The Glencairn Glass "BLUE"
グレンケアンは、言わずと知れた"The Official Whisky Glass"を謳うスコットランドのグラスメーカー。
以前から我が家にも透明グラスが1脚あるわけですが、今回この「ブルー」を購入しました。
透明グラスについては、2018年3月に記事にしてました。
グレンケアンのオフィシャルサイトは以下。
今回、なぜこの「ブルー」の購入を決めたかと言いますと、ウイスキー・マガジン・ジャパンさんの「テイスティングの儀式【前半/全2回】」、こちらを観てしまったからです。http://whiskymag.jp/tastingretuals_01/
イアン・ウィズニウスキ氏が、ウイスキーのテイスティングについて教えてくれているこの記事。その中で、「色による予断」を遮るために、あえて色が着いたグラスを使用することが書かれていました。記事に紹介されたグレンケアンのグラスは、ブラック・ゴールド・グリーン・レッド・ブルーの5色。
ウイスキー・マガジン・ジャパンさんより |
この豊富なカラー展開に心躍り、早速購入を検討。
が、日本国内のAmazonや楽天市場では取り扱いがなく・・・。
またまた、Amazon.co.ukで注文しました笑
購買というよりも輸入って感じが個人的にはするんですよ。。。輸送料が高くつくので、個人ではあまりやりたいことではないんですが・・・。
まー、何はともあれそんなこんなで無事にU.K.から我が家に届いた訳です。使い勝手は、透明のグレンケアングラス同様で、なんの支障もなく、ウイスキーの香りや味を楽しむのに相応しいと思えるグラスです。
肝心の色がわからない、という件はテイスティングの比較をしているわけではないので、いまのところなんの問題にもなっていません。また、ウイスキーの色がわからないというのは、確かに先入観みたいなのが薄れて新鮮でもあります。
「色」という情報は、思っている以上に訴えかけてくるものがあるんだな、ということに改めて気づかされている毎日です。
氏の言う「予断」ということを考慮すれば、「色」によって確かに「熟成年数」とか、「バーボン樽」が濃いのか「シェリー樽」が濃いのかとか。はたまた「カラーリング」がされているのかどうかとか。いろんなことを考えてしまいます。それらの「予断」が絶たれ、純粋にその液体の良し悪しに向き合えるという点で、非常に優れたグラスだと思います。
?それなら、陶器とか、色がついた他のグラスで十分じゃないか?と思う方もいらっしゃいますね?
いやいや、そもそもグレンケアン・グラスの形状あってのことですから。そこはごちゃ混ぜにしてしまってはいけないんです。
願わくはブルー以外のカラーも揃えて、一人でテイスティングのコンテストみたいなお遊びをしてみたいんですが。Amazon.co.ukの方でもブルー以外は見当たりませんでした。増してや、グレンケアンさんのオフィシャル・オンラインストアでも見受けられない、ってどういう状態?笑
ウイスキーの楽しさを改めて実感させてくれる、そんなグラスです。非常にありがたい。
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