5.贅沢なウイスキーを味わいたいならGLENROTHES
この日の5杯目。Glenrothes 1990 aged 26 years(グレンロセス1990 26年 SIGNATORY VINTAGE)。48.9%。蒸留1990年9月24日、瓶詰2017年5月17日。ホグスヘッド熟成。カスクNo.19016。ボトルNo.102(全197本)。無着色。
スコットランドの有力インディペンデントボトラーズ、シグナトリー・ヴィンテージさんのカスクストレングス・コレクションから。以前からグレンロセスは、そのセクシーな舌触りや味わいから大好きな銘柄の一つ。個人的にスペイサイドモルトの中で一番オススメな銘柄です。そんなグレンロセスをシグナトリー・ヴィンテージさんが、素晴らしい状態でボトリングしたのがこの一本。1990年生まれということは、私の1歳下。私は瓶詰されてないので無事に30歳になりましたが笑
このグレンロセス1990は、とてもエレガント。官能的な余韻がやはり印象的で、かつホグスヘッド由来の甘みが心地よく、とろけそうな気分にさせてくれます。
Amazonや楽天市場には出ておりませんでしたが、武川蒸留酒販売さんに同じものが販売されていました。https://mukawa-spirit.com/?pid=125966263
6.勢いで頼んでしまったミーハーな奴www
6杯目はBig Peat The Japan Rugby Edition(ビッグ・ピート ザ・ジャパン・ラグビー・エディション)。50%。アイラブレンデッドモルト。いま思い返せば、ここからは完全な蛇足な気がする笑
いや、素敵な出会いだったのでそんなことは言うまい。このボトルが置いてあるのを遠目に見つけて頼んでしまった。だって、今回のラグビー日本開催を記念して作られた特別パッケージだもんね。これは飲んでおかないと。
ラグビー 、日本代表には感動させられましたよ。ラグビー のルールはさっぱり分からないですし、今までろくに観たこともなかったんですが、さすがに日本で開催されてて日本代表が頑張っている姿を観ない手はないと。毎試合チェックさせていただきました。そんでルールも結構覚えました。というか、ラグビーのルールってめっちゃ厳しいですね。中川家の礼二さんがよくやっている「ノックオン」の意味も今回初めてわかったんですが、前にボールこぼしちゃダメとか。。。まー野球で言うところの「エラー」なのかな・・・と解釈もしてみましたが。スクラムとかにも色々ルールがあって。感じたのはあんなに体と体のぶつかり合いみたいなスポーツなんですが、ルールはとても紳士的なんだなーと。やっぱり反則は反則。ファウルはファウルなんですよね。素晴らしい。
準々決勝で日本を下した南アフリカとウェールズの試合を今日も観させてもらいましたが、南アフリカ是非優勝してほしいですね。
さて、かなりラグビーに脱線しました(笑)が、このビッグ・ピート ザ・ジャパン・ラグビー・エディション。ラグビーを観ていたおかげで気付いたんですが、おっさん着用しているユニフォームは日本代表のものなんですね。ダグラスレイン社さんの「ビッグピート ワールドツアー」の最新作だそうです。
「ビッグピート」と言いますが、心地よいピートと塩味のバランスが心地よい1本。これまた素敵。
7.静かに燃える野心
7杯目はBenriach aged 10 years(ベンリアック10年 OB)。43%。
ベンリアックをいただくのは実に7年ぶりくらいですかね。懐かしい名前でついつい。ノンピートの素朴な甘さと静けさ。その静けさの中に燃える野心を感じさせてくれる、そんな1杯でした。
8.アイラ島の若き天才
Kilchoman Bourbon Matured Single Cask(キルホーマン バーボン・マチュアード・シングル・カスク OB)。冷却濾過なし、無着色。蒸留2011年6月30日、瓶詰2019年7月2日。56.1%。
長い夜のトリを飾ったのはキルホーマン。2005年にアイラ島西部に創立したこの蒸留所から、わずか15年足らずの間に素晴らしいボトルがいくつも世にリリースされています。
キルホーマンのフラッグシップブランド、Machir Bay(マキャーベイ)を飲んだのは買って何年前だろうか?
キルホーマン蒸留所のオフィシャルサイトがとにかくお洒落。
このバーボン・マチュアード・シングル・カスクは、8年もの。どうやらファーストフィルのバーボン樽で熟成されたそうで、マキャーベイっぽさがもっと強調されている感じですかね。ピート感と甘くて長い余韻。
日本もそうですが、世界中で新しい蒸留所がどんどん産声をあげている昨今。このキルホーマン蒸留所はそんな新鋭シングルモルトたちの、まさにフラッグシップモデルになるんでしょう。本当に素晴らしいブランディング。見習いたいものです。
日本もそうですが、世界中で新しい蒸留所がどんどん産声をあげている昨今。このキルホーマン蒸留所はそんな新鋭シングルモルトたちの、まさにフラッグシップモデルになるんでしょう。本当に素晴らしいブランディング。見習いたいものです。
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