2025年1月31日金曜日

Glen Rothes 1996 Aged 25 Years (Signatory Vintage Cask Strength Collection)


Glen Rothes 1996 Aged 25 Years 
グレンロセス1996 25年

スコッチ・シングルモルト
Signatory Vintage Cask Strength Collection
蒸留:1996年3月7日
瓶詰:2021年9月20日
カスクタイプ:ホグスヘッド
カスクNo.3147 + 3153
ボトルNo.74 (of 456)
ナチュラルカラー
Alc.50.9%
輸入:ボニリジャパン

患い続けた1月。まさかの「ドライ・ジャニュアリー」を行なっているような日々が続きました。まさか年明けのボトルを1月中にブログに投稿せずに2月に入ってしまうのでは!?と危惧しておりましたが、本日なんとか投稿できることになり安堵しております笑

さて、新年を迎えるにあたり毎年なかなか良い値段のするボトルたちを選んでまいりました。2025年はどれにしようかなぁと考えていたとき、ふとシグナトリー・ヴィンテージのカスクストレングス・コレクションを購入したことがなかった!!ということに気づき、この扁平な撫で肩ボトルが是非欲しいと思い立った次第です。しかし、どの蒸留所のものが良いかなぁと見ていた矢先、大好きな蒸留所の一つ「グレンロセス」の25年ものがあるではありませんか!!ということで即決した次第です。


シグナトリー・ヴィンテージは1988年創業のインディペンデント・ボトラーズ企業。エジンバラのホテルマンから転進したアンドリュー・サイミントン兄弟が設立したボトラーズで、G&Mやケイデンヘッドに次ぐくらいの勢力があった企業です。最近はボトラーズ会社がかなり増えてシグナトリー・ヴィンテージのポジションがどのあたりなのかは分かりませんが、以前から定評があるのは間違いないです。2002年にエドラダワー蒸留所を買収してボトラーズ事業だけでなく、生産者側にもなっています。

シグナトリー・ヴィンテージはアンチルフィルタード・コレクションなど、ボトラーズの中では比較的手を出しやすい価格帯のものが多く我が家でもこれまで結構購入して飲んできました。ただ、この扁平&撫で肩ボトルの高価格帯シリーズは、BARでよく目にする憧れのボトルの一つでもあり、いつかは購入したいと狙っていたものの一つです。


そしてグレンロセス蒸留所。1878年創業のスペイサイドの雄であり、エドリントン・グループが所有する、私にとってはザ・フェイマス・グラウスの根幹でもある蒸留所。この蒸留所のことについて、改めてここでツラツラと書くのも気が引けるので、分かりやすく端的に言いますと私の中でグレンロセスのシングルモルトは「とてもセクシー」なんですよね。ん?逆に分かりづらいか??笑



華やかでウッディ、ビターな余韻
香り
スウィートバニラ、明るい色の花、マンゴー、青リンゴ、ラズベリー、モルティ、紅茶、クルミ、若干オイリー

ビスケット、ビターチョコレート、キャラメル、蜂蜜、ウッディ、革

余韻
3段階に広がり長い、心地よく華やか、木の皮、思いのほかビターでドライ

ドロップ・アップ(1滴加水)
香りはより甘くなる。味はドライさが増して少しヒリヒリ。余韻もゼスティでビター


評価 A
今年は「得点」ではなく、ABCランクづけにさせていただきます。というのも、得点だとどうしても過去のボトルと比較して相対的なようで絶対的な、なんだか曖昧な評価を付けざるを得ない状況に昨年悩まされまして。ちょっとオブラートに包ませていただきたいと思います。

総じて、評価は「A」で、得点で言うと90-95点といったところですね。もう少し「セクシー」さがあればなぁと求めてしまうのは男の性(サガ)ですかね。個人的な趣味でしょうね笑

ただ、加水はしないほうが吉。カスクストレングスのこの度数ならではの逸品と言えるかと思います。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月30日木曜日

ウイスキー of the year の復習

はい、病み上がり(切ってはいない)のDです。

毎年の年末恒例となっている「ウイスキー of the year」ですが、思いの外多くの方々に閲覧いただいているようで。有難い限りです。

今日はこれまでの当企画の受賞ボトルたちを、備忘録的に(というか完全に自分のために)まとめておきたいと思います。結構、忘れてしまうので笑

◾️ボトル of the year
企画の中でも最も重要といいますか、根幹といいますか。過去の金賞、銀賞、銅賞をまとめておきます。

金賞
2013Bushmills Original
2014The Balvenie Signature 12年
2015The famous grouse celebration blend, decanter
2016Highland Park 18年
2017OCTOMORE ochdamr-mor EDITION:07.2
2018Blue Hanger 9th Limited Release(BBR)
2019Bunnahabhain MOINE
2020Redbreast 12年
2021Cragganmore 25年
2022Springbank Cask Strength 12年
2023Old Pulteney Single Cask 2006 16年(BBR)
2024Arran Private Cask for Whisk-e Ltd. 2014 / 3115 7年

