「何よりあたたかい、奥行きがある音」
VOX AC30HW2X
自分が使っている機材を今一度、見つめてみようのコーナー第2弾。
今回はエレキの音を決定するアンプ。
このVOXのアンプは、Hand-Wiredシリーズという「手作り」アンプ。
詳しくはメーカーサイトhttp://www.voxamps.jp/products/Hand-Wired/をご確認ください。ALNICO BLUEというスピーカーです。これがまた音を良くするんですよ。
このアンプに出会ったのは3年前の京都。ぷらーっと三条あたりのアーケードにある楽器屋さんに立ち寄った際、試奏させてもらって一発で意識が吹っ飛びました。
その音の「あたたかさ」と「奥行き」。
音に包まれるということはこのことか。
大学時代はライブハウスにあるMarshall JCM2000がお気に入りでしたが、自分のアンプを手にしたいと色々と見て回っていた矢先の出会いでした。
思わず旅行先の京都で「購入で!」と言ってしまいそうでしたが、冷静に冷静に考え、Amazonで最安値が出るのを待って購入。僕の人生で一番「我慢」した出来事でしたね。
自分でいうのは恥ずかしいですが、いまだにこのアンプから出る一音一音に感動してしまいます。
出力は30Wでばっちりライブでも使えます。
ただし、重さも30kgあるので結構鍛えられます。
前の記事で書いたレスポール君との相性はどうかと言われると、正直僕には分かりません。しかし、音には存分に満足しています。VOXの癖もやっぱりかっこいいしね。
どんな音だと訊かれるても答えかねるので、詳しくはホソミチコミチの『Twice Up★』を聴いて確認してください。
歓喜の歌 (sound cloud)
https://soundcloud.com/taniguchirecords/kanki_no_uta
ムンクとアリス (sound cloud)
https://soundcloud.com/taniguchirecords/munk_and_alice
Lost Child (youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=zt7MhkdXb0c
「音作り」ってこれまた難しい。
このVOXさんには「NORMAL」と「TOP BOOST」という2つのチャンネルがあります。「NORMAL」には[VOLUME]のつまみだけで、後は[BRIGHT]のスイッチがあるだけです。「TOP BOOST」は[VOLUME]と[TREBLE][BASS]のつまみと[HOT/COOL]のスイッチがあります。あれやこれや3ヶ月ほど悩みながら音を作ってみましたが、結局のところ、“「NORMAL」で歪みはエフェクター”ってところに収まっています。
「NORMAL」のドライ音がこれまた泣ける。そして歪ませたときの音、踊れる。
そんなところでこれ以上にない買い物をした一つでしょうね。
さて、久しぶりにオフィシャル・ウェブサイトの方も更新しました。
ライブ情報をね。http://d-ksmt.net/liveinfo.html
12月28日(日)にライブ決まりました。五日市オクトパスにて、今年最後のライブです。
「オールスターズ主催 ウタゴエキツサオールスターズVOL.7 年忘れ特大号」
いっろんな方々が一同に集結する年忘れイベント。
是非よろしくです。
来年はまた楽しい1年にしましょうね。
では。
P.S.先週のウイスキー
「THE BLACK GROUSE」
スコットランドでもっとも愛されるブレンデッド・ウイスキーと評されるTHE FAMOUS GROUSEさんのブラックもの。JOHNNIE WALKERのブラック同様、ピート感が強く、スモーキーな奴です。しかし、この飲みやすさ。すっかりTHE FAMOUS GROUSEさんのファンです。
ブラック・グラウスというのは文字通り「クロライチョウ」
デザインがとってもいいですね。いやー見てみたいなクロライチョウ。
今週のウイスキー
「Marry Born」
ネットでたまたま見つけたブレンデッド・ウイスキー。まず名前がいい。
Marry=結婚
Born=誕生
なんともめでたい!!
という勢いだけで買った1本でしたが、これがなかなか良い仕事してるんです。口あたりはスパイシーで、以前飲んだ「スパイスツリー」を思い出させましたが、後はなんともマイルド。これで1本1000円代とは。ネット恐るべし。
今年も残すところ、あと1ヶ月。ウイスキーもあと3本くらいかな。
寝ます。