D's Whisky Notes

2021年12月22日水曜日

The Blue Sky Label Glen Elgin 1995

The Blue Sky Label Glen Elgin 1995

ザ・ブルー・スカイ・レーベル　グレン・エルギン1995

スコッチ・シングルモルト（スペイサイド）

ボトラー：モリソン＆マッカイ

年数：22年

カスクタイプ：ホグスヘッド

カスク#3188

ボトル総数：147

アンチルフィルタード

ナチュラルカラー

度数：50.5%（カスク・ストレングス）

輸入：ウィスク・イー

岡山のサカエヤさんオリジナル商品。「晴れの国・岡山」を象徴するウイスキー・レーベル。現在3本のボトルがリリースされています。

上の写真は、岡山のウイスキー・ラバーズさんで撮影させてもらったもの。なんや、このお洒落な感じは？笑

サカエヤさんのサイトから説明を頂こうと思います。

https://www.sakaeyahonten.jp/archive/5592

岡山発の新ボトラーズブランド！

ザ・ブルースカイ・レーベル

ザ・ブルースカイ・レーベルは青空の町から始まる物語。晴れの国岡山からボトラーズブレンドとして生まれました。1本のウイスキーが、山を越え、海を越え、国境を越え、いつの日か、語り継がれる物語となります。1杯のウイスキーとの出会いが、ありふれた人生の1ページを特別な物語に変えます。ウイスキーを愛する全ての人に幸福な青空の余韻をお届けします。

グレンエルギン蒸溜所はヴィクトリア朝の最後に設立されたスペイサイド蒸溜所。スムースで柔らかな味わいで、幅広い層の方々に親しまれています。
グレンエルギン1995はホグスヘッドの22年熟成。カスクストレングスボトリング。香りは芳醇な柑橘系アロマと豊かなモルト、バニラ、焙煎アーモンドが幾重にも折り重なります。味わいは上品でクリーミー。長い熟成期間を経て丸みを帯びた甘さがあり、瑞々しい梨と蜜入りんごのフルーティさ、マンダリンの心地良い酸味、蜂蜜、バニラクリームに穏やかなスパイスが見事に調和し、長い余韻へと続きます。

マノックモア、グレンエルギン、ダルモアの3本がリリースされているんですが、今回は量り売りでグレンエルギンをいただきました。

紅まどんなから始まる管楽器の大ボリューム

香り

紅まどんな、麦、バニラ

味

スムースな口当たり、クリーミー、バニラ、蜂蜜、王林、白桃、心地よいスパイス

余韻

スパイシーな余韻が長く続いて心地良い、後にりんご様の甘みが舌の上に残り非常に長い

ドロップ・アップ（1滴加水）

香りはバニラが強まるが、全体的に印象が薄くなる。が、口に含むと柔らかく口の中で味わいが爆発。隅々までクリーミーさやバニラ、オーキー、蜂蜜、林檎の蜜、そしてスパイスが行き届く。この感覚は奈良県天理市のバー・エイチツーさんで響21年を初めて飲んだ（その時はロックだった）感覚に非常に近い。これは面白い。

でもブレンデッドではなくシングルモルトのシングルカスクである分、オーケストラというよりも管楽器がすごいボリュームで鳴り響いてる感覚。

余韻はより繊細な感じに。ピリピリが断続的に続いていく。

グレン・エルギンは個人的に非常に評価が高い蒸留所で、品質に対して安心感があります。これまでもこのブログでは至るところで触れてますが、シングルモルトにしろ、ブレンデッドにしろ、グレン・エルギンは非常に良い活躍をしています。というか、個人的に好み。恐るべしです。