まずは金賞。もはや自分でも意外なんですが、初代金賞はアイリッシュのブッシュミルズ オリジナル。他は2020年にレッドブレスト12年が受賞している以外はものの見事にスコッチですね。

銀賞
2013Benriach 12年シェリーウッド
2014The Naked Grouse
2015The Glenrothes Select Reserve
2016Johnnie Walker Green Label
2017Craigellachie 13年
2018Bruichladdich BERE BARLEY 2008
2019The Double Single (Compass Box)
2020Old Particular Braeval 15年(Douglas Laing)
2021Over An Islay Rainbow 2016
2022Glenmorangie Signet
2023Artist Collective Bunnahabhain 11年 2007
2024Lost Distillery Classic Selection Dalaruan

続いて銀賞。スコッチしかない笑

銅賞
2013Lagavulin 16年
2014Tomintoul 10年
2015Strathisla 12年
2016Royal Brackla 12年
2017Smokey Joe
2017The Glenlivet Nadurra First Fill Selection American White Oak Cask
2018Kininvie 17年
2018James Eadie’s TRADE MARK ‘X’
2019The Game Of Thrones “The Night’s Watch” Oban Bay Reserve
2020The Speakeasy Lowland Blended Malt(Douglas Laing)
2021The Naked Grouse
2022響ブロッサムハーモニー2022
2023THE SINGLE CASK FOR WHISKY LOVERS Caol Ila 2008 Aged for 13 Years 1st fill PX Octave The Blue Sky Label
2024The Perspective Series No.1 25年(Berry Bros. & Rudd)

そして銅賞。2017年と2018年は銅賞が2個あるので見づらいですが、こんな感じですね。2022年の「響ブロッサムハーモニー2022」が唯一のジャパニーズで他はこれまたスコッチ。

我ながら、ここまで偏っていたのか。。。でも、完全に嘘がないことははっきり言えますね。これはもう好みだから仕方がない。そんな中に入り込んだアイリッシュ2本とジャパニーズ1本が如何に偉業か!!笑

・・・まぁこんな企画が12年も続いていることが一番びっくりですが笑
健康に感謝ですね。


今回は「ボトル of the year」だけを確認しました。気が向いたら、他も見てみようと思います。(多分しないと思います笑)


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月29日水曜日

マイコ⚫︎ラズマで倒れておりました

あっという間に1月が終わろうとしております。恐ろしい。

当ブログもご無沙汰になってしまっておりましたが、何を隠そうマイコ⚫︎ラズマで倒れておりました。

今月初旬にインフルエンザA型を患い、それが治ったかと思うと急に39度超えの発熱。インフルエンザよりも熱が高い!ってびっくりして平日にかかりつけ医の所へ行くと「マイコ●ラズマ」で気管支炎という病名を言い渡されて今日に至ります。

ようやく動いて外に出れるようになったのが今日。インフルエンザやコロナ同様にマイコさんも非常に流行っているそうです。皆さんもくれぐれもご注意を。

ということで、今月はついに畑に1回も行けておりません汗
大豆はお義父さんたちが収穫してくれたようで助かりましたが。大麦はどれくらい育ったかなぁ。麦踏みをもう1回しないとなぁと思っているところです。

そんな踏んだり蹴ったりな中、明るいニュースもありました。
それはメダカの稚魚が無事に孵化し、スクスク育っていること。


昨年も何度か卵を発見しましたが、今年はちゃんと卵を隔離して別の容器で育てようと思いまして。今では5匹の稚魚たちが仲良く泳いでおります。

ただ、本当に小さいですね汗

大人たちの水槽に移す日はまだまだ遠い未来。無事に大人になってくれることを祈ります。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月14日火曜日

バードウォッチング:御手洗川河口+八幡川河口

ズグロカモメ

昨日はようやく、体力も戻ってきたかなーということで畑に行こうと思っていたのですが、どうやら山の方は雪の気配があり急遽近所のマイフィールド(MF)で鳥見を行うことに。

と言っても、今年初めてのMFでしたのでどんな鳥に出会えるか楽しみな状態で向かいました。

同上

まず向かった御手洗川河口で今年も無事に確認できたズグロカモメ。成鳥冬羽のようです。以前は幼鳥もよく混じってたのですが、みんな大きくなったのかな?2-3羽ほど確認できました。相変わらずカニに夢中で、動きを見ていたらすぐに見つけられます。表情がかわいいですよね。どう考えても笑

