2026年8月25日火曜日

ウイスキーラベルに描かれた鳥①ザ・フェイマス・グラウス その壱

皆さん、こんばんは。度々ブログをサボっている楠本です笑 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?今年は酷暑がすごいですね。35度以上の猛暑日がまるで当たり前のように続いておりますが、熱中症などにはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

さて、今回からは久しぶりの「シリーズもの」をと言うことで、私が「マスターオブウイスキー」の1次試験にて提出させていただいた論文「スコッチ・ウイスキー ラベルに描かれた鳥」の内容を共有しながら、論文では書けなかったアイリッシュやアメリカンなどの「ウイスキーラベルに描かれた鳥」を追加で紹介させていただこう、というものです。

予めお断りしておきたいのですが、マスターオブウイスキーの論文としては「過去一番ウイスキーに関係がない」と言う土屋守さんのお墨付きです笑 なので、本当に鳥の話がメインになりますことをお詫びしておきます。

さて、早速ですが第1回ということで、論文でも最初に触れた「ザ・フェイマス・グラウス」シリーズを書き綴りたいと思います。


何を隠そう、私が最も愛しているウイスキーシリーズと言って過言ではない雷鳥さんたち。上の写真も、もちろん我が家で撮影されたものです。

まずはTHE FAMOUS GROUSEについて紹介いたします。
※これ以降は論文の本文そのままのところもありますので、でます調ではなくなる箇所があります。
  • 1897年にマシューグローグ社が完成させたブレンデッドウイスキーブランド。
  • 当時、ハイランドには夏になると上流階級の人々が多く訪れた。
  • ゴルフや釣り、そしてグラウス・シューティング(雷鳥狩り)が大流行。
  • 「ザ・グラウス・ブランド」は発売から数年で売上が急増。
  • 人々はこのウイスキーのことを「あの有名な(フェイマス)雷鳥のウイスキーをくれ」と言うようになり、ブランド名を「ザ・フェイマス・グラウス」に変更。
  • イギリスに生息するアカライチョウ、クロライチョウ、ライチョウ、ヨーロッパオオライチョウのうち、「ザ・フェイマス・グラウス」ブランドの象徴ともなっているのがアカライチョウである。
はい。こんな感じで続きます笑


アカライチョウ(Red Grouse)Lagopus scotica
キジ目キジ科ライチョウ属

全長37-42cm。グレートブリテン島、アイルランド島固有種。ユーラシア大陸に広く分布するカラフトライチョウ(Willow ptarmigan)L. lagopusの亜種L. l. scoticaとする説がもともとは有力であったが、近年では別種として扱われている。スコットランドでは猟鳥(ハンティングの対象となる鳥)であり、同ブランドができるきっかけにもなっている訳だが、日本人にとって「雷鳥」は、日本アルプスに生息しているライチョウ(Rock Ptarmigan)L. mutaを指し、絶滅危惧ⅠB種かつ国の特別天然記念物にも指定されており、狩りをする対象ではない。しかし、スコットランドの国鳥(法的に定めらてはいない)でもあるこのアカライチョウは生息数も安定しており、日本人の感覚からすれば日本の国鳥であるキジ(Common Pheasant)Phasianus colchicusに近い存在であると考えられる。実際、高山にのみ生息するライチョウと違い、アカライチョウは草原を主な住処としており、ハンティングの対象としても狙いやすいと思われる。ハンティングは、解禁される8月12日から12月の間で行われ、ハンティングが許可されているエリアでは、ハンティング対象のアカライチョウが他の捕食動物(キツネやオコジョ、カラスなど)に捕食されてしまわないように厳重に管理されている。しかし、ハンティングという人間の道楽を目的とした野生生物の行動管理については、動物保護団体との軋轢を大きくし、英国内でも議論が耐えない話題の一つだそうだ。そんなアカライチョウは、同シリーズの定番品である「ザ・フェイマス・グラウス(ファイネスト)」で発売当時から使用されている。近年では「カスク・シリーズ」にも採用されており、やはり同ブランドの看板鳥である。

・・・はい。ということで今日はこの辺で。皆さんお腹いっぱいやと思いますし笑

こんな感じの企画が続きます。悪しからず、お付き合いくださいまし。

それでは皆さん、良い夜を。

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