コロンターフ(クロンターフ)
アイリッシュ・シングルモルト
40%
輸入:ウィック
まずは武川蒸留酒販売さんによる説明から。
ダブリンに拠を置くコロンターフ・アイリッシュ・ウィスキー社がクーリー蒸留所の原酒をアイリッシュ・オークの炭で濾過後、バーボン樽で熟成。シングルモルトは、3回蒸留の原酒をバーボン樽で穏やかに熟成させて造られるアイリッシュ・シングルモルト・ウィスキー。バーボン樽熟成由来のバニラの風味をもったエレガントな仕上がりです。商品名は、1014年の聖金曜日にアイルランドのダブリン近郊コロンターフで起きたアイルランド王“ブライアン・ボル”の“コロンターフの戦い”の勝利にちなんでいます。
コロンターフのオフィシャルサイトを発見。
ラベルにも書かれている"1014"というのがコロンターフの戦いが行われた年。コロンターフの戦いに関しては、以下を参照ください。
戦いClontarf (Irish :Cath Chluain Tarbh)は、1014年4月23日に、アイルランド東海岸のDublin 近くのClontarf で開催されました。 ブライアン・ボル、アイルランド上王が率いる軍隊を、北欧-アイルランドの<150の部隊からなる同盟に対抗させた。>Sigtrygg Silkbeard 、King of Dublin ; MáelMórdamacMurchada、King of Leinster ;オークニー諸島のシグルドとマンのブロディールが率いる海外からのバイキング軍。それは日の出から日没まで続き、バイキング軍とレンスター軍の敗走で終わった。戦闘では、ほとんどの指導者を含め、7,000人から10,000人の男性が殺害されたと推定されています。ブライアンの部隊は勝利したが、ブライアン自身が殺され、息子のマーチャドと孫のトゥールロホも殺された。レンスター王のムラハダの子とバイキングの指導者シグルドとブロディールも殺害された。戦いの後、ヴァイキングとダブリン王国の力は大きく壊れました。この戦いはアイルランドの歴史において重要な出来事であり、アイルランドと北欧の両方の年代記に記録されています。アイルランドでは、戦いはアイルランド人を外国の支配から解放する出来事と見なされるようになり、ブライアンは国民的英雄として歓迎されました。この見方は、アイルランドの英国統治時代に特に人気がありました。戦いはより批判的な観点から見られるようになりましたが、それでも人気のある想像力を保持しています。
アイリッシュを象徴する3回蒸留で作られたシングルモルト。なかなかの見応えのある素敵な味わいです。
麦芽もろみがダイレクト、
かつドライでゼスティな味わい
香り
もろみ、バーボンバレル、バニラ、アプリコット
味
スパイシー、ドライ、オーキー、麦芽
余韻
爽やかでドライ、ゼスティ、ライトでありながら複雑
ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはもろみ感が増す。口に含むとミントのニュアンスも感じられ、ドライさが際立つ。モルト麦芽の素材そのまんまって感じが強い。ここまで「裸」感の強いウイスキーもなかなかない気がしますね。ウイスキーの教科書を作るとすれば、どこかに入れておきたい一本。もろみの風味がダイレクトに感じられる、そんな一本です。
そういえば、別件ですが先日記事で書いた桜尾蒸留所からシングルモルトがリリースされるのは、「7月1日」だそうです。早とちりでした。失礼いたしました。 https://www.sakuraodistillery.com/ |
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