2019年1月18日金曜日

ウイスキーのデザインについて考える

ふと、思いついたので書いていきたいと思います。

そう。ウイスキーのデザインについて。

ここでいうデザインというのは、所謂「パッケージ」のことです。味をデザインするとか、ブランドをデザインするとかではなく。

というのも毎年ウイスキー of the yearなる企画を勝手にやっているわけですが、第1回のころから一緒に「デザイン of the year」も表彰してきました。

思うに、どんなウイスキーを買おうかなと思ってお店で眺めているとき、パッケージの洗練されたものとか、奇抜なものっていうのは目に留まります。以前はもっぱらそういう部分に惹かれて買っていたウイスキーも多かった気がします。最近は、お店よりもネットで購入することがほとんどになってしまったため、あまりデザイン云々を最初は気にしないようになってしまった感がありますが。


そもそも「デザイン of the year」なるものを始めようと思ったのは、第1回のデザイン of the yearに輝いたJohnnie Walker SWING(ジョニー・ウォーカー・スウィング)に出会ったことによります。


このボトルを飲んだのは2013年ですか。いやー、時が経つのは本当に早いですね。

当時のコメントで、「大好きなスコッチ・ブレンデッドのJohnnie Walkerから。ロッキングボトルでグラグラ揺れます。ただでさえ、大好きなこの味。それがこんなオシャレなボトルで楽しめるなんて。・・・贅沢だ。旅行に行くときはこれを持って歩こうと思う一本でもあります。」なんて言っておりますが、旅行に持っていったことはない笑

調べてみますと、「1930年代、大西洋横断の豪華客船のために造られたウイスキーです。船上で揺れても倒れないボトル形状が特徴的。」とのこと。https://www.amazon.co.jp/JOHNNIE-WALKER-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-750ml/dp/B005BLT1OE

このウイスキーを飲みながら、スウィングしていたいものです。


「デザイン of the year」を振り返ってみると、第2回はTHE NIKKA 12年でした。


ニッカウヰスキーの新境地を開拓したブレンデッドウイスキー。僕にとっては伝説の存在であるブレンデッドウイスキー「鶴」の後継者と読んでよいでしょうか?

THE NIKKA12年は、ニッカの美味しさがぎゅっと詰まった果実味が特徴のウイスキーです。ニッカさんのサイトによると、グッド・デザイン・アワード2015を受賞したそうで!https://www.nikka.com/products/blended/thenikka12/index.html

選考官、私と同じウイスキー好きなのでは?笑

しかもISC2017で金賞も取ってるのか。凄まじい。
https://www.nikka.com/products/isc/2017/

途中の段々になっている、しかも斜めってのがおしゃれなんですよね。でも最大の特徴はでっかいコルク。そのデカさと重さをいまだに覚えております笑


続いて第3回デザイン of the year受賞のBruichladdich Scottish Barley The Classic Laddie


陶器(?)のような素材で作られた独創的なボトル。丸っこくて可愛い。そしてこのターコイズブルー。もう、好き!笑

このブルーは他に例がない気がする。少なくともこれまで私が飲んだなかでは他にない。そしてこの頃からinstgramを始めた影響で、写真の撮り方もおしゃれっぽくしている笑

オフィシャルサイトも超おしゃれだった笑 
ぜひ観ていただきたい。
https://www.bruichladdich.com/


第4回はChivas Regal Revolve


これがまた抜群に美味かった。さすがはシーバス・リーガル。リヴォルヴの最大の特徴はドラクエのスライムみたいな形のボトル。そのボトル底が突起状になっていて、駒のように回転させることができる。息子と何回このボトルをまわして遊んだことか笑

いつ捨ててしまったのかはわからないけど、今は手元にございません。残念。このリヴォルヴは、たしか出張で東京に行った際、空き時間で立ち寄った酒屋さんでたまたま見つけてその形に一目惚れして購入して帰ったんだったっけ。それくらい衝撃的な形だったわけです。ボトルの中上ほどにあしらわれた曲線が、「回して」って言ってるような気がするでしょう?


2017年の第5回はBalblair 2003


ずんぐりとした独特のボトルで、これもコルクがでかい。このコルクはいまだに我が家にありますが、残っているコルクたちの中でも一際大きいです。
※我が家では飲み終えたウイスキーのコルクを集めて、息子と「きのこ」と称して並べて遊んでいます。

そしてボトルを入れる箱もまた素晴らしい。マグネット式でカチャッと閉まるやつ。1週間くらい、この箱にハマってました笑 バルブレア2003は、デザインもさることながら、その味わいも本当に素晴らしい逸品。はー、書きながらバルブレアが飲みたくなってきた。。。


そして昨年2018年の第6回、Glenmorangie NECTAR D’OR aged 12 years


洗練された流線型の美しいボトル。ですが、その形はグレンモーレンジィ全部そうなんです。よく御目に掛かる「グレンモーレンジィ オリジナル」もこの形です。

このヌクタードールさんがデザイン的にいかに素晴らしいかは、その箱にあります。

写真ではわかりづらいんですが、箱の表面が本当につるっつる!
ずっと触ってても飽きない感触なんですよ!このパッケージは本当に素晴らしい。一見在り来たりというか、普通っぽく見せておきながらの独特な、そして滑らかで心地よい肌触り。20歳でウイスキーを主に飲むようになってからまるまる10年が経とうとしておりますが、この感覚は本当に初めてです。味でもなく、見た目でもなく、肌触りに訴えかけてくる、そんなウイスキーがあるのか!度肝を抜かれたパッケージでした。

ということで、今回はデザインについて、私のデザイン of the yearを振り返りながら見てきた(というか感想をベラベラ述べただけ笑)わけですが、次回はデザイン of the yearには選ばなかったけれど、秀逸なデザインでいまだに忘れることができないウイスキーたちを紹介したいと思います。

(この思い立っただけの企画。ゴールがわかりません・・・汗)


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