2021年6月14日月曜日

ウイスキーフロート


ウイスキーの飲み方は色々。ストレート、ハイボール(ソーダ割)、水割り、お湯割り、トワイス・アップ、私が勝手にやっているドロップ・アップ(1滴加水)、などなど。

そんな中で、「ウイスキーフロート」なる素敵な飲み方があることを最近知り、やってみた次第です。

What is ウイスキーフロート?
ウイスキーフロートとは、「ウイスキーが浮いているように見せる」ことです。ウイスキーは水などよりも比重が軽いという特徴があります。

よく言われるのはハイボール。美味しいハイボールの作り方は、
①グラスに氷を入れる
②ウイスキーを注ぐ
③静かに炭酸水を注ぐ
以上。決して混ぜたりしない、という手順です。要はウイスキーの比重が炭酸水よりも軽いので勝手に上がって混ざるという自然の摂理を利用したもの。

ウイスキーフロートというのは、まさにハイボールの反対。
①グラスに氷を入れる
②水や炭酸水を注ぐ
③静かにウイスキーを注ぐ
という手順になります。

すると、まるで水と油。ウイスキーが混ざらずに水や炭酸水の上に浮いているように見えて、なかなか美しい。

ちなみに上の写真はケンタッキー・ストレート・バーボンのJohnny Drum(ジョニー・ドラム)と水で作ってみたウイスキーフロートです。


ストレート→水割り→水(チェイサー)
この飲み方の最大のメリットは、飲むたびに味わいが変わっていき、ストレート→水割り→水(チェイサー)という状態を一杯のグラスで楽しむことができることでしょう。

それと、ストレートの状態も下にある氷のおかげで「少し冷えている」というのもメリットかな。

順調に飲み進めれば最後はただの水。これは私のようなチェイサーを求めるウイスキー飲みにとっては嬉しい飲み方。とは言え、普段はやらないかなーと思います笑

なぜなら、ストレートとチェイサーは別々のグラスで準備しますから!ってことですね。

しかし、この飲み方がおすすめなのは今からの季節、そう夏にはおすすめだと思います。普段はストレートで飲んで、チェイサーを飲むスタイルでも、夏は特に暑いので氷が欲しい。でも氷でウイスキーを薄めたくない・・・なんて方におすすめしたいスタイルです。

と言いつつ、高級なウイスキーをストレートでちびちび飲む派にはおすすめできないやり方であるのは否めないですかね。私もそういうウイスキーに対してはようしません笑


ちなみに上の写真はスコッチ・ブレンデッドモルトのWater Proof(ウォーター・プルーフ)をジンジャーエールでフロートにしたもの。ジンジャーエールとウイスキーの境目って分かりづらくて、見た目上は全くの「ジンジャーハイボール」ですね汗

でも口に含めば最初はストレート。最後はジンジャーエールなんです。んー、やっぱ分けて飲むかな笑


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