そんな大野自然観察の森は、年に一回行くか行かないくらいの場所ではありますが、心が赴くままに行ってまいりました。
久しぶりに行ってびっくりしたんですが、そこら中で鳥たちの声がして。忙しないってったらありゃしない笑
1m進むのにも苦労するって感じでした。本当に鳥だらけ。
ヤマガラ Parus varius |
そんなヤマガラが松の幹に隠していた餌を取り出していた様子が上の写真。こんなことするんだねー。そういえば以前、コガラPoecile montanusがこんなことをしていたのを見たことがあるなー。
コガラPoecile montanus |
マヒワ♂ |
マヒワ♀ |
マヒワの群れ |
マヒワ♀ |
なかなか低いところには降りてくれないなーって思っていると、上の写真の木の実を目掛けてたくさん降りてきてくれました。これはラッキー。
マヒワは、廿日市では吉和で冬によく見ていたのですが、大野で見るのは個人的に初めて。こんなところまでくるんだなー、それにしても騒がしいと思いました笑
マヒワの群れの下にキクイタダキRegulus regulusを発見。
キクイタダキRegulus regulus |
シジュウカラParus minor |
そうそう。ミソサザイTroglodytes troglodytesがいましたよ。写真には収められませんでしたが。高知にいたころは何度かお目にかかった日本最小の鳥の一つ。広島で確認したのは初めてでした。
ミソサザイ Wikipediaより |
そしてどうせならと、今日は「おむすび岩」まで登山してみることに。
おむすび岩 宮島を臨む |
しかし、このおむすび岩からは瀬戸内海が一望でき、宮島やその向こうがよく見えます。そして吉和方面もよく見えました。天気がよければ吉和のシンボル・冠山も見えるんだとか。今日は曇空で小雨がポツポツ来ていたんで、ちゃんと吉和の方を見てませんが、もしかして見えてたのかな??
大野自然観察の森から帰路に着いたころ、山道を車で降りていると「!?」ってなって車を止めて藪の中を見てみると、ヤマドリSyrmaticus soemmerringiiの♀に遭遇。
証拠写真程度でしか撮れてません。ヤマドリは、♂を2016年に隠岐島で見たことがありましたが、♀は今回が初めて。ライファーです。最初コジュケイBambusicola thoracicusかと思いましたが、見てみると身体の模様が全然違う。キジPhasianus colchicusの♀とも疑いましたが、まったく印象が違う。赤みがかった羽色。特に尾羽は赤褐色が強い。そして肉片みたいなのが目の上に見えます。これが決定的にキジ♀とは違う。
写真はまともにピントが合わずにまともに撮影できませんでしたが、車の中から結構な近くで観察できて非常に興奮しました。また会いたい。
ということで今日観察できた鳥は次のようになりました。
ヤマドリ、マガモ、カルガモ、キジバト、トビ、カワセミ(声)、コゲラ、オオアカゲラ、カケス(声)、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ジョウビタキ(声)、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、計24種。
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