2019年12月8日日曜日

野鳥観察記録 廿日市市御手洗川河口

毎冬、カモやカモメがたくさん集まる定点観測地・御手洗川河口に久しぶりに行ってきました。息子と一緒に1時間ほど鳥見。

ユリカモメ Larus ridibundus
イソシギ Actitis hypoleucos
オオバン Fulica atra
ホシハジロ Aythya ferina
いつもカモ類がたくさんいるこの場所ですが、今日は潮が干いていたこともあるのか、カモ類が少なく・・・。ホシハジロやヒドリガモ、マガモくらいしかいなかった。。。先月はオカヨシガモとかオナガガモ、ハシビロガモとかもいたんですが・・・。


この御手洗川河口にはたくさんのユリカモメが集まります。今日も100羽を超えるユリカモメたちが牡蠣棚の上で休んでおりました。身近で撮影できたユリカモメたちの可愛い様子をどうぞ。






猛禽類もいつもどおりミサゴとトビがみられましたが、ミサゴは何やら忙しそうに飛び回り撮影できず。トビは優雅に飛んでいた様子を撮影できたんですが、トビってよく見るとなかなか凛々しい表情をしているんですね。

トビ Milvus migrans


今日のハイライトは次の2種類。
まずはこの場所で初めてみたハマシギ。

ハマシギ Calidris alpina
同上
ハマシギは小学生のころ、高知では師匠とよく見ていたシギでしたが、広島に来て観るのは今回が初めて。10羽ほどの群れが沖の方から突然飛んできました。小学生以来だったので、ハマシギ観察は実に20年ぶり??こんなにハマシギって可愛い鳥でしたっけ笑

そしてもう1種類はズグロカモメ。毎年この干潟にはやってくれる絶滅危惧種のズグロカモメさんですが、今年も来てくれたんですね。本当にありがたい。

ズグロカモメ Larus saundersi


カニ依存度が異常に高いズグロカモメは、ユリカモメに非常に似ていますが、単独で干潟の上をカニを探しながら飛び回り、急に降り立ってカニを食べ始めるので、干潮の時間帯は非常に見つけやすいです。本当にカニ依存症です笑

今日も10分くらいの間に5匹のカニをパクパク。結構近いところまで来てくれて、息子も肉眼で観察していました。数年前に観た時は幼鳥or若鳥が多かったんですが、今日観た個体(3羽ほど)はみな成鳥だと思われます。毎年同じ子たちが来てくれているんですかね?ありがたい。今後もよろしく。ズグロカモメ見るとテンションが上がるんですよね。ユリカモメに比べて飛翔時に見える初列風切が白く見える(実際、初列風切の白い部分が大きい、黒い部分が小さい)んですが、それを見つけた瞬間に「!!」ってなる笑


ということで今日観察できた鳥は以下の通り。
マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、シロチドリ、ハマシギ、イソシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、イソヒヨドリ、ハクセキレイ。計20種。


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