Girvan 2006 Aged 12 Years
ガーヴァン2006 12年
スコッチ・シングルグレーン(ローランド)
Berry Bros. & Rudd
蒸留:2006年
瓶詰:2018年
カスクNo.532388/9
ノンチルフィルタード
ナチュラルカラー
Alc.46%
輸入:ウイック
ボトルに書かれている味わいに関する説明文は以下の通り。
This ex-bourbon barrel, single grain whisky has pronounced aromas of vanilla, custard creams and lively citrus. The palate is surprisingly full and oily with waves of coffee cream , spice and juicy lime. On the finish there is a delicate spicy prickle and lingering vanilla.
このバーボン樽熟成のシングル・グレーン・ウイスキーは、バニラ、カスタードクリーム、生き生きとした柑橘類の顕著な香りを持っています。味わいは驚くほど豊かで油っぽく、コーヒークリーム、スパイス、ジューシーなライムの波が感じられます。フィニッシュには繊細なスパイシーなトゲとバニラの余韻が残ります。
ガーヴァン蒸留所は1963年にローランドで創業したグレーンウイスキーを製造する蒸留所。ウィリアム・グラント&サンズ社が所有。アロスパス式1基、コフィースチル1基、そして最新の減圧式蒸留機が稼働。
1966~75年には敷地内にレディバーン蒸留所が稼働しモルトウイスキーを製造。現在はアイルサベイ蒸留所(2007年〜)が同じように敷地内でモルトウイスキーを製造しています。
グレーンウイスキーの年間生産能力は約1億リットル。とんでもない数字ですね汗
しかも敷地にある熟成庫では300万樽が保管できるそうな。とてつもない数です。
クリーム+オイリー+焦げ感 複雑で面白いグレーン
香り
クリーム、プリン、ほんのりナッツ
味
オイリー、柑橘を使ったケーキ、焦げ感、燃え滓
余韻
スパイシー、オレンジのアロマオイル、スモーキー
ドロップ・アップ(1滴加水)
オイリーさは少し穏やかになった感じ。でも香りも抑えめになってしまった。複雑さは健在。なんでこんなにスモーキーな印象を受けるんだろうか・・・?
得点 91点
こんなに複雑で面白いシングルグレーンはなかなかないんじゃないかなって思います。なんで「スモーキー」なの?笑
調べてみると、BBRがウクライナ向けにセレクトしてリリースしたカスク#532390は、Laphroaig Quarter Cask Finish(ラフロイグ・クオーター・カスク・フィニッシュ)と言う情報を得ました。
・・・まさかね?笑
でも、このボトルに使われた樽は、まさに連番となるカスク#532388と#532389。実は、#532390のようなフィニッシングがなされていたって言われてもいいぐらいやはりスモーキーです。
それとも隣に並んでたせいで香りが移ってきたのか??笑
・・・謎が深まりましたわ。奥深いものですねぇ。
何はともあれ、一飲の価値は十分あると思います。
武川蒸留酒販売さんのリンク貼っておきます。
それでは皆さん、良い夜を。
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