Berry Bros & Rudd The Classic Range 'SHERRY CASK MATURED'
ベリーブラザーズ&ラッド クラシックレンジ「シェリーカスクマチャード」
スコッチ・ブレンデッドモルト
44.2%
先週の水曜日以来、実に1週間ぶりの記事になってしまいました。長い間、風邪をこじらしてしまって。ようやく熱やせき、頭痛も収まりウイスキーを美味しく飲めるようになった次第です。秋雨前線や台風の影響で先週などは日照時間も少なく。太陽光がないというのはなかなかにストレスですね。それと風邪を引いていたのは無関係ですが笑
8月が終わってついに9月。今年も2/3が終わり、あと4ヶ月で2019年も終わる。令和初の正月がやってくるわけですね。いやー早い。
先週くらいから急に涼しくなったかと思うと昨日今日は猛暑。残暑と呼ぶには暑すぎる気がするってくらい暑い。
今年は梅雨が長かったせいなのかミンミンゼミが9月に入っても鳴いていて、なんとなく感覚狂います。このあたりが風邪を引いた原因かな・・・。皆さんもお気をつけて。
さて、9月のトップバッターは、ベリーブラザーズ&ラッド社さんのクラシックレンジから「シェリー」。
まずは武川蒸留酒販売さんの紹介文。
https://mukawa-spirit.com/?pid=141630929
「クラシック」レンジはスコットランドのモルトウイスキーを語るうえで欠かせない「アイラ」、「スペイサイド」、そして「シェリーカスク」、「ピーテッド」の4種のスタイルのウイスキーにスポットを当てたブレンデッドモルトです。うむ。とてもわかりやすくて魅力的な紹介文ですね。これを見て思わず買ってしまったのですから笑
シェリーはウイスキーにラグジュアリーさを与えるシェリー樽由来のドライフルーツの風味が効いたスタイルで、スペイサイドモルトを軸に厳選されたシェリーバット熟成の原酒のみを使用。色は赤みを帯びたダークアンバー。香りはプルーン、レーズンの魅力あふれるシェリー樽由来のアロマが広がり、味はドライデーツ、ドライイチジク、マーマレード、ウッド、アーモンドが混ざり合い、非常に長い余韻が続きます。
BB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)社は、1698年創業の英国最古のワイン・スピリッツ商。1903年にエドワード7世より英国王室御用達を賜り、現在ではエリザベス女王とチャールズ皇太子からそれぞれ御用達指定を受けています。
無性に飲みたくなった「シェリーバット」
いや、「思わず」というのは嘘になるかな。8月某日、突然「優等生的なド直球のシェリーバットのウイスキーが飲みたい」という自分でも初めての気持ちに苛まれまして。マッカランやグレンファークラス、グレンドロナック、グレンロセス、ハイランドパークあたりのド直球なシングルモルトを色々考えて見た結果、「ブレンデッドモルト」だ!ということで、ここにたどり着いたわけです。
BB&Rのクラシックレンジ
「クラシックレンジ」は2018年春に発売されたシリーズで、武川さんの説明どおり'ISLAY'(アイラ)、'SPEYSIDE'(スペイサイド)、'PEATED'(ピーテッド)、'SHERRY'(シェリー)の4種類がリリースされています。これまで飲んできたボトルのどれをとっても素晴らしい品質のウイスキーを作りまくっているベリーブラザーズ&ラッド社さんですから、シリーズの他の3本も非常に気になるところです。特に「スペイサイド」が個人的には狙いたい。
ドライでウッディなフルボディなシェリーバット
まず何と言ってもその色が良い。濃い赤みがかったアンバー。まさに「赤いウイスキー」にふさわしい色合い。
香り
シェリー、ウッディ、赤ワイン、レーズン、ドライ
味
シェリー、レーズン、ドライフルーツ、アーモンド、タンニンっぽいヌメッとした舌触り
余韻
苦味を伴いながら長い余韻、少しスパイシー、ドライ
ドロップ・アップ(1滴水を入れる)をしてみると・・・。
香りはドライさが少し削られ居心地の良さを感じる。味はドライさがしっかり保たれ、ウッディが強調される。余韻はだいぶ柔らかくなる。
いやー、まさにこういうのを飲みたかったんです。さすがはBB&R!!イギリス王室御用達は伊達じゃないです。同社がリリースしているブルーハンガーや今年飲んだグレンエルギンなんかも素晴らしい代物でしたが、本当に感服します。まいった笑
おいしいってこういうことですね。
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