Balblair Aged 18 Years
バルブレア18年
スコッチ・シングルモルト(北ハイランド)
ナチュラルカラー
ノンチルフィルタード
Alc.46%
輸入:ウイック
あれ、輸入が有限会社ウイックさんってことは並行輸入か?
バルブレア蒸留所は、創業1790年とハイランドではグレンタレット蒸留所に次いで歴史が古い蒸留所です。ゲール語で「平地の集落」という意味。1970年にハイラムウォーカー社が所有し、バランタインの主要原酒に。シングルモルトはなかなか市場に出回らない銘柄でしたが、1996年にアライド社からインバーハウス社に売却されてからはシングルモルトが市販されるようになりました。
映画『天使の分け前』のロケ地になったことでも有名。
現在はインバーハウス社のオーナー企業であるタイ・ビバレッジ社の所有となっています。
こちらがオフィシャルサイト。
そしてこちらが、日本の正規輸入代理店である三陽物産のサイト。
バルブレア18年はアメリカンオークのバーボン樽にて熟成後、1stフィルのシェリー樽(スパニッシュ・オーク)にて後熟。
Google Mapから |
蒸留所は、北ハイランドのエダートンという街に位置しています。東に行くとテインの街がありますので最寄りの蒸留所はグレンモーレンジィ蒸留所ということになりますかね。
どちらも訪れてみたい蒸留所の一つです。
古き良き時代を思わせるバニラ+ドライフルーツ、そしてゼスティ
香り
バニラ、洋梨、ドライフルーツ、スミレ、シナモン
味
ドライフルーツ、ハチミツ、バニラ、ダークチョコレート、革
余韻
フレッシュでゼスティ、年数の割には若々しく弾けるがそれが決して若さ由来のものではないことを感じさせる、枯れ草
ドロップ・アップ(1滴加水)
重たいウッディさを兼ね備えたバニラの印象が香る。味わいは少し苦味を帯びながらも相変わらず柔らかくて甘い。余韻はよりゼスティで弾ける。スパイシーで長い。ストレートよりは少しウェッティになる。なんだかオールドボトルを飲んだ時のようなドライシェリーの後味。これはある意味でクセになる
得点 89点
ふむふむ。この蒸留所からリリースされているボトルが非常に高評価を受けていることはよくわかる気がします。実に丁寧で、古き良き時代を感じさせる味わい。欲を言えば18年という熟成時間にあたり、もう少し「エレガントさ」が欲しい気がしますね。とても美味しいんですが、私のような若造を黙らせてしまうほどの納得感というか、満足感というか、圧力というか笑
ある意味ではそれらが少し弱いので、「物足りなさ」に繋がってしまっているような気もします。美味しいことは間違いないのですが、もうワンプッシュ欲しい。これは多分本当に私の欲でしかないのでしょうが・・・。
それでは皆さん、良い夜を。
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