶじゃぶやってましたね、気持ちよさそう。
この小さな干潟にどこからともなく飛んできたのはトウネンの群れ。全部でこちらも10羽ほど。この群れとなぜか行動を共にしていたソリハシシギが1羽。
そして、そんなトウネンのうち1羽が足元のハマシギたちと行動を共にしていて、さまざまなシャッターチャンスをくれました。
ハマシギやソリハシシギよりもだいぶ短い嘴を砂泥の中に突っ込む様子が印象的。なんて可愛いんでしょうか。
こちらも1羽だけですが、ここではお馴染みのキアシシギも確認できました。遠くの牡蠣棚の方から仲間の声が聞こえ、しばらくするとそちらに飛んでいったので複数で今年も来てくれているようです。キアシシギを見るとなんだか落ち着きます。今年も来てくれたんだなぁって感じがすごくする鳥です。
そんな感じで、久しぶりの鳥見もずいぶん楽しむことができました。やっぱり渡りのシーズンって面白いですよね。これはもう少し頻度を上げないとなぁ。
今日確認できた鳥たち
マガモ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、シロチドリ、キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、トウネン、ハマシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラバト
以上、24種(外来種1種含む)
それでは皆さん、良い夜を。
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