週末はもっと寒くなって、廿日市にもいよいよ雪が降る予報も出ています。
先月末に県北で吹雪の中、シラガホオジロを観察したのが思い出される。あれは寒かったwww
さて、そんな寒い師走。第1回 Hatsukaichi Whisky Freaks(以下HWF)を開催いたしました。このHWFとはなんぞや?ってところから説明したいと思います。
HWFとは?
「廿日市のウイスキー狂信者たち」
皆でお金を出し合って高価なウイスキーを購入し、そのウイスキーについて勉強しながら味わう集まりです。
わかりやすく言うと、ウイスキー好きが集まってボトルを購入して飲むと言うサークルみたいなものですかね。
私も主催者ということで(発起人ではない)、色々準備などさせてもらいました。
「シェリー爆弾」
第1回のテーマは「シェリー爆弾」。というのも、私が一番飲みたい気分だったのがシェリーだったので笑 次回以降は、参加者にもテーマを頂きながら進めていくつもりです。
このテーマに沿って、3本に絞ってそこから参加者で多数決を行って購入するボトル1本を決定しました。
それが、Glenfarclas 25年でした。
Glenfarclas Aged 25 Years
グレンファークラス25年
スコッチ・シングルモルト(スペイサイド)
43%
輸入:ミリオン商事
記念すべき、第1回に相応しいシェリー樽ウイスキーの王道の一つだと思います。個人的にも飲んだことがなかったボトルだったので非常に楽しめました。
グレンファークラス蒸留所
ゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」の意。スコットランド・ハイランド地方スペイサイドで1836年に創業。1865年にグラント家が蒸留所を購入して以来、6世代にわたり家族経営を続けるとともに、伝統的なスペイサイドスタイルによるウイスキー造りにこだわりつづける、現在では数少ない蒸留所の一つ。
グレンファークラスの仕込み水は、蒸溜所の背後にあるスコットランド最高峰のベンリネス山から湧き出る清廉な湧き水。山の中腹に独自の水源を持っており、良質な湧き水を安定して調達。 また原料となるモルトは、ピートを一切焚かないノンピートモルトを使用。
今では非常に珍しくなったガスバーナーによる直火炊き蒸留。かつて、より効率的で経済的な間接加熱も実験したが、それではグレンファークラスの個性が出せないと結論付け、昔ながらの直火炊き蒸留を続ける。現在、スペイサイド最大級、3対6基のボール型直火炊き蒸留器が稼働。
直火炊き蒸溜と並んで強いこだわりを持つのが、シェリー樽での熟成。非常に高価なシェリー樽だが、フィニッシュのみの使用は一切行わず、100%シェリー樽熟成を続ける。シーズニングのシェリーは、全ての種類を試した結果、最終的に行きついたのがオロロソシェリー。30年以上前から契約するスペインの生産者から、安定して良質なオロロソ樽の供給を受けている。また、1stフィルから4thフィルまでのオロロソ樽を使い分けることによって、さまざまな味わいを生み出し、幅広いラインナップを提供。10年ではリフィルの使用比率を増やし、ニューメイクの持つフルーティーさを、また25年では1stフィルをふんだんに使用し、濃厚なダークチョコなどの深いコクと余韻を生み出している。
熟成庫のスタイルも、100年以上前から変わらない。約10万樽のストックは、蒸留器に併設された背の低いダンネージ式熟成庫で熟成。40を数える熟成庫のサイズはまちまちだが、共通しているのは最大3段までしか樽を積まないこと。ベンリネス山から吹き降ろす風の影響もあり、天使の分け前は年間0.05%と非常に低く、ゆっくりと熟成が進む。グレンファークラスの個性の源は、熟成環境への変わらないこだわりにもある。
以上、出典Amazon.co.jp
字面で改めて見ると、とてもユニークな要素が満載で際立ってますね。素晴らしい。
シェリー樽ウイスキーの王道
25年は、革製品のような香りや青リンゴ、レーズン、少しトロピカルフルーツの印象。湿った森のような印象もあり、後半にかけてスパイシー。そして非常に長い余韻。まさに「王道シェリー樽ウイスキー」でした。
運営としては、手探りな部分が多く、もっと内容を固めなければならないなど反省点もありましたが、どんどん磨いていきたいと思います。
ご興味のある方がいらっしゃれば、当ブログへのコメントもしくはkusumo10dice@gmail.comまでメールをお願いします。
毎月開催する方向で調整中です。廿日市市での開催になります。
それでは。
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