Cutty Sark Aged 12 Years
カティ・サーク12年
スコッチ・ブレンデッド
Alc.40%
輸入:マツダ
カティ・サークのオフィシャルサイトはこちら。
我ながら今更なんですが、12年を購入したのは今回が初めて。
もともとカティ・サークを1923年に完成させたのはロンドンのBBR(ベリー・ブラザーズ&ラッド)社。アメリカ市場向けにマイルドでライトな仕上がりで、無着色というのも売りのブランド。
ブランド名は中国から紅茶を運んだ高速帆船(ティークリッパー)であるカティーサーク号が由来。ブランド権は長らくエドリントン・グループが握っていましたが、現在はフランスのラ・マルティニケーズ社が所有しております。なので現行品は同社が所有しているグレンマレイ蒸留所(モルト)やスターロー蒸留所(グレーン)の原酒が主なのだろうな、とか思うのは深読みかもしれません。
ふむふむ。最近、嫁さんの影響で紅茶も良く飲む私にとっては、当時の中国紅茶も非常に気になりますね。そもそもイギリスって中国の紅茶が欲しかったんですもんね。
それが今ではインドやスリランカの紅茶が日本国内でも「紅茶」の主流になっているなんて、歴史はややこしいものです。
・・・まぁ、この辺はあまり深入りしないようにします。
香り
軽やかなフルーツ、キャンディ、ベッコウ飴、ビスケット、革用のオイル、ヘーゼルナッツ
味
ライト〜ミディアムボディ、さっぱりしたバニラ、ほんのりスパイシー
余韻
あっさりしているがやや長め、後半にかけてスパイスが強まる
得点 85点
ライトなのかと思わせて、なかなか味わい深い。これが12年熟成の成せる技なのかもしれませんね。ストレートでもソーダ割でも美味。さすがは私の大好きなBBR社が作った銘柄です笑
カティ・サークのノンヴィンテージ(NV)とは全くの別物といった印象ですね。同じシリーズとは思えない。思えば、カティ・サークは以前飲んだプロヒビションとかも美味しかったしなぁ。
正直、NVはあまり好みではないのですが、それ以外のシリーズは一目置いておいた方が良いのではないかと思われます。隅に置けないやつです笑
それでは皆さん、良い夜を。
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