2018年11月28日水曜日

Johnnie Walker Black Sherry Edition


Johnnie Walker Black Sherry Edition
ジョニーウォーカー ブラック シェリーエディション
40%

思い返せば、ジョニーウォーカーブラックとの出会いからウイスキー呑んだくれ人生が始まった。「ウイスキーって美味しんだなー」と。そんなジョニーウォーカーブラックのシェリーな要素を強めた今作。程よいピート感に濃いシェリー感がグッと来て良い。


調べてみて初めて知ったのですが、今年の10月に発売されたばかりなんですね。我ながら目ざとい笑

https://www.kirin.co.jp/company/news/2018/0926_01.html

キリンビールさんの紹介によると、

「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 シェリーエディション」は、12名で構成される「ジョニーウォーカー」のブレンダーチームの一人、クリス・クラーク氏が、「ジョニーウォーカー ブラックラベル」の印象的な味わいである「スモーキーさ」、「甘み」、「ウッディさ(樽香)」のうち、特に「甘み」に着目し、シェリー樽で熟成した原酒を大胆に用いることで、「甘み」を表現した「ジョニーウォーカー ブラックラベル」の限定品です。

当社は、モルトだけで29箇所の蒸溜所の原酒を含み、多様な味わいを秘める「ジョニーウォーカー ブラックラベル」の持つ価値、特長が際立った限定品を発売することで、同商品の価値をお客様に改めて訴求するとともに、ウイスキー市場での「ジョニーウォーカー」ブランドの存在感を一層高めていきます。

中味について
「ジョニーウォーカー ブラックラベル」を象徴する「スモーキーさ」を感じさせつつ、プラムやイチジクのようなフルーティな味わいと、ダークチョコレート、コーヒーを連想させる余韻が長く続きます。「ジョニーウォーカー ブラックラベル」のブレンドでも重要な役割を担う「カーデュ蒸溜所」をはじめ、「ストラスミル蒸溜所」(いずれもスペイサイド地方)、「ブレアソール蒸溜所」(ハイランド地方)などから、12年以上熟成の原酒のみをブレンドしています。

パッケージについて
ジョニーウォーカーの特長である「スクエアボトル」と「斜め24度傾いたラベルデザイン」に、「シェリー」を連想させる赤みを帯びた色味をあしらったデザインです。

とのこと。

まさにおっしゃる通りで、従来の「ジョニ黒」と同一視することは極めて難しい。個人的には、「『ブラック』と『レッド』の間のような味わい」と言っておきたい。

黒すぎず、赤すぎず。
※もちろん、ここで言っている黒はジョニーウォーカーブラック、赤はジョニーウォーカーレッドのこと。

方向性としては、ゴールドやプラチナの甘みとは違う、やはりレッドよりの甘みかなと。

香りは、「ジョニーウォーカーブラック」。ウッディさが前に出ている気がする。奥に確かに感じられるピート感が、ブラックの香りを嗅いでいる至福のひとときを印象付けてくれる。「秋の匂い」って言った方がわかりやすいかなーとも。少しひんやりとする風の中で、何かが焦げたような匂い。

味わいは、ピートよりもフルーティな甘みが強い。シェリーと言ってしまって間違いないと思う。でもそれでいて複雑。スパイシーでもあり、塩っぽさも感じる。ライムのような柑橘。

余韻は、ピートが優しく全体を覆ってはいるものの、南米系のコーヒーっぽい感じ。浅めに煎れたコーヒーね。深く焦げ感のあるコーヒーではなく、あくまで浅い。ダークチョコレートっていう表現も納得。カカオ80%以上のやつ。

これだからブレンデッドウイスキーはたまんないね。


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