ユリカモメ

カニを探して飛び回っているズグロカモメとは対照的に、人から餌付けしてもらっているユリカモメたち笑 この光景もこの御手洗川河口の冬の風物詩です。

ホオジロ♀成鳥

河口周辺の藪の中から飛び出てきたホオジロ。数羽の群れがいたようです。幼鳥も可愛らしかったです。

シロチドリ♀

今年はシロチドリハマシギの越冬数が例年に比べて多い気がします。至る所をちょこちょこ歩いておりました。

オオバン

オオバンもよく見ると動きが可愛いですよね。水鶏(クイナ)の仲間だなぁって感じる仕草をよくしてくれます。


そして移動して八幡川河口へ。カモメ類をお目当てに行ってみたのですが、セグロカモメが数羽いたくらいで結構すっからかんでした。反面、シロチドリとハマシギはこちらにも多数おりました。

シロチドリ♂

ハマシギ冬羽

激しく顔を洗うイソシギ

イソヒヨドリ♀

そんな感じで合計2時間程度でしたが、久しぶりの鳥見を楽しめた3連休最後。健康に感謝です。

この日確認できた鳥の種類
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、ドバト
計35種(外来種含む)

という内容でした。個人的にはズグロカモメを間近で長々と観察できたのがハイライトですかね。これからもMFに来ていただけることに期待。


それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月12日日曜日

インフルエンザで倒れておりました

明日は成人の日なホリデイ。

・・・表題の通りで今週は火曜日から発熱があり、水曜日にインフルエンザA型であることを通告され本日まで大人しく日々を過ごしておりました涙

実際金曜日までは発熱があり、MAXで38.5度。全国的に猛威を奮っているとのことで我が家も例に漏れず全滅してしまいました汗

今日はようやくお医者さん的にも私の体力的にも外に出れるようになったということで、久々に少しお出かけ。まずお目当ては今年はメダカたちの次世代を育成しよう(かなり大袈裟www)と思い立ち、卵・稚魚を隔離して育てることができる環境を整えるために諸々買い足し。

昨年の12月くらいから、卵が水草に付いている光景は何度か見ていたのですが、現在のフィルター環境では稚魚を吸い込んでしまう恐れがあるのと、メダカは大人たちと稚魚を隔離しないと食べられてしまうらしく、稚魚を守るためにも卵の段階で隔離することに決めました。

そして、今日簡単にその環境を整え、メイン水槽と卵・稚魚用水槽の2本体制に無事変更。水草に付いている卵は全部で7個ほど確認でき、中には目や脊椎あたりが出来上がっている個体も目視できました。


そして・・・


昼間に環境整備が終わった数時間後の夕方。卵・稚魚水槽を覗くと、「ん?1匹赤ちゃんが孵化してるじゃないか!!」

あまりに小さくて写真に撮影することはできておりませんが、メダカ稚魚第1号無事に誕生。まさか整備初日に孵化するとは。まさに赤ちゃんたちからしても「待っていた」って感じだったんですね笑

今は底の方でほぼじっとしております。他の卵も無事に孵ってくれることを祈るばかり。数日の間は餌なしで大丈夫ですが、慌ててAmazonで稚魚用のパウダー状餌を購入しました汗

とまぁ本日はこんなメダカな一日でした。明日は少ない時間になりそうですが、久しぶりに畑に行ってみたいと考えております。

https://amzn.to/40ah1eV

それでは皆さん、良い夜を。

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2025年1月5日日曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

ということで、2025年になりましたね。今年は昨年以上に忙しい一年になりそうです。いろいろ計画的に進めていかないと、身体が追いつかないかもしれないので、しっかり段取り良く進めて行こうという所存です。

この年末年始は、1年ぶりに故郷に帰ってゆっくり過ごすことができました。大袈裟な言い方かもしれませんが、自分のルーツとなる街で過ごす時間というのはやはり違いますね。親戚の子どもたちの成長した姿も見ることができて嬉しかったですね。

皆が無事に生活できていることに本当に感謝感謝です。


話は変わりますが、年末年始で本を2冊購入しました。

「ウイスキーコニサー資格認定試験教本 中巻 スコッチ編 2025」

5年ぶりに改定されました。世界中で新興蒸留所ブームですが、本場スコットランドもその例外ではありません。勉強しないといけない内容がまだまだ盛りだくさんです。この本でまた一から勉強に励もうと思います。

「世界で一番美しいフクロウの図鑑」

以前から愛読している「世界で一番美しい鷲の図鑑」と似たようなタイトルのこの本。猛禽類好きとして、気になっていた本ですがついにポチってしまいました笑

約50種類のフクロウ類について詳しく書かれている本なのですが、世界には250種ほどフクロウ目の鳥がいるので、物足りないなぁって思っていたのですがもう気になって気になって仕方なく笑

今年はアオバズク以外のフクロウにも出会えるようにしたいなぁと思います。行動あるのみ。


そんなこんなで今年もマニアックな話ばかりになってしまうと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。


それでは皆さん、良い夜を。